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2012年7月

2012年7月28日 (土)

維新派「夕顔のはなしろきゆふぐれ

 響きのいいすてきなタイトル。29日で千秋楽を迎える今年の維新派の演劇は、神戸・三宮のデザイン・クリエイティヴセンター神戸で開催された。デザイン・クリエイティヴセンター神戸は、元神戸生糸検査所を改修したもので、実はまだオープンしていない。8月にオープン予定の建物で、まだプレオープンの行事となる。今回は野外ではないが、いつも「こんな場所にこんなところが!」というところに連れて行ってくれる。
 私が行った日は、昼頃にスコールのような大雨があったが、19時の開演にあわせて神戸に向かう頃にはやんでいた。この時期野外だったら、大変かも。舞台は野外ではなかったが、おなじみの屋台村は屋外のスペースに展開していた。1時間前ぐらいに着いて、腹ごしらえをする。定番もあるけど、少しずつ違うメニューが入っている。屋台村の入り口に始発の時刻表がはっていた。。
 今回の舞台は白と影が印象的。ちょっと「ナツノトビラ」を想い出す。席は、前から2列目のほぼ真ん中へん。すごい、いい席! がんばってとったかいがあった。開演前や閉演後は写真OKといってくれたので、奥行きが深い舞台をとらせてもらう。このシンプルな白い空間で不思議な時間を過ごす。いつもながら、「どんな内容?」と聞かれると、ストーリーがあってないような感じですごく困るが、一見にしかず。

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2012年7月18日 (水)

映画『ロボット』

 ロードショー館Tジョイでインド映画を観れるとは思わなかった! いや、ラジニカーントすごい!! でも、早く行かないと終わってしまうかもしれないと危惧して、公開1週間ほどして急いで行ってきた。案の定、週を追うごとに1日の上映回数が減っていき、京都での公開は4週間ぐらい?だった。
 コンピュータに強いインド、CGも大好き! でも、歌って踊る事も忘れずに、なかなか大ウケな、でもちょっとホロリとさせるところもあるエンターテイメントな映画だ。でも、あれ? 公開前にmixiのインド映画のコミュニティであのマチュピチュで踊るって聞いていたのにそのシーンがない? あとでパンフをみてみたら、3時間近くの尺を日本公開用は139分にカットして公開したらしい。そのカット部分のほとんどが、インドらしいがストーリーにあまり関係ない歌って踊るシーンらしい。これでも、十分楽しめるものではあるが、ちょっと物足りなさがあったのはそのせいだったのね。(東京では期間限定で完全版の公開もあったらしい。関西でも、ぜひ!)
 日本での公開はヒンディー語版だったが、もとはタミル語映画で破格の大ヒットをはなった。タミル語映画のスーパースターラジニとヒンディー語映画のチョー美人アイシュワリヤー・ラーイというカップリングも豪華。60代のラジニ、ひとり二役で博士役はいいとしても、博士の創ったロボット役はアクションいっぱいで大丈夫か?と心配したけれど、CGで増殖して、すごいことになっていて笑えた。
 これを契機にまたインド映画の上映がたくさんあるといいなあ。

2012年7月16日 (月)

映画『琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ』

 今年になっていくつか映画も観たんだが、すでに終了したものも多い。後追いで申し訳ないがいくつか感想を書いておく。
 2年前に沖縄に旅行したとき、ファンになってDVDまで買ってきた『琉神マブヤー』が映画になって全国進出!  役者はみんな沖縄出身で、ウチナーグチがしゃべれる役者をそろえて、秋田県のご当地ヒーロー超人ネイガーも特別出演して、ローカル性に凝りに凝ったニヤリとさせる作品になっている。琉神マブヤーも龍神ガナシーも超人ネイガーもヒーローものとしてはけっこうかっこいい造形なんだけど、ストーリーに笑いがふんだんに盛り込まれている。ゲストヒーローのネイガーをあんなに3枚目にしていいのか。ハブデービルのゴリさんがベタな演技でうまい。
 沖縄をよく知っていればより楽しめる、でも、知らなくてもそれなりに楽しめる映画だった。

2012年7月15日 (日)

ノンバーバルパフォーマンス『ギア GEAR』

 出逢いは、山田章博さんのホームページだった。ファンなので時々覗きに行くそこに、『ギア GEAR』という舞台のイメージイラストを描いたという記事がUPされていた。そこから、『ギア GEAR』のホームページにリンクがはられていたのだが、山田さんつながりじゃなくても、「これ、面白そう」と直感的に思った。舞台がうち捨てられた廃工場(とてもツボ!!)、HPにでているシーンが、ちょっと「ブレードランナー」っぽくって、「維新派」っぽい。「ノンバーバルパフォーマンス『ギア GEAR』」と銘打っているが、どうもせりふのない劇らしい。
 そんな乏しい知識だけで、京都の三条御幸町の「ART COMPREX 1928」に観にいった。繁華街の近くにあるレトロビルで、前は何度も通ったことあるのに、4月からこんな劇をやってるなんて知らなかったよ。山田さんのHPの管理人さんのページに、7月から演目が変わると書いてあったので、6月ぎりぎりの雨の夜に当日券で観にいった。4月から続いているロングランで、平日の夜8時、しかも大雨だったが、予約席はそこそこ入っていた。
 観たよ〜 いい意味で意表をつかれて、とても面白くて得した気分だった!! 座席100名程度の小劇場で、舞台が近い。バトンとマイムとブレイクダンスとマジックとヒロイン役(ドール)の5役を複数の役者が日替わりで演じる。その日に誰が演じるかは、当日Twitterでわかるけれど、そんなに前もってわからない。お目当ての人がいなければ、それはそれで気にならないのだが。特技がちがうので、もっとバラバラな感じででてくるのかと思ったら、みんなしっかり役者だった。すごくうまくからんで、ストーリーを進めている。これって、演出とかスタッフの人の力量もあるんだろう。それに、舞台や演出がとても私好み! と思ったら舞台美術の人は維新派も舞台も手がけている人だった。
 だんだん好評になってるようで、6月までと思っていたVer.1は、7月末までやっているようだ。8月はお休みで、9月からVer.2になるらしい。7月にもう1回予約席をとって観にいくつもりだ。

2012年7月14日 (土)

5月5〜7日東京遠征(3)大友克洋展とスカイツリー

 「大友克洋GENGA展」(4月9日〜5月30日) 会場は「3331 ARTS CHIYODA」
このイベントも、チケットが日時指定の予約制で、ローソンのLoppiで購入。5月7日(月)はもうGWじゃない人も多い。タクヤもひとりで無事に家まで帰れたようだし(もう中学生だし)、今日はひとりでゆっくり大友克洋を堪能しよう。ところで、この3331 ARTS CHIYODAってどこよ!? あらかじめネットから地図をプリントアウトしておいたけど、初めていくところなので、早めに出たら、わりと早く着いてしまった。どうも、廃校になった校舎を再利用しているようだ。京都でいえば、芸術センターみたいなところね。建物前は小さな公園になっていて、地元のイヌ散歩の人とか、保育園児の散歩の場所になっている。ちょうどいい気候だし、ベンチに座って『小松左京マガジン』を読みながら時間を待つ。時間が近くなると、人が集まってくる。が、時間指定予約制なので、そんなに混んでいるわけではない。順路もあってなきがごとくなので、空いているところから順次まわれる。『AKIRA』の全原画を展示していたが、家に本があるので順番に読んでいくわけではないし。会場は白が基調になっていて、作品が映える。圧巻だったのは、原稿がみんなすばらしいアナログなのだ! 印刷物でみてもすごいけど、原稿で実際に紙に線がひかれているのをみるともっとすごい。それに、スクリーントーン、カラートーンも今のCGに勝るとも劣らない。写真OKのエリアには、『童夢』の円形に凹んだ壁と、『AKIRA』のバイクが展示されていた。カンパをすると、ジャケットと手袋をはめて、バイクに乗って写真がとれる。壁には、来館者の寄せ書きがいっぱい描かれていたが、みんなレベルが高〜い! 外国人が、カットと日本語で寄せ書きを描いていた。
 この「3331 ARTS CHIYODA」自体、なかなかステキな建物で、若手の芸術家のショップがあったり、小さな個展もできる。ああ! SFマガジンで池澤春菜さんが行ってきたという「はんだごてカフェ」というのはここにあったのか! 1階にはカフェもあって、ここでランチを食べてきた。
 そのあと、帰りの新幹線まで少し時間があったので、今ハヤリのスカイツリーを観にいこうと思った。でも、つもりではなかったので、どう行ったらいいか調べていなかった。が、こういうときのiPad、役に立ってくれた。無事、おひざもとまでたどりついた。5月22日オープンなので、内覧会のようなものをやっていた。近くに水族館やプラネタリウムもできるのね。そのまま、浅草まで歩いてみた。映画『月はどっちに出ている』で有名になった金色のウ○コ(アサヒビール本社ビルのフィリップ・スタルク作「炎のオブジェ」)とツーショット。
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2012年7月13日 (金)

