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2010年12月

2010年12月26日 (日)

映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(吹替版)

 先週の日曜日に家族みんなで観てきた。小学生がいるので、吹替にした。しかし、もはやハリポタはファミリー映画ではないような気がする。小学5年生はときどき笑いをとる場面以外、よくモゾモゾしていた。イマイチ意味がわからなかったんではないか? 吹替では、ヴォルデモートが原作どおり自分のことを「オレサマ」と言っていた。やっぱりガキ大将のようでヘン。
 私はというと、前作『謎のプリンス』のブログの感想をみると、昨年は夏公開だったようだ。さらに原作を読んだのは、一昨年の10月だったようだ。 すっかり備忘録と化しているこのブログ。しかし、自慢じゃないが、細かいところはすっかりわすれてしまった。画面を見るとなんとなくあらすじを想い出す程度。キャラも多くて、成長しているので、だれがだれだかパッと想い出せない。主役に3人も大きくなって、ハリーやロンにヒゲがはえてきて(ハリーは胸毛もはえていて)ちょっとショック。
 今回、学校はほとんど出てこなくて、分霊箱をさがしてハリー、ロン、ハーマイオニーの3人があちこち彷徨っている。その森や荒れ地がとっても田舎なので、「いったいどこでロケをしたんだ?」と思ってパンフレットを繰ってみたが、キャラの説明と写真ばかりで、あまり作品についての説明がなく、ロケ地についてもなにも書いていない。ちょっとつまんないぞ、このパンフ。今回はスネイプ先生の出番も少なくて、後編に期待ってとこか。でも、エンドロールを最後までみたのに、残念ながら後編の予告はなかった。
 さて、後編をみるまで、この前編の内容を憶えていられるか、私は不安だ。

2010年12月25日 (土)

「人体の不思議展」

 12月4日〜1月23日 京都市勧業館みやこめっせ で開催中
 2002年の大阪展から10年目の節目になる2012年で閉幕とのことで、この京都展が最終公開らしい。
 この展示はプラストミックという技術で保存している献体された人間の遺体を展示している。シリコンで固めているので、縦横に薄くスライスしたり、神経や血管だけを取り出すこともできる。医者や医学生しかみられないような人間の中身を、燻製のような状態とはいえ、実際みることが出来る他に類をみない展示だ。こういうのを見ると、自然というのはなんと偉大な創造主だと思ってしまう。
 実は、この展示をみるのは初めてではない。第1回と第2回、大阪・梅田のスカイビルで開催されたときに行った。いつだったか、忘れたが、この勘定だと第1回は2002年だったのか? 細かいことは忘れたが、印象として残っているのは、第1回の時は、医学の貢献のために献体された遺体を見せてもらうという様子で、なんというか厳かな感じがした。入場者もわりと無言で真剣に見ていたと思う。しかし、やたら混んでいた。パンフレットもなかったと思う。その次にまた同じ場所で開催されたとき、その展示物になんかポーズをつけだしたので、「なんかちょっと違うんでないかい?」と思うようになった。なので、それ以降見に行く気が失せた。(というか、ここ数年関西ではなかったので、全国行脚で続いているとは知らなかった)
 が、今回近場の京都で開催されて、生協にも割引券がでていたので、行ってみることにした。う〜〜〜〜〜ん、やっぱりポーズがついていた。やたらヘンな切り方の展示が多かった。パンフレットも出来ていたが、分冊にしたり、豪華版をつくったり、やたらグッズの種類も多かったりして、ちょっと商売っ気が鼻につく。ルネッサンスのダ・ヴィンチの文献や江戸時代の医学書などの解説もあったり、健康コーナーで自分の健康の数値を計ったりするコーナーがあって、工夫もされているのだが。また、けっこう子どもが入場していたが、展示の解説は大人向けで、せめて「なぜ・なに・人の身体」のような(タイトルわすれた)イラストを添えた説明ボード展示があったが、それくらいふりがなをふっておいたらいいのにと思ってしまった。

