「京都怪談夜行列車」
件の広告が家でとっている京都新聞に載っていて、衝動的に申し込んでみた。あまり知らない旅行代理店だが、地元京都の会社のようだ。掲載されていた日程の一つが、家族4人とも休みの日で、予定がないというめずらしい日で、代金5500円のところが半額というのも効いた。
どんな企画かというと、出町柳駅から八瀬遊園に行く叡山電車を1両貸し切って、ハコのなかで怪談話をするというものだ。八瀬に行くのが〈あの世行き〉、帰りの方が〈この世行き〉。「あの世駅弁」とお茶つき。あの世駅弁は、血の色をした焼きソバに、茶色の顔色の悪い卵焼き、黒いごま団子などシンプルだがアイディア賞の内容だ。入れ物がフツウのプラスチックパックなのが玉にキズ。ついでにお清め塩つき。そして、〈あの世行き〉の途中の駅から「選ばれし三人の怪談師」がひとりづつ乗ってくる。怪談は、現代ものの実話タイプの話なので、オチがないのがイマイチだが、テレビやビデオとちがって、実際に話し手がナマで話してくれるので、雰囲気がでておもしろい。できれば、ちょっとマイクの性能をよくして聞き取りやすくしてくれればなあ。
残念だったのは車両の中のディスプレイがチープすぎたことだ。電灯には赤いセロハンをかぶせて、窓や壁には血の滴りやひとだまが貼っているけれど…… 短い時間でセッティングして撤収するのだから仕方ないかもしれないけどね。
写真は、「あの世弁当」 味はちょっと薄味、イマイチ
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タイトルに引き寄せられました〜
夜+怪談というシチュエーションだけでもゾクゾク〜〜〜
お子たちの反応は如何だったのでしょうか?
投稿: 幹 | 2011年9月13日 (火) 01時21分
我が家は基本的にあまり心霊現象に縁がないので、へらへら〜としていましたが、タクヤ(小6)はビビリなので、ちょっと神妙にしてました。(・∀・)ニヤニヤ
投稿: しの | 2011年9月14日 (水) 01時21分