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2009年11月

2009年11月26日 (木)

どっちの見え方がいいでしょう?

 先ほど、前の記事をUPして、おどろいた。トップの表示が変わっていた! 記事の内容を1行表示したあと、「つづきを読む」になってたたんだ状態がデフォルトになっていた。
 う〜ん、どっちの見え方がいいのかなあ? 新着記事しか読まない人は、ワンクリック手間がかかる。でも、やたら長い記事を書いているブログでは、これの方が最近の動向をざっとみれて便利かも。でも、たった1行じゃ、出だしのあいさつだけで、内容を把握できないなあ。
 管理設定を変えれば、いままでどおり記事全文をトップに表示することもできる。我がブログは、来客が少ないし、半分は知り合いだと思うのだが、しばらく様子を見て考えてみよう。

泉涌寺も夜間拝観

 近年、紅葉やさくらの季節に、お寺が夜間拝観を行うようになったが、9月20〜23日と11月12〜16日に、ついにうちの近所の泉涌寺も初めて(だと思う)夜間拝観を行っていた。皇室の菩提寺で「御寺」といわれるほどで、格が高くて、そんな俗っぽいことはしないだろうと思っていたので、ちょっとびっくりした。が、紅葉にあわせてというわけではない。「奉祝 今上陛下御即位20年」を記念してということらしいので、今後毎年というわけではないようだ。もしかしたら、即位30年ぐらいにまたやるのかもしれない。
 おまけに11月には、夜間拝観開始前日に町内会で提灯行列というのがあったのだが、平日の4時半集合なんて、サラリーマンにはとてもムリな時間帯なので、参加しなかった。が、泉涌寺の方から、地域に拝観招待券が配布されていたので、なんとか行ける1日を使って散歩がてら行ってみることにした。
 行って、驚いた。境内に入ると、仏殿・舎利殿の両脇に物販ブースが設けられていたのだ。ケータイ屋とか漬け物屋とかあんみつ・和菓子(そこでも食べられる)とか、ちりめん山椒とか、郵便局とか、書の色紙とか、泉涌寺の絵はがきやケータイに貼るような蒔絵シールとか…… そして、舎利殿では三味線とシタールの音楽奉納を行っていた。別の日には筑前琵琶の上原まりさんも来るらしい。宮内庁もずいぶんやわらかくなったなあ。
 またそれに併せて、1月にはいっしょに七福神をするご近所のお寺、雲龍院・戒光寺・即成院・悲田院・法音院などもいっしょに夜間拝観を行っていた。京都駅からは無料シャトルバスも往復している。けっこう派手なキャンペーンのはりかただ。しかし、どのお寺も本堂や庭園の拝観は有料になっている。いかんせん、おサイフを持ってきてなくて、お買い物も本気の拝観もまったくせずに帰ってきた。

2009年11月24日 (火)

小松基地航空祭、リベンジならず

 昨年に続いて、「航空祭 in KOMATSU」に行ってきた。昨年は天候がイマイチで、ブルーインパルスの展示飛行も、半分ほどで中止になってしまったので、今年こそフルタイムでと思ったが(先日の岐阜基地では、異種編隊飛行などもあって、もともとプログラムが小松より短いのだ)、今年もお天気運がなくてリベンジならずで、後半は昨年よりもすごい嵐になり展示飛行は中止になってしまった。残念。