2010年12月23日 (木)

映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』

 『SPACE BATTLESHIP ヤマト』……というより『宇宙戦艦ヤマト』のほうが通りがいいよなあ。……と思いながら、そのヤマトの実写版映画は、実は試写会が当たって11月28日に観てきた。12月1日から公開され、そろそろ1ヶ月たつので、少々ネタバレが入った感想書いてもいいかなあと思って書くことにする。
 私は、「TVシリーズ第1作で終わっていれば、不滅のヤマトだったのに」と思っているクチなので、公開前の期待度は地の底だった。「もう駄作を積み重ねないでくれ〜」と切に願っていたのだが、ヤマト世代としては1回は観ておくのが義理というもんだろうかと、前売りを買うかどうか逡巡していたのだった。そこへ、試写会のチケットが当たったのだから、「これは儲けもの」という感じで観に行った。
 そのレベルの期待度で観にいったので、結果は思ったよりはるかによかった。大絶賛というわけではないが、オリジナルヤマトを何度も再放送を繰り返してみて、セリフやシーンを頭の中にたたき込んでいるファンには良くも悪くも多くの話題を提供してくれそうな作品だった。

 TVシリーズ第1作の『宇宙戦艦ヤマト』は、ウラ番のハイジにまけて途中で切られたけれど、その時代のアニメとしてはとても新鮮だった。それらしい科学考証と舞台設定、ワキのキャラの深みと、「地球滅亡まであと○○日」というスリリングな設定。しかし、観ていながら、子どもながらに「ちょっとおかしんじゃないか?」と思うところもあった。そして、10年たった日本SF大会DAICON4の頃には既にギャグに落とされていた。(我が家にはDAICON4のプログレスカセットがあって、ドライブのたびにいやというほど聴かされていた)
 だから、いくら名作とはいえ、そのまま実写にしたらどう見ても陳腐だろうと思われるところを、ずいぶんがんばって話を深めたり、イマ風になおしたりしているのだ。その改め方が、そこそこナットクできるものになっている。たとえば、森雪以外の女性はいないのかとか、訓練学校でたばかりのぺーぺーがどうして班長なんだとか、どこのだれかわからんスターシアのいうことをそのまま信用したのかとか、そもそもどうしてスターシアは日本語をしゃべれたのだとか、不死身の第三艦橋とか(^_^;) そのくせ、オールドファンが、「このセリフは言うか? このシーンはあるか?」とウズウズするようなところは、ポイントをしぼって挿入している。でも、まあ、2時間で行って帰ってくるわけで忙しいからカットされているシーンの方も多いが。ファンそれぞれで、期待するシーンはちがうと思うが入っていても入っていなくても、ついあとで話題にしたくなる。だから、この映画は、オリジナルヤマトにどれだけ思い入れがあるかどうかによって、(年代によってというわけではない)感想の質が分かれる作品なんじゃないかと思う。脚本の佐藤嗣麻子さんは、今年の日本SF大会TOCON10にも来ていて、萩尾望都さんや夢枕獏さんといっしょに酢になったロマネコンティを飲んでしゃべっていたが、少女漫画にも通じるような台詞にない心理描写が栄える映画作品を作る人で、SF大会に来るくらいだから、SFにも強い(と思う)し、ヤマト世代の人だ。この作品の監督・山崎貴さんとご夫婦とは知らなかった。

 そういう映画だと思った上で、イマイチだったところは、キムタクはなにをやってもキムタクだったことと、『さらば 宇宙戦艦ヤマト』より特攻せざるを得ない状況をそれらしくしているとはいえ、やっぱり特攻はしないでほしかったこと、最後の音楽はやっぱり『赤いスカーフ』で締めてほしかったことだ。
 また、イマ風にしたことで「ちょっとこれって○○みたい」と思ったところもある。ガミラスって、スタートレックのボーグみたいだし、ヤマトの組織って銀河英雄伝説のヤン艦隊みたいだし、ガミラス艦はエイリアンみたいだった。(かっこよかったからいいけど)
 配役については、徳永機関長はハマリ役。真田さんも沖田艦長もまずまず。古代進はどうみてもキムタクで、かっこつけすぎ。他の配役は設定を変えたキャラも含め、だいたいアニメキャラよりかっこよくなっているが、いちばんかっこよかったのはアナライザーだろう。最期にあんな見せ場をもらえるなんて。
 ……ってかんじで、ついいろいろしゃべりたくなる映画なのだった。

