2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »

2010年3月

2010年3月21日 (日)

ブログパーツをつけてみた

 衝動的に、サクラの花びらが落ちるパーツと花粉情報のパーツをつけてみた。いままで、このブログパーツってMACでは動作しないのも多かったんで無視していたんだが。今回は動いたので。
 どちらも季節限定。花粉情報は、ほとんど自分向きかも。
 でもなぜか、密林のアイコンもいつのまにかくっついてきた。う〜ん、ようわからん。

2010年3月20日 (土)

マンガ『WOMBS ウームズ』第1巻

『WOMBS ウームズ』 白井弓子著 (小学館刊)
『天顕際』で同人誌作品ではじめて「文化庁メディア芸術祭」を受賞した白井弓子さんが、雑誌「IKKI」で連載中の作品。この度コミックスの第1巻がでたが、少年マンガのフロアーにあったので、しばらく気がつかなかったよ。
 第1移民(ファースト)と第2移民(セカンド)の間で戦争が続く星に、妊婦だけの特殊部隊がある。現地生物ニーバスの体組織を子宮に移植した彼女たちは転送能力(テレポーテーション)を有する。その転送隊の訓練の様子がなかなかリアル。それにまだ1巻目では明らかにされていないナゾがいろいろある。現地生物ニーバスの正体や、碧王星をめぐる歪な月の秘密、単なるテレポートではない転送の「座標」「同期」「フォーメーション」などの設定はまだまだ奥が深そう。なかなかゾクゾクするSF設定が満載だ。
 ストーリーは、新兵のマナ・オーガを中心に描かれているが、転送隊を率いるアルメア特技一等軍曹のカッコイイこと! ほ〜んっとにほれぼれしてしまう。『天顕祭』のときもそうだったが、白井さんの描くマンガに出てくる女性はみんな汗して、身体をはって、戦って生きている。

2010年3月18日 (木)

映画『デーヴD』

 「大阪アジアン映画祭2010」で上映された2009年のインド映画。「『スラムドック$ミリオネア』の現地コーディネーターを務めたアヌラーグ・カシヤプ監督が、映像・脚本・音楽などあらゆる要素でインド映画の新時代を宣言した衝撃的ヒット作」というのが売り文句だ。
 たしかに、今まで観たどのインド映画とも似ていない。ドラッグやインターネットやポップ調の音楽など現代的な要素がいっぱい。登場人物がみんなヒンディー語をしゃべっているのがちょっと不思議なくらいだ。もっとも現代的と思ったのは、主人公の退廃・自堕落ぶりだ。マサラムービーでは、金持ちの息子は明るくカネをばらまき、恋愛はいろいろ障壁があっても好き嫌いは積極的、主人公の性格は単純・熱血が多かったが、この映画ではまるで逆。迷走を続ける主人公は、それでも良家のご子息なので、退廃できるカネがある。現代の上流家庭の病か。ビンボーはいやだ〜と感じさせるベンガル映画とは対局にあり、ミーラー・ナイール監督とはちがった現代社会への切り口だ。こういうインド映画も創られるようになったのだと思うと、たしかに新境地をみた思いだった。

2010年3月17日 (水)

映画『ウエイヴ』

 みなみ会館での映画第2弾。2008年のドイツ映画。「独裁」を学ぶ1週間の体験授業をうけた若者達が「ウエイヴ」と名付けた集団をつくり、暴走していく。これは1967年アメリカの高校で行われた独裁実験をモデルに、舞台を現代ドイツに移して作成された作品。
 かつてナチスが台頭した苦い過去をもつドイツが創ると、いやに説得力のある話になっている。独裁者は悪ではなく、退廃やスキャンダルな社会に相反する積極的・能動的な若者たちが自発的に参加していく。実際、「他の授業よりおもしろい」と他のクラスから移ってくる生徒もいるくらいだ。
 だが、だんだんと悪いことではないが、ちょっとおかしい。ちょっとおかしいと思ってもいえなくなる。そのじわじわとした進行を5日間の授業に濃縮している。その暴走はいろいろな方面に向くが、その中でいままでずっと孤独だったある生徒が、「この授業ではじめて仲間ができた」と傾倒していく果てが傷ましい。

2010年3月16日 (火)

映画『母なる証明』

 気がつけば、3月4日からまた沈没していた。年度末は、オモテ稼業もいろいろ通常ならざる締め切りや更新や駆け込みの会議が多くって……たいへんだ(^_^;
 それにもかかわらず、京都の映画館・みなみ会館も会員制度がこの年度末で変わるし、3月半ばまでしか使えないという招待券を友人からもらってしまって、ありがたく2本も見ることが出来た。

 ワンスクリーンシネコン状態のプログラムの中から、選んだのがこれ。
『母なる証明』は2009年の韓国映画。殺人事件の容疑者になった息子を救おうと、必死にてがかりを探す母親の姿を描くミステリー……というと、その結果意外な人が犯人であり、ピンチを乗り越えて最後でめでたく息子の無実が証明される……と続くのが想像の域をでない王道なのだが、違う! 違うんだなあ!! いや、ここでネタをバラすとおもしろくないから、チャンスがあればぜひ観よう。このひねり方やストーリーの構成の仕方や伏線のはり方も、説明がないけど「画面から読み取れよ」という暗黙の意思表示がある韓国の社会や人間関係の描写もとてもいい。はっきり語っていないけど、知的障碍者が社会の中で特別扱いされず、しかし多少バカにされながらも、日常の一部として過ごしている。そして障碍を持っていない人の方が病んでいる。韓流ドラマは興味がないが、こんな映画もあるのなら韓国映画もなかなかいいかも。