5月5〜7日東京遠征(2)「ガンダムフロント東京」「インカ帝国展」「仮面ライダー・ザ・ダイナー」

 さて、今回の東京遠征は、しょっぱなに当初の目的(コミティア参加)を完了し、2泊3日の行程だったので、オプションをたくさんつけることができた。
 お台場に新しくできた「ダイバーシティ」はフジテレビのご近所にもあり、前の広場にガンダムが立っていて、TVでもよく写っていたが、その中の8階にある「ガンダムフロント東京」は日時指定の予約制だ。予約チケットは、ネットのチケットぴあで購入、コンビニのセブンイレブンで引換になる。5月1日の時点で、昼間は完売、18時のチケットをとった。コミティアの帰りにビッグサイトから歩いて行くので、ほどよい時間だ。お台場に近づくにつれ、だんだん人が増えてきた。近くの駅にコインロッカーに荷物を預け、ダイバーシティに行くと、ガンダムの前の建物の中もわんさか人がいた。「ガンダムフロント東京」の中も予約制にかかわらず人が多かった。「DOME-G」での映像は、15分ぐらい? 最後の3分の1はなかなか迫力があってよかった。初めの3分の2はおまけ。「1/1 コア・ファイター」は以前大阪のサントリーミュージアムでみたやつかと思ったらVer.GFTらしい。ア・バオア・クーの1/7500スケールの再現とか、ミュージアムスペース、キャラクター・フォトスポット、ショップではVer.GFTのガンプラとかオフィシャルガイドブックが売っていた。無料ゾーンでは歴代のガンプラの展示もあった。が、とにかく人が多いので、観た後は早々に退散する。帰りはもう暗くなっていたが、1/1ガンダムのバックにある月は大きく美しく、写真じゃうまく撮れないがとても絵になっていた。
 次の日、上野の国立科学博物館『インカ帝国展』に行く。マチュピチュ「発見」100年の記念展なんだそうだ。実はこのチケットは、雑誌『Newton』の懸賞で2枚当たったのだ。なので、チケット代がういた分、今回は、音声ガイドを使ってみた。タクヤは中1になっても漢字がほとんど読めないし、文章を読むのを限りなくめんどくさがるし、人が多いと前に行けないので、使ってみるとなかなか役にたった。う〜ん、くせになりそう。今回の展示は、インカ帝国を「考古学」と「人類学」と「歴史学」の多角的な視点で展示をするというのが目的らしい。特に、最後の皇帝が処刑され、「インカ帝国は滅びた」といっても、一気にインカの人々は0になったわけではなく、その後の出来事も解説している。科博はここ数年、ナスカといい、シカンといい、南米系の展示が多い。詳しい学芸員さんがいるのかなあ。
 午前中に科博に行って、そのあと池袋の「仮面ライダー・ザ・ダイナー」に行く。ここも時間指定の予約制で、ホームページのフォームで申し込むと、「変身!!ご予約完了!」という件名のメールが届く。ここは、実は、以前、父ちゃんとサトルが直接行ったら、いっぱいで断られ、「そうか、予約が必要だったのか」と判明した経緯がある。それがたしか1年ほど前…… しかし、今回は予約したものの1時間ほど早く着いてしまい、それでも「入れますよ」と入れてもらえた。さらに……空いていた。大丈夫か? 室内は、悪のショッカー軍団のアジトで、幹部のイスに座って写真をとることができたり、アイテムの展示などがある。出てくるメニューは仮面ライダーにからんだネーミングがされている。「ロコモコ1号」とか「悪の秘密結社リゾット」とか「ライダーパフェ」とか……しかし、イマイチふつうで割高感がある。
 そのあと、夕方には明日学校があるタクヤを新幹線に乗せて帰らせるので、池袋をちょっと歩いて、品川に戻る。