2010年12月22日 (水)

書籍『本屋の窓からのぞいた{京都}』

『本屋の窓からのぞいた{京都}』 恵文社一乗寺店著 (毎日コミュニケーションズ)
 京都の本屋の名所、恵文社の堀部篤史店長他スタッフが執筆した京都と本にまつわるエッセイ本だが、挿入されている写真も美しく、見て楽しめる本にもなっている。紹介されている本もお店も人物もみんな個性豊かだ。
 私は、学生時代4年間、結婚して出戻って20年以上になるのに、朝早く大阪に出勤して、夜遅くまで戻ってこない生活で、京都のことはほとんど知らない。おまけに休日が不定期なので、予定をたてて休むことも難しいので、有名どころの催しもあまりいったことがない。観光にくる友人のほうが詳しいくらいだ。なので、ここで紹介されているポイントも初耳のものも多い。でも、先日恵文社にいったとき、よこの「ガトーモンブラン」でおみやげのケーキを買ってかえってきたぞ。3つの古本市は京都勧業会館のは一度行ったことがあるが、糺の森と知恩寺のもいちど行ってみたいなあ。
 ひとつ、この本を読んで明らかになったことがある。大学の頃……というのでもう30年近く前に、一度今は亡き映画館「京一会館」にインド映画を見に行った。『チェスをする人』と『遠い雷鳴』だったような気がする。その頃は、京阪電車は出町柳までは続いていなくて、三条までだったので、三条からバスに乗って行った。インド映画は長いので、ふたつあわせて4〜5時間はあったような気がするので、見たらすぐに暗くならないうちにまたバスに乗ってすぐ帰っていったと思うのだが……、その映画館の向かいに恵文社があったのだ! ええ!! 気がつかなかったよ!!! そんな昔にすぐ近くまで行っていたなんて!!!!
 ……といったいろいろな発見ができる本なのだった。

2010年12月21日 (火)

雑誌『旅行人』No.163(2011 上期号)

 定番が続きます。

 休刊まであと3号となった『旅行人』の最新号が届いた。のこりあと2冊だが、定期購読が今号までだったので、継続の申込みをした。(新規の定期購読申込みはすでに締め切られている。書店では購入可能)
今回の特集は「コーカサス」、……って、『コーカサスの虜』って話があったなあ、どんな話か憶えていないし、どのへんよ?!と思ったら、黒海とカスピ海の間にあるアゼルバイジャン・アルメニア・グルジアの3国のことらしい。あそこらへん、ソ連が崩壊してから、いろいろな国が独立していてよくわからん、そういや、昔、ヤングアダルトの古典『わが名はアラム』の作者ウイリアム・サローヤンがアルメニア出身で、そのアラム少年を中心とするアルメニア人の家族の話が、みんな「おもしろい」と言っていたのに、どこがおもしろいのかよくわからなかった記憶がある。あの、アルメニアか。……というほどなじみがない。
 でも、写真の多い『旅行人』の記事を読んでいると、「ステキ」と思ってしまう風景が次々に現れる。ヨーロッパと中東とロシアがほどよくミックスされて、独自の雰囲気があり、人があまり多くなく、少し荒涼とした遺跡も民家もすばらしい。特にアルメニアのノラドゥズにある「ハチュカル」という十字架を刻んだ石碑(要するに墓なんだが)や、グルジアの洞窟住居なんか、ぜひ行きたい。教会群もヨーロッパのようにど派手でキラキラしていなくて、寂びた感じがたいへんよろしい。
 しかし、そう簡単に行ける場所ではないようだ。英語もなかなか通じない。(ロシア語の方が通じる) 旅の上級者向けの場所のようだが、これだけ詳しい紹介をしてくれるのは『旅行人』ぐらいかもしれない。

