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2014年1月29日 (水)

スライドトーク「インド〈Tarabooks〉の愉快な本づくり」

 1月14日に「インドな絵本紹介『水の生きもの』『TSUNAMI』」を書いたそのすぐあとの恵文社のTwitterで、一乗寺店で1月26日に「インド〈Tarabooks〉の愉快な本づくり」というイベントが行われることを知った。以心伝心というわけではないが、なんというタイミング! それで、私はやっと、『水の生きもの』の手漉き・手刷りでつくったチェンナイの工房と、『TSUNAMI』のtaraBOOKSが同じものだと知った。
 このイベントでは、第1部で装丁家・矢萩多聞(やはぎたもん)さんが南インドのタミルナドゥ州のチェンナイにあるTarabooks(大文字小文字の表記がいろいろばらついているのだが、建物の看板をみるとどうやらこれが正確らしい。しかし、ホームページの表記はちがうんだよね???)を訪れた時の様子をスライド付きでお話をしてくれた。第2部は矢萩さんと京都の出版社ミシマ社の三島邦宏さんとの対談で、Tarabooksやいろいろな出版のことを語っていた。2人とも、いままで全く知らなかったのは、なんたる不覚。とても嗜好のあった面白い話だった。
 インドの出版社というと、なにか雑然としたむっさいイメージを持ってしまったが、まったくちがっていた。南インドの輝く陽光のもと、白い新しく美しいスタイリッシュなビルが建っていた。1階がゆったりと面展示が多い本屋、2階がワークショップもできるミーティングルーム。3階が編集部でアップルのコンピュータも鎮座している。郊外には手刷りを行っている印刷所があり、隣には社宅があって、職人さん達が共同生活をしている。代表のギータ・ウルフさん(女性)は、日ハール州のミティラー画、マディヤプラデーシュ州のゴンド画、マハラシュトラ州のワルリー画などの描き手であるアウトカーストの少数民族の人たちといっしょに作品を生み出している。出版社と印刷所が一つになって、内容も仕上がりも質の高い本を創っている。こういう出版社があったのかと、感動ものだ。
 矢萩多聞さんも知らなかったが、面白い人だ。最近はネット情報が豊富なので、調べるとホームページやTwitterが発見できる。バンガロールにも事務所があり、年の半分はインド、半分は日本の往復らしい。全く知らなかったといったけど、Twitterサイト「indo.to」を運営している人だったのだ。フォローしているのに気がつかなかったよ。

 最近改装して出来た恵文社一乗寺店のcottageは、店の奥の秘密基地のようで、50人くらい入れるフリースペース。中庭もあってステキにいい感じ。今回のイベントではTarabooksの物販以外にもチャイやインドビール、スナックの物販もしていた。終わった後、あちこちで談笑していたが、もしかして半分くらいは出演者等のゆかりの人たちだったのかしら?

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