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2012年7月12日 (木)

5月5〜7日東京遠征(1)コミティア100回記念

 5月のGW前にオモテ稼業で人事異動があった。自分が動いたわけではないが。異動はあるだろうと予測はついていたので、GWは極力予定を入れずに静観していた。いちおう、1日ぐらいは希望を入れられるだろうと思って、コミティアだけは申し込んでおいた。なんせ、〆切が3月なのだから、結果を待って申し込むことができない。見切り発車だ。宿も最悪、前日までならキャンセル料がかからないので、とりあえずコミティア前後を押さえておく。今回はタクヤ(中学1年)と二人で行くことにした。異動決定後、出勤シフトを組み直さなければならない。今回は相方がGWをはずしたカタギの平日にあたる日の休みを希望したので、思いの他4連休がとれた。いや、めずらしい! そのうちの3日間を使って、東京遠征を計画した。2週間前でも新幹線はなんとかなるものなんだということがわかった。さすがに、5月3日・4日の夜の宿は条件のあうところは全滅だった。オプションにお台場の「ガンダムフロント東京」と池袋の「仮面ライダー・ザ・ダイナー」と大友克洋原画展も予約およびチケットをとった。これもなんとかなった。ガンダムの方は、昼間はいっぱいだったけど、夜の方はまだチケットがとれた。大友克洋は一人で行きたかったので、7日のチケットを余裕でゲット。

 というわけで、5月5日に朝6時台の新幹線で東京に向かう。そのまま、コミティアの会場に向かう。もうすっかり慣れたつもりだったが、東ホールのエレベーターの入り口で人だかりがある。ええ?! 入場制限?(調整?) まだサークル入場時間なのに? 今回は100回開催記念で初の3ホール開催、5600サークルの参加があったとのこと。今までの最大値の1.5倍。サークル入場で行列ができているコミティアを初めてみた。100回記念のペーパーラリー用のインフォメペーパーも作ってきたが、受付が長蛇の列になっている。スタッフの人たちも大わらわ。サークル参加の人数も多いし、一般の参加も多くて、こんなに混み合っているコミティアは初めてみた。私は、コミティアの一桁の頃から知っているが、創作だけでよくこんなに大きくなったなあと感慨深くなる。ただなにもせずに大きくなったわけではない。主催者の中村公彦さんが熱い情熱や理念でリードして、スタッフやサークルのみなさんもいっしょに盛り上げてここまで大きくなったんだとしみじみ思う。毎回ではないが、年に1回はコミティアへの参加を楽しみに東京へ来る機会を与えてもらって感謝している。会場では中村さんが、ティアズマガジンに毎回かいていたごあいさつをまとめた『ティアズマガジンのごあいさつ総集編 1984〜2012』を手売りしていて、サインもいれていた。
 今回は100回記念ということで、会場には大きな酒樽が飾られ、花輪もたくさん届いていた。閉会後には、オトナのお祝いとして鏡開きもあったらしい。(見たかったけど子連れなので、先に失礼した)
 ああ、それとタクヤは昨年小学6年生で「子連れスペースは卒業します」と、子連れスペースのみなさんにごあいさつしたのに、場所をみつけてDSを持って遊びにいってしまい、店子としては全く役にたたなかった。

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2012年7月11日 (水)

やなぎみわ演劇「1924人間機械」と村山知義「すべての僕が沸騰する」

 時間軸はちょっと前後するが、この半年分のネタをこれからいくつか拾っていく。

 4月13日〜15日に京都国立近代博物館で、「やなぎみわ演劇プロジェクトVol.3『1924人間機械』が、同美術館の「すべての僕が沸騰する−村山知義の宇宙」展(4月7日〜5月13日)の関連企画として上演された。今回は、高松を経て、7月は東京でも上演されるようだ。
 やなぎさんの演劇はVol.3とあるように、Vol.1は昨年の7月に同じくこの京都近美で『1924 Tokyo-Berlin』であり、そのあとVol.2 は昨年11月にKAAT神奈川芸術劇場で『1924 海戦』が上演された。Vol.2は仕事の日程と合わず、行けなかったのが今も残念。この『1924』の連作は、大正期の芸術、関東大震災後に創られた築地小劇場の演劇、それに関わった土方与志や村山知義らが題材となっている。が、どんな演劇になるのか予想がつかない。『1924 Tokyo-Berlin』からして、京都国立近代美術館という劇場でないところで上演されると思ったら、開催中のモホイ=ナジ展の会場から劇が始まっていたのだ。今回は展示が終わってからの上演だったが、ではどこで?と思ったら、1階の奥のロビーで始まって、搬入口へ移動して、ロビーに戻って終わった。案内嬢の衣装は今回は青だ、と思っていたら、仮面をした複数の案内嬢は今回も重要な進行役だった。村山知義役の升田学さんの踊る姿は写真のおかっぱ頭で踊る村山の姿にそっくり、そしてちょっとエロティック。後で紹介を読んで知ったが、維新派にいた人だったのね。今回もどういう芝居になるのか予測がつかなかった。

 美術展示の「すべての僕が沸騰する−村山知義の宇宙」展は、演劇を観る前に観た。村山知義は昨年、『1924 Tokyo-Berlin』を観たとき、はじめて知ったと思ったら、実はちがった。福音館書店から出ている絵本『しんせつなともだち』『おなかのかわ』、これ知ってる〜! 昔から図書館にある絵本だ!! あの絵が村山知義だったのか! なんかダダや構成主義、雑誌の『Mavo』や舞台美術、ダンスパフォーマンスをやっている人とイメージが結びつかない。いや、ビックリした。
 4階の常設展示の方には、やなぎみわの『案内嬢の部屋Ⅰ』も展示されていた。

2012年7月 9日 (月)

5月21日金環日食

 あれだけ日本中がフィーバーしていたけど、1ヶ月経ってしまうとすっかり過去のことになってしまっている。でもあのときは、天文マニアやSF者以外の一般の人があんなに盛り上がるとは思わなかった。2009年7月22日の部分日食もけっこう大きく欠けていたようだが、こんなに話題にはならなかったような気がする。やっぱり部分日食より、金環食のほうが珍しいし美しいから? 日本で観れるのは932年ぶりだし。
 私にとっても今回は千載一遇のチャンスだった。それは、たまたまその日が自分の休日だったから。3年前の日食だって、屋内で仕事をしていたから、全然観なかった。こんなチャンスは一生に何回もない。でも、次の問題は天気だ。2〜3日前までビミョ〜だったが。前日にはなんとか観れそうというメドがたった。さて、日食めがねを……と探しに行ったら、前日にはみごとにどこもかしこも売り切れていた。でも、実はその前に、職場の同僚から偏光シートの切れ端をもらっていたので、菓子箱の厚紙で2つ日食メガネを作った。ついでにピンホール用に菓子箱にパンチで穴を開けておく。