2010年12月20日 (月)

『小松左京マガジン』第39巻

 順調に定期刊行されている『小松左京マガジン』も39巻目。次の40巻目は小松先生の傘寿特集号とのことだ。ちょっと前に喜寿の話題があったようなに感じるのに、はやいものだ。
 さて、この『小松左京マガジン』は、半分同人誌っぽい少部数誌(だと思うのだが)にしては、執筆者のメンツがいやに豪華。(巻末の会員名簿にも錚々たる名前が並んでいる) 今号にも高齋正、豊田有恒、田中光二等、ベテラン作家各氏も文章を書いている。個人的にファンな下村健寿さんも毎回ディープな話題でおもしろい。
 その方々をさしおいて(といっては何だが)、今回は若手(だと思う)の青木豊さんの『世界の果てで「はやぶさ」と迎えてきました』をいちばん興味深く読んだ。青木さん、「小松左京研究会」の一員ではあるが、特に組織から派遣というわけではなく、個人旅行でオーストラリアのウーメラ砂漠まで「はやぶさ」を迎えに行ったのだ。すごい、すごい! こういうときのSF者のネットワークと行動力ってすばらしい。mixiの「はやぶさコミュニティ」の人も行っていたらしい。さらに現地に行ってみると、作家の野尻抱介さんや、こういうネタでは形容詞のいらない松浦晋也さん、国立天文台の渡部潤一さんと名だたるみなさんが勢揃い。
一般人もまきこんで、日本中を感動させた「はやぶさ」の帰還だが、やはりSF者の入れ込み具合はひと味ちがっている。

2010年12月15日 (水)

マンガ『鋼の錬金術師』27巻(完結)

 『鋼の錬金術師』 荒川 弘著 (クスウェア・エニックス)
 「ガンガンコミックス」のハガレンもこれで完結。大団円という言葉がふさわしい。すべての伏線を収束し、すべての人の未来に方向を定めた。ここ数巻にわたる「約束の日」のクライマックスの戦いのあと、エドとアルの旅の目的を達したあとの物語のまとめ方の丁寧さが印象に残る巻だった。数々の脇役にいたるまでの目配りがすばらしい。
 私は単行本派で、雑誌連載は読んでいないけれど、今回のTV放映のアニメは原作に驚くほど忠実だったので、アニメで完結まで観ていると、初めて原作を読んだのに、なんとなくデジャヴュがあった。しかし、アニメはどんどん動画が進んでいくが、マンガは一コマ一コマを自分のペースで堪能できて、読み返すとさらに味わいが深くなるので、やっぱり原作のマンガの方が深みがある。いや、アニメの動きもなかなか秀逸なんだが。もういちどコミックスをはじめから読み返したくなった。

2010年12月 9日 (木)

マンガ『インド夫婦茶碗』15巻

 『インド夫婦茶碗』 流水りんこ著 (ぶんか社)
 前巻の14巻では、家の建て替えやダンナのサッシーさんの手術・入院、インドに赴いてのアンマ(義母)の散骨などいろいろたてつづけのおこって、とってもいそがしくて、疲れる巻だった。それに比べて、この15巻目は、なんて平和(シャンティ)〜!! まあ、アルナちゃんが学童保育を卒業したり、猫に咬まれたり、アシタくんがインフルエンザになったり、りんこさんとサッシーが10日間ケンカしてたり、細かいことはいろいろあるけど、「たいしたことないじゃ〜ん」と思ってしまう。健康についての話題が増えて、そろそろ老後の心配をしているお二人だが、なんか思わず共感。実は私も最近けっこうトシを感じている。
しかし、まだまだこれから思春期に突入するアシタくんやアルナちゃんの「親子茶碗」もぜひ続けていってほしい。

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