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2011年7月 4日 (月)

マンガ『なのはな』

 『なのはな』 萩尾望都著 (小学館「フラワーズ」8月号掲載)
 東日本大震災で祖母を津波にさらわれ、福島の原発事故によって、住んでいた家からやむなく家族で避難している小6の女の子ナホちゃんを主人公にした24ページの小品。
 今回の東日本大震災の体験やレポートはいろいろなメディアで読んだり聞いたりしたが、創作マンガでこれを題材にした作品に接したのは初めてだ。それに、実際の3.11の日の状況を描かずに、生き残った人の切ない想いを描いているモトさまらしい作品だ。
 これを読んだとき『ナージャの村』を想い出した。この作品中にも重要なキーワードとしてでてくるチェルノブイリ。その周辺にある電気も水道も使っていない、ヤギやウシを飼ってジャガイモやりんごを作ってくらしている村がいくつも消えていってしまったのだ。人間の居なくなった自然は、静かで哀しいほど美しい。作中の初頭に、ナホちゃんの学校の先生は言う。「フクシマはチェルノブイリとは違います」(福島をカタカナで書いているところがそれだけで象徴的)それは違うようにあってほしいという願いでもあるだろう。

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