 更に念を入れて、京都市立青少年科学センターの特別観望会「金環月食」に申し込んでおいた。あそこはいろいろ天体観測会とかやっているのは広報紙で知っていたが、なかなか参加する機会がなかった。今回はタクヤ(中1)もいっしょに行っても、時間的に登校に間に合う。
センターの資料によると、京都市立青少年科学センターでの日食の時刻表は、以下の通り。
(国立天文台 暦計算室による予報)
6時17分35秒:日食のはじまり:
7時29分34秒:金環(中心食)のはじまり
7時30分29秒:食の最大
7時31分24秒:金環(中心食)のおわり
8時55分17秒:日食のおわり
センターは何度か行ったけど、すぐ建物の中に入ってしまって、中庭に行ったのは初めてだった。けっこう広くてなごめる。定員200人だったが、見た目そんなに混んでいない。学芸員さんが複数スタンバっていて、望遠鏡コーナー、木もれ日コーナー、ピンホールコーナーなどいろいろセッティングしている。太陽の拡大映像を大型モニターに映して、カウントダウンもしている。お手製もメガネをもっていったけど、虫眼鏡状の日食かんさつカードももらった。家で観ているよりもおもしろい。
金環になった間はさすがに少し暗くなったが、部分日食のときは、メガネで覗いたら確かに欠けているが、フツウに太陽は輝いている。やっぱり太陽ってすごいのね。

 なお、6月6日の「金星の太陽面通過」は、仕事日にあたっていて観ていない。しかし、観た人に聞くと、これは原寸ではちょっとだいぶつらいものがあったようだ。

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2012年7月 8日 (日)

北京旅行:万里の長城で初日の出(9)

 これで最後の全体的な雑感。

 私はインドには3回行ったけど、日本人的に超メジャーなハワイとかグァムとか韓国とか香港とかには行ったことがない。それに、当たり前だが中国人として日本に観光に行ったこともないので、そんなに比較はできないのだが……、中国の日本観光客への戦略はあなどれない! 遅れてるぞ、ニッポン!……というか、日本人って奥ゆかしいから、あまりガンガンできないのかなあ。
 なんというか、日本人にどんどんカネを落とさせようというのが、見え見えなのだ。まず、ガイドさんは常に両替できるようにお札をいっぱい持っている。交換には日本円の補助貨幣(紙幣ではなく小銭)もOK。連れて行く店には、敬語も上手に使えるスタッフがぞろぞろいる。グループに一人、店員がはりつく。途中で、「この客は買わない」とみると見切ってくれるが、ちょっとでも品物を覗いていると、日本語で話しかけてくる。恐るべし、日本語教育! 日本で、英語を使える店員がぞろぞろいても不思議ではないが、中国語を使える店員がぞろぞろいる店は少ないのではないか? やっぱり観光戦略に言葉は大事よ。
 それと、買い物の仕方というか、考え方が投資的。ガイドさんの説明を聞いていると、中国の絵や書を買うのは、あとで売ると何倍にも値上がっていてお得という言い方をする。枕やふとんの自分が使う高級品はおいといて、あとの観る・飾るの奢侈品はそういった見方で購入を勧めてくる。これは、どうも中国人が日本に行って物を買うときにも、通じるらしい。中国人にとって旅行イコール買い物なのか?という印象を受ける。旅行へ行って、将来お金を増やすための買い物をするという感覚は私にはない。
 
 でも、北京や上海なら、大阪や京都から東京へ行く延長のような感覚で行けてしまうことがわかった。広大な中国、田舎の方に行けばまた全く違ってくるだろうが。私の野望は、西安から敦煌へ、そして絲綢之路に向かいたいのだ。今回はその一歩ということで。

2012年7月 7日 (土)

北京旅行:万里の長城で初日の出(8)