2010年3月 4日 (木)

書籍『世界のどこかで居候』

『世界のどこかで居候』 中山茂大 文、阪口 克 写真(リトルモア)
 中山茂大(しげお)と阪口克(かつみ)のユニット「人力社」が、モンゴル、イエメン、パプアニューギニア、ラダック、モロッコ等の8家族のお宅に約1週間滞在させてもらった記録集。1泊ではまだまだ「お客さん」で、滞在が短すぎると「居候」は成立しない。が、「定住」ではないから長すぎてもいけない。その頃合いがおおむね1週間なんだそうである。
 この本は、新刊で本屋に平積みにしてあったのを衝動買いしてしまった。前述のようなコンセプトだから、旅行記としてもひと味ちがう。それに、本の構成が視覚的で凝っている。ご家族の関係図、近所や家の内部の説明、1日のタイムテーブル、料理の仕方など、写真やイラストをふんだんに使って、事細かに書いている。写真が小さくて若干見にくいところもあるが、本全体がスクラップブックのようなとても楽しい創りになっている。
 加えて、読んでみると、居候先がけっこうディープだ。どこもすごかったけれど、いちばんすごいのはパプアニューギニアのフリ族のお宅のときだろう。諸星大二郎の『マッドメン』の世界だ。戦士である通称「コマンダー」のトゥクバ・ジャヴェニさんの精悍なこと。かっこいい〜! ファッションにも個性があるし、ブタの丸焼きも壮観である。(腹下しのおまけがつくが) モロッコのサハラ砂漠のノマドの暮らしぶりも、容赦ない砂漠仕様ですごい。夕方ラクダで観光テント村について1泊して、翌朝帰っていく観光客を見送る立場に立った居候たちがみた、観光客のいない時といる時のノマドの表情のちがいがおもしろい。

2010年3月 2日 (火)

映画『Dr.パルナサスの鏡』

 テリー・ギリアムの映画だから行かなきゃ……と思いながら、なかなかレディースディに(おいおい)休みが取れないで、そのうち最終日の1週間をきってしまい、定価で観にいった。これは、前述の『アバター』とちがい、私はぜんぜん前評判を聞かなかった。が、ヒース・レジャーの遺作ということでは話題になっていたようだ。
 「ああ、また、テリー・ギリアムはヘンな映画を創ってしまった」という印象。いや、いいんだけど。テリー・ギリアムだし。でも、これは一般ウケしないよな。いや、一般ウケしなくてもいいんだけど。ノリは『バロン』に近いかなあ。ギリアムにしか描けない悪趣味でケバい想像の世界。でも、「○○みたい」だらけの『アバター』よりも私は好きだったりする。
 この映画がPG12がついていたんだけど、どこがひっかかるんだと思ったら、やっぱり未成年(16歳)がタバコをふかすシーンかなあ。ヴァーン・トロイヤーが一座のフリークス(小人)役で出てくるけど、他の映画にも出ていたし、それではないだろう。そんな残酷シーンもなかったし。

2010年3月 1日 (月)

映画『アバター』

 最近、シネコンでいつも一つはプログラムに入っている3D。いったいどんなかんじか観たかったんだけど、特別料金でレディースディもいろいろな割引特典もつかえない。常時大人2000円で、これに値するかどうか考えるとなかなか踏ん切りがつかなかったが、巷の『アバター』の3Dの評判が良いらしいので、これを観にいくことにした。
 私の3D初体験は、たしか1985年のつくば博の富士通パビリオン。その頃はフルカラーじゃなかったが、それから四半世紀。イベントやアミューズメントパークの数分の映像ではなく、1本の長編映画が3Dで出来るようになり、画質も格段に進化している。すごいなあ。たしかにこれは劇場の大画面で観た方が迫力がある。『アバター』の画像はそれを狙ったようなシチュエーションで、絵を観ているだけでもそれなりに楽しめる。思うに、異世界の衛星パンドラの背景より、宇宙空間や宇宙船内部などで、直線ではっきり一点透視、二点透視の構図になっている方が3Dの奥行き感が強調されてる。SFって3Dが似合うよね。
 というわけで、これは絵をみる映画だなあと思った。ストーリーの方は、想像の域をでないというか、新鮮味がないというか、類似が多いというか、つっこみどころ満載。映画を観ながら、出だしは『エンダーのゲーム』か『宇宙の戦士』か、パンドラは『地球の長い午後』か、やってることは民俗学のフィールドワークだし、パンドラの住民は明らかにネイティヴ・アメリカンだし、「ナヴィ」という名前は「ナバホ」族からとったのかとか、パンドラの森はまるで「腐海」だし、宙に浮いている岩は「ラピュタ」か、出てくる人型メカはまるで「ボトムズ」のATか、「ザブングル」のウォーカーマシンか、「エイリアン」の頃から自分の中で進歩していないのか……とか、連想することが目白押し。
 後で(観るまではあまり他の人の感想などは読まないのだが)、ネットでいろいろなサイトやmixiのレビューを読むと、私だけではなかったのだとヘンに納得した。

« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »