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2011年6月14日 (火)

GWは河鍋暁斎とヘンリー・ダーガーとコミティア

 イベントネタがずるずると遅れ気味なのだが、GWには例年によってコミティアにからめて東京に行ってきた。
 オモテ稼業が祝日営業になって以来、GW期間は二人で交替で出勤のシフトを組むのだが、相方に異動予定があって4月22日まで新しい相方と休日シフトの振分できないでいた。家族4人で行くとなると、この時期まで待機するのはなかなかきびしいのだが、今年は震災の影響で「まあ、なんとかなるだろう」と思っていた。……結果、なんとかなった。さすがに山手線沿線の駅近くはムリだったが、コミケの時は泊まれないビッグサイト前のワシントンホテルがとれた。それもファミリープランというのがあって。ツイン8000円! ひとりあたま4000円とは、通常都内ではなかなか見つからない!! ディズニーランドも休園だし、すいているのね……。事実、有明の夜は、(ふだんもめったに夜までは居ないので、詳しくはわからないのだが)とても静かで暗くて人がいなかった。近くのお台場よりけっこう健全で、5時ぐらいに閉まってしまい夜は開いていない飲食店も多かった。まあ、食費はチープに抑えて贅沢なところはもとから行かないつもりだったので、蕎麦屋とメガカフェとコンビニにお金を落としてきた。

 さて、なかなか表題にいきつかないが、今年は5月4/5日の2連休をおさえたので、1日目に河鍋暁斎記念美術館とヘンリー・ダーガー展に行ってきた。河鍋暁斎記念博物館は埼玉県蕨市の住宅地の中にある。観光地ではないし、日曜日にもかかわらず、とても静かな日常だ。建物も曾孫に当たる方が自宅を改装して開館したので、そんなに大きくない。前後に1〜2組の来館者がいたが、部屋が3つぐらいに区切られているので、ほとんど貸切の気分だ。展示数は多くない。2008年にあった京都の展覧会のほうがずっと多いが、まあ、数の問題ではない。行ってみたかったのよ。それだけ。けっこう筆がはやくて、多作な人(それでいておそろしくうまい)だと思うので、定期的に展示物を入れ替えしているらしいが、ストックはたくさんあるのではないかなあと思う。それに、下絵や習作などあまりおもてにでないものもたくさんあるようだ。また、暁斎はカエルがすきだったようで、それにちなんで「かえる友の会」なるものも結成されていて、会報などもおいてあった。

 そのあと、ラフォーレ原宿で開催されている「ヘンリー・ダーガー展」に向かうが、原宿についたとたん、ものすごい人人人だった。若者には自粛という言葉は関係ないのか、それだけ経済的にも気分的にもみんな回復してきたのか、遠方への旅行を自粛して近場ですましているのか。ヘンリー・ダーガーも、わりとマイナーと思っていたら、けっこうな混雑だった。しかし、混雑のわりには、みんなシン…と静かにシンケンにみている。なかなかウツウツな人物なので、観客はほとんど大人だった。展示の内容は、以前図書館で借りて読んだ『ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で』(作品社)という本そのものなのだが、その絵のホンモノが展示されている。いわゆるアウトサイダー・アートで、専門的な技術もなく、画材も使っていなくて、保存状態もわるい。紙の裏表に別々の絵が描いてあるとは思わなかった。ひたすら部屋で独り描き続けていた、その偏執的な情熱をどう受け止めればいいのか。それを考えると、やはり口数がすくなくなる。図録は特になく、ポストカードと薄い写真集があったが、資料としては、2000年初版とはいえ、前述の『ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で』(作品社)がイチバンだろうと思って、後日京都で買い直した。(だって、6500円もするし、でかくて重いんだもの。)
 他に次点候補として、明治大学の米沢嘉博記念図書館も考えていたのだが、原宿の人手に圧倒され、時間的にもきびしくて断念した。

 5日のコミティアは、売上げはちょぼちょぼだったが、GOODS一新のため、無料配布した便せんは思いのほか早く、1時頃にはなくなってしまい驚いた。また、昨年の秋に関西コミティアでお会いした栃木のサークルの人がわざわざスペースに立ち寄ってくださった。栃木といえば、SF大会での知り合いの大学図書館が地震でえらい被害になっていたので、思わず「大丈夫でしたか?!」とお聞きしたら、幸い栃木でもほとんど被害のなかった地域だったらしい。ひとくちで○○県といっても、様子がいろいろなんだなあと思った。そして、タクヤが小6で、今回で子連れスペースは卒業と思っていたので、子連れスペースで顔なじみになった方々にごあいさつをした。コミティアの「たたみ」にもとてもお世話になった。ありがとう! 子連れスペース!!

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