 今回はおみやげ事情。なんせ、安いパックツアーなので、しっかり1日1〜2回はご指定の店につれていってくれる。そこは、私の好きな安い日常品や雑貨はいっさいない! ふとんだったり、枕だったり、シルクだったり、高級茶店だったり、翡翠や白檀の高級家具だったり、愛新覚羅(あいしんかくら)家の末裔の書作品だったり……ああ、縁がないっす! お茶を飲んで目の保養をさせてもらったが、同じツアーの年配の方達はけっこう盛り上がって購入していたので、はみだしていてもあまりつきまとわれなかった。  
 でも、お買い物をする自由時間がないので、職場や親戚にばらまく数のいる土産はお茶と袋入りのドライフルーツをちょっと購入。あと、バスの中でのカタログ販売でまかなう。

 自分的おみやげは、写真のこんなかんじ。
 蹴り羽根。天壇公園で大人の人が蹴り合って遊んでいたので、そこの道ばたの屋台で購入。韓国のチェギに似てるなと思ったけど、こっちが源流なのかも。下部の丸い重りのところは。なにかのCDのリサイクルのようなチープなかんじだった。タクヤに買ってやったが、日本に帰ってからはほとんど飾っているだけ。
 ゴム仕掛けの鳥のおもちゃ。これはオリンピック公園の広場で実演しながら売り歩いていた。これと、小さな連凧も売っていたが、連凧は日本じゃ「どこで上げるんだ?!」という気がするので。こっちを交渉。「10元」というところを「4元」で話をつける。これは、現在ゴムが切れてしまい、飾っているだけ。
 山橙(サンザシ)片。これは、バスの中のカタログ販売で、ばらまきのおみやげにした。こんな箱に入っているとちゃんとしたお菓子のように思うが、以前神戸の南京町で購入したときは、箱などには入っておらずもっと駄菓子っぽかった。本来、庶民のお茶うけなのかなあと思う。串刺しで売ってるサンザシともとは同じだが、この小さな円筒の包みのなかはうすいチップのようなものだ。それをちまちまはがしながら食べるのが好き。


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2012年7月 6日 (金)

北京旅行:万里の長城で初日の出(7)

 なかなか終わらない……というか続かない北京旅行。もう、半年も経ってしまったよ。

 今回はツアーの食事事情。なんせ、全部セッティングされたパックツアーなので、出されたものをいただけばいいわけだが、朝食を除き、パターンは数人で囲んでの回る中華テーブルだった。あの回るテーブルって日本の発明じゃなかったか? すっかり現地でも定着しているのか。
 飲み物は、基本、熱いお茶がタダでついていた。その他はその場で料金をはらって注文する。だが、あるのは、コカコーラとスプライトとビールのみ。夕食には紹興酒があるところもあった。オレンジジュースとかアップルジュースとかはない。コカコーラがあってもペプシコーラはない。スプライトはあってもジンジャエールはない。……お茶はタダでも美味しいので、それで十分だったが、タクヤは大のコカコーラ好き。ほぼ毎回注文(時々スプライトだったが同額)していたが、店によって10元〜30元の幅があった。ちなみに、万里の長城の売店で買ったときは5元だった。(1元は約12円)
 食事には、一人あたり平皿1つとお湯のみサイズの小さめのおわん、箸、レンゲがひとつずつセットされていて、何皿こようが、ぜんぶそれで食べる。味が混ざっても、骨などがのこっても、食器は取り替えてくれない。初めの店で知らずに頼んでみたが、ムシされた。
 朝食はバイキングだったが。初めの「居庸関長城古客桟」は朝食も中華風。それと牛乳ではなく豆乳。あとの2泊のリッツカールトンは日本とかわらないホテルのモーニングビュッフェだったが、中華のメニューもあった。とても贅沢で美味だった。(朝食以外はホテルでは食べなかった)

 3食ついているので、それ以外は食事といっても時間もないし要らないものだったが、いちど夜の屋台を観にいった。サソリやゲジゲジのようなゲテモノもあったが、スルー。串にささったサンザシを買った。これはガイドブックでみていて、いちど買ってみたかったのだ。これは5元。サンザシは、ちいさなリンゴのようなもので、それに水飴がかかっていた。

 あとは、合間に中国のポテトチップスをかったり、ケンタッキーにはいってみたり。まあ、ツアーの食事なので、そんなところで。

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