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2010年9月30日 (木)

「東洋のマチュピチュ」にバスツアー

 現在、夏の繁忙期に重なって、現場で2ヶ月欠員状態が続いていて、仕事日は夜10時まで状態が続いている。かなりバテバテで家庭生活やウラ稼業にも影響がでているが、ブログの更新も滞りがちになっている。秋はいろいろイベントがあって、せっかくの休日なら……と出かけたくなるのも悩ましい。しかし、そのユ〜ワクをはねのけて、平日2日間の休日を使ってネタを書き溜めようと思っているので、しばらく更新するつもりだ。

 新聞で「天空の産業遺産 東平(とうなる)と別子銅山記念館」というバスツアーを見つけたのは、そういったドタバタ前の7月だった。いや、もっと前の春ぐらいから、そのあおり文句の「東洋のマチュピチュ」ということばが気になっていた。ちょっと下調べすると、けっこう遠い。四国は愛媛県の新居浜市だ。四国なんて、10年以上行ったことないわ。南米のマチュピチュはなかなか行けないけど、四国ならなんとかなる……が、HPでも最寄りの公共機関の案内がなく、アクセスは車しかないようだ。これは、朝7時集合だろうと、やっぱりとりあえずバスツアーがいいかと思って、申し込んだ。
 当日9月23日は、週間天気予報でもよりによってその日だけ雨だった。最近の天気予報はよく当たって、しっかりその日だけ雨がふった。それどころか、早朝5時台ぐらいにものすごい雷がおちたなと思ったら、集合場所につくと大阪方面でJRが停まっていて、添乗員さんと一部の参加者がまだ来ていないというハプニングつき。結局出発したのは、30分遅れの7時30分ごろだった。
 さて、別子銅山跡は、「マイントピア別子」という道の駅の施設になっている。麓の方の「端出場(はでば)ゾーン」では、観光坑道の入り口まで鉱山鉄道に乗って、坑道の中を歩くことが出来る。他にもレストランや温泉などもある。そして、そこからマイクロバスに乗り換えて、車で30分ほどのところに「東平(とうなる)ゾーン」がある。端出場以前に採鉱の本部として栄えた地域だ。歴史資料館などもあり、ここの索道基地や貯鉱庫跡がマチュピチュっぽい……と言ったのは、20年前ぐらいにここに登った荒俣宏らしいのだが、2年ほど前から観光PRに使い出したら、一気に人気急上昇になったらしい。ということを教えてくれたのは、この地域のボランティアガイドさんだった。「マイントピア別子」には、地元のボランティアガイドさんが居て、ずっと同行してくれて、いろいろ詳しく教えてくれる。石見銀山の大久保間歩に行ったときもそうだったが、こういったガイドさんのお話はガイドブック以上のいろいろなネタも含まれていて、とても楽しい。
 しかし、この東平に至る道は、なかなかスリリングだった。HPでもマイクロバス同志は離合できないので、必ず事務所に連絡するようにと書いているぐらいの、ほそいぐねった道で、片や崖っぷち。それなりに熟練していて、道を心得ている人でないとこわい。それでも、最近離合のとき怖がって端に寄ってくれなかったり、バックできない車が入ってくるらしい。
 その間も、それほどきつくはないが、雨がふりつづいている。散策時にはカサとカッパのフル装備。実は、昨年の小松基地での大嵐の経験から、バスの中には、どうしょうもなくドボドボになったときのために、サンダルと着替えを持ってきていたのだった。しかし、それほどひどくはなく、霧にかすむ鉱山遺跡も滅多に見られないからまあいいかと思った。なんせ、下調べに探したネットの写真は、みんなピーカンに晴れているのだ。
 そして、「マイントピア別子」を出発する頃、夕方4時半ぐらいに雨はあがった。帰着は夜の9時半頃。日帰りバスツアーとしてはなかなかハードだったが、行って良かったお気に入りのポイントだった。……ただ、「東洋のマチュピチュ」は、世界遺産のマチュピチュにちょっと申し訳ないような気がする。


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