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2010年5月28日 (金)

書籍『アニメ版PARM あるはずのない海 スケッチ集 Vol.1』

『アニメ版PARM あるはずのない海 スケッチ集 Vol.1』 獸木野生著(BIGCAT Studio)
 『パーム』を描き続けている獸木野生の自費出版スケッチ集である。公式HPでのみ通販中。これはレアアイテムかも、とちょっと自慢。でも、自費出版といっても、ちゃんとISBNもとっている。
 『パーム』の『あるはずのない海』が1980年代終わり頃にOVAとして企画されて、ポシャったが、その際、作者の手によるシナリオ、キャラクターデザイン、シーンごとのスケッチ、音楽デモができあがっていたらしい。そのスケッチを1冊にまとめたもの。だがVol.1とあるので、またVol.2もあるのだろう。1巻はオープニングからシーン33まで収録されている。
 ホントに野生さんは絵が達者。どんな向きにも描くし、表情もゆたかで、男は男らしく、おじさんはおじさんらしく、アメリカ人はアメリカ人らしい。スケッチはアニメの画面を意識してか、線がとてもすっきりしている。これがアニメになったら、旧「ルパン3世」が登場したときに感じたような、どれにも似ていない大人のアニメが出来ていたんだろうなあと思ってしまう。
 やっぱり企画が早すぎたのか。マンガとしては、人気が出はじめた良い時期だったかもしれないが、アニメとしては、条件がまだまだ整っていなかったような気がする。OVA企画として出たらしいが、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)が最初に出たのが私の記憶によれば『ダロス』で、後でWikで調べてみたら、アタリ! 年代としては『ダロス』は1983年。その時点から数えても企画がでたのはまだ数年。この時代はまだまだアニメカラーのセル画が主で、画質もまだまだで、OVAはビデオテープの長さもあるし、なかなか思うとおりに作れなかったと思う。その約20年後の現在、CG技術も発達したし、ビデオからDVDに移って、尺もある程度自由がきくし、OVAでなくても比較的表現が自由なTVの深夜枠もあるし、観る方の層も広がっているし、今なら……ともつい考えてしまう。

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アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

もうご存じかもしれませんが、LPで発売された後、
絶版になっていた、「あるはずのない海」の
イメージアルバムが、オンデマンドCDとして
復刻されました。
http://www.magiccity.ne.jp/~bigcat/PALMCDinfo.html
少し懐かしいサウンドですが、読んでいた当時を
思い出します。
いま最大の関心事は、
「本当にパームは完結できるのか?」
です。

buranさま>
コメントありがとうございます。遅くなってすみません。
CDも作者のHPのほうにお知らせがでてましたね。
音系のものはあまり買わなかったので、ちょっと考えあぐねていました。

「パーム」は作者がお元気なら、ストーリーはできあがっているはずだから完結できるはず! 栗本薫のようにならず、荒川弘のようにきっちり完結してくれ〜と思ってます。

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