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2012年9月 8日 (土)

マンガ『萩尾望都作品集 なのはな』(単行本)

 『萩尾望都作品集 なのはな』萩尾望都著 (小学館)
 雑誌掲載時にブログに記事をあげたが、震災から1年を過ぎた2012年3月に、その後の放射性物質擬人化のSF3部作と描き下ろしの『なのはな –幻想『銀河鉄道の夜』-』をあわせて単行本として発行された。望都サマの作品はだいたい雑誌「フラワーズ」掲載時に読んでいるので、単行本が出たときあらためて感想を書くのをつい忘れてしまっている。
 この単行本、装丁がとても凝っている。カバーは白で銀の箔押し、無地の型押し、文字は黒、帯と遊び紙はマットな銀の紙、後ろの遊び紙と表紙3はその紙に白抜きの菜の花が描かれている。地味だがとても贅沢。そして、そのカバーをとると、鮮やかな菜の花の黄色が目にしみる。
 『なのはな』も『なのはな –幻想『銀河鉄道の夜』-』もなんど読み返しても、泣けてくる。静かな怒り? 怒りというより切なさ? 放射性物質擬人化のSF3部作は、人間が愚かさを抜け出すのは並大抵の覚悟ではできないことを感じてしまう。主義主張を声高に叫ぶ作品よりも、ひとりひとりに考えることを与えてれくる静かな深い作品だ。

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