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2010年8月24日 (火)

維新派の犬島、再び

 大阪の劇団・維新派はほぼ年に1回大きな公演をうつ。今年は、犬島で野外舞台ということがホームページやらで公表され、DMも来た。犬島は2002年に『カンカラ』の公演を行ったところで、そのとき初めて私も犬島の存在を知った。銅の精錬所跡の廃墟が維新派の雰囲気によく合っていて、「よくこんな場所を探してきたなあ」とつくづく感心した。そのあと、2008年12月に「犬島アートプロジェクト」で現代アートとコラボした精錬所跡を見学に行き、今回が3度目の犬島訪問になる。
 今回の公演は、2007年・2008年とつづいていた「〈彼〉と旅する20世紀三部作」の#3である『台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき』。20世紀の戦争の時代にタイムスリップしたような連作のアジア編。いつも(野外の場合は特に)舞台美術が楽しみで、今回は丸太4000本で劇場をぶち建てた。7月20日〜8月1日の公演だが、少し前からtwitterでフォローして、島入りして舞台を造りあげるところから終わって撤収まで様子を見てきた。この過程から気分がどんどん盛り上がってきて楽しい。
 しかし、犬島は遠い。仕事帰りには寄れない。ちょっとした小旅行だ。この期間かろうじて7月24日(土)だけ休日になったが、連休はない。公演が終わってから京都まで帰れるのか心配だったが、土曜日ははやく満席になりそうだったので、とりあえず公演とアクセスチケット(臨時のバスと船の往復予約)をとった。あとで調べてみたら、なんとか新幹線は新大阪止まりがあって、そのあとJRの在来線で帰り着ける。現地に行ってみると、私らのような維新派目当ての他に、「瀬戸内国際芸術祭2010」のプログラムの一環なので、それにあわせて島を巡っている観客もいた。ああ、私も3連休ほどとれたらアートな島巡りをしてみたい。
 早い目のアクセスにして、屋台村が開くまで島の村のなかを散策した。所々にアート作品が展示してあり、気のせいか、1年半前よりこぎれいに見える。屋内の展示もあったが、それは別のチケットがいるようだというのが、途中で気がついた。屋台村が開いたので、先に物販でパンフレットを購入し、そのあと腹ごしらえをする。今回は「ウー」という劇団のまかない麺と中近東のカレーを食べた。そのあと綱渡りの大道芸が始まったので、チャイを飲みながら観る。屋台にはアルコールも売っているが、飲むと眠たくなるので、観る前は飲まない。この屋台村は一人でいても居心地がいいので、これも楽しみのひとつだ。
 公演は5時30分開場、6時開演、終了は8時30分。ちょうど日没とともに始まり、少しずつ暗くなって、舞台の街頭がつき始め、夜の舞台になる。この野外ならではの絶妙感。もちろん野外のリスクもあるが、承知の上。ひとときの不思議な空間に身を沈める。
 ……なんか、観劇の日記というより、犬島旅行記になってしまった。

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