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2011年9月29日 (木)

雑誌「ぱふ」が休刊

 マンガ情報誌「ぱふ」(雑草社)が、2011年8月号をもって休刊した。
 ……というのがわかったのは、しばらくしてからで、8月26日に「そういや、9月号が来てないな。いつも配達してくれる本屋さんがわすれているのかしら」と思って、HPを確認したら、まさにその日付で休刊のお知らせがUPされていた。いろいろな人に聞くと気配があったらしいが、最近あまり本誌もマジメに読んでいないので、私にとっては予想外でビックリした。あ、でも、そういえば夏コミに企業ブースがなかったなあ。最終刊になった8月号にもなにも書かれていない……というより次号のお知らせさえ載っているのに、突然休刊かあ。1年半前に休刊予告した「旅行人」の方が例外だったのかな。雑誌の最期ってそういうものなんか。
 私は「ぱふ」をずっと捨てずにおいているので、いつから持っているのか確認してみた。1980年12月号、これは萩尾望都特集だったので単発で買っていて、その後1982年4月号から継続的に購入していた。それ以前も立ち読みとかで、存在はしっていたが、「だっくす」とか「ふゅーじょんぷろだくと」とか、そのあとも「COMIC BOX」とか、誌名や出版社がかわったりいろいろ変遷・分裂があったようだ。詳しくは知らないし覚えていないのでそこらへんはパス。しかし、ふわわ〜、約30年前ね。私の人生の半分以上をいっしょに歩いてきたんだわ。
 その頃は判型が小さかった。そのあと大判になったり背がついたり、中綴じになったり、またさらにちょっとテカくなったりした。表紙で印象的なのは、もんさん(このときは堀江裕子さん名義)と、そのあと長かったみずき健さんかな。内容は、昔はぐっと厚い漫画評論で、読むのにとても時間がかかったが、だんだんビジュアルがふえたり、紹介記事が多くなったり、マンガ周辺の話題も含むようになったり、腐女子向けになっていったりした。私も同人誌コーナーに送ったことがあるけど、どんどん巨大化していく同人誌界にも目をみはるものがあった。82年の頃をみると、今はプロの大御所のような人が紹介された同人誌のメンバーだったりする。この頃は、まだオフセット印刷は高嶺の花で、個人誌よりもグループ誌の方が多かった。読者の投稿コーナーには投稿者の名前と町名番地までしっかり書かれていて、時代がかわったなあとも思ってしまう。変わったのは「ぱふ」だけじゃない。この30年でマンガも、マンガを取り囲む状況も、雑誌の立ち位置も変わった。雑誌がインターネットに席巻されつつある現代、雑誌の休刊は運命的なものなのかもしれない。
 ともあれ、長い間楽しませていただきました。どうもありがとう。

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