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2014年1月 4日 (土)

ある防災事情

 ちょっといつものネタと毛色がちがうのだが。
 この年末年始に帰省をしてきた。実家は和歌山の田舎なのだが、1年に1回帰る度にいろいろなことが少しずつ変化している。自動車道が延長されたり、チェーン店が増えたり、田んぼに家が建っていたり。
 そして東日本大震災以降、目につく変化が防災事情だ。南海・東南海地震が起こると、和歌山はモロに津波をかぶってしまうのは地元も以前からうすうす自覚していたところだろうが、東日本大震災の映像でとても現実感をおびてきた。和歌山の海沿いはひろい平野がなくて、比較的すぐ小高い山がある。まず、崖崩れ・山崩れのあるそうな場所にコンクリートの防災壁が出来た。集落や山道のあちこちに海抜表示の看板ができた。家の近所のもともとある山の道(山頂に小さな城址がある)やみかん畑へ続く道は、とてもローカルな「ハイキングコース」になっていたが、「避難路」という看板も付け加えられた。なんか、登ってくる人も増えたらしい。
 そして、今回帰省した折には、以前山道があったが畑に行く人が減って埋もれてしまった道を整備したり、新たに切り拓いて避難路が増殖しつつあった。現在進行形で、まだ伐採だけしたところとか杭打ちだけの場所もあったが、1メートル幅ぐらいのコンクリートの坂道をふもとから何本も作っていた。かなり急勾配もところも、階段は作らず坂道にしているのは、あとで聞くと、リヤカーで荷物を引き揚げる想定らしい。確かにお年寄りの多い過疎地域、足下のおぼつかない人も多いので、それは荷物だけでなく、人を運ぶにとっても有効な手段だ。車道はもっと道幅が必要だし、車は動かなくなったら障害物以外なにものでもない。それに、山のあちこちに人が溜まれそうな小さな空き地もできつつある。(昔、みかん畑だったけど、栽培しなくなって、放置されている場所とか) 家が集まっている地域はだいたい海抜10m以下、津波到達までに駆け上がれそうな近所のみかん山は海抜20〜40mあり、身近で実際的な庶民の防災事情だ。
 和歌山は、海沿いの海抜10m以下の場所に鉄道も国道も交通機関が集中している。もし、大きな津波が起こったら、交通が壊滅状態になる可能性が大きいので、遠方からの援助はあまり期待できない。自分たちでなんとかしなければならない。みんな何となく、そう考えているのだろうな。

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