 今年の小松基地航空祭は、11月1日。昨年より1ヶ月以上遅い。ここは、あまり交通が便利じゃないので、昨年と同じバスツアーに申し込んだ。今年は、なぜかネットのサイトが更新されず、なかなか情報がでてこない。家でとってる新聞社の系列なので、毎日新聞をチェックしていると、ようやく岐阜・浜松・小松セットで旅行案内が出た。が、ネットが使えないので、予約の電話はそれから1週間ほどたってようやくかけることができた。が、そのタイミングで、バスは昨年と同じ2号車。今年は5台だったようだ。あまりアセらなくてもよかったか。
 午前中はまだ、曇ってはいるが昨年よりマシで、このままもってほしいと思ったが、シートを広げられる格納庫でお弁当を食べている途中でポツポツと雨が降り出してきた。ブルーインパルスの展示飛行が始まるのは1時10分からなのだが、そのあたりになるとだんだん雲行きが怪しくなって、風も強くなってきた。それでも、放送がかかり、6機が順次滑走路に向かっていく。エプロンではカサはご迷惑なので、カッパを着る。荷物は持ってきたゴミ袋の中に入れる。(多少カッコわるいが、ぬれるのをかなり防げる)それでも1機離陸した。が、そのあと他の機体は続かない。どうやら上空の状態やスモークの具合を調査していたようだ。でも、そのスモークの状態をみると、「こりゃ、ムリだよなあ」と思わせるものだった。案の定、中止の放送がはいると、多くのギャラリーは素直に(と、思われる)エプロン地区から散りだした。飛ばなかった機体から、はでにスモークを噴出していた。2日後には入間基地で展示飛行をするはずだが、入れたままにはしとかないのね。
 それからが、タイヘンだった。あっという間に天候がさらに悪化。折りたたみカサがひっくりかえるような風と、カッパを着ていても足もとがグショグショになるほどの大雨で、食べ物や物販屋台も継続が不可能なほどだった。昼時は過ぎていたとはいえ、これは売り上げにイタイだろうなあ。駅までのシャトルバスやタクシー待ちが長蛇の列になっていた。あまり本格的な雨装備をしていない人も多くて、これは、なかなかつらそう。私たちは駐車場のバスまでたどり着ければ、とりあえず雨風はしのげるが、それでも湿気っているので、バスの中はエアコン全開。集合時間より早いけれど、メンツがそろったバスから次々離脱していく。
 というわけで、天候の当たり外れは野外イベントの宿命だが、軍艦島といい、首都圏外郭放水路といい、今年はどうもお天気運がない。

2009年11月22日 (日)

『さよならジュピター』 小説と映画とプチ講演

 11月初めから沈没してしまった。いろいろネタはたまっているのだが、書くヒマがない。「いかんなあ」と思いながら、ボツボツ更新していくことにする。
 まず、10月の残りから……

 『小松左京マガジン』のMLから知ったのだが、「宝塚映画祭」というイベントの中で、なつかしの1984年の映画『さよならジュピター』の上映と、『小松左京マガジン』で旺盛な執筆活動をしているディープな医学博士・下村健寿さんの講演があったので、去る10月31日に行ってきた。
 私は、田舎に映画館がなかったので、映画を見始めたのは大学に入ってからだった。が、急にそんなに目覚めたわけではなかったので、80年代前半以前の映画はほとんど見ていない。それでもいくつか知っているのは、昔、京都の名画座の祇園会館が安価に3本立ての旧作をどんどん流してくれたおかげである。ビデオが普及していなかった頃のなつかしい話である。
 ……という昔話はおいといて、この『さよならジュピター』は、実は映画も小説も手をつけていなかった。『果てしなき流れの果てに』『日本アパッチ族』『復活の日』『エスパイ』といった長編や何冊かの短編集をガンガン読んでた頃よりちょっと後発で、少し熱がさめていた頃だったせいかもしれない。
 てなわけで、やっぱり映画を観るのなら、小説の方も読んでおこうと3日ほど前から読み始めた。
が……、上映までに読み切れなかった。昔は『復活の日』を2日で読んだのに、腕が落ちたなあ。でも、だいたい映画と小説が対比できるくらいは読み進んでいたので、下村さんのお話も納得しながら聞くことができた。『さよならジュピター』の小説の雑誌掲載は1980年〜1982年で、単行本は1982年に出ている。その後2回ほど文庫本化されていて、私の読んだのは1999年にハルキ文庫からでた上下本だった。これには、左京さんのあとがきと巻末特別インタビューが載っていて、小説と映画の関係話が書かれている。『小松左京マガジン』やワールドコンのプログラムと内容は重なるが、この小説は映画の「原作」ではなく、映画の話が先行した後で小説化されたが、小説のほうが先に出版されて、後に映画が公開されたのだ。映画の作成経緯も映画会社主導ではなく、珍しく作家主導で、当時のSF作家が複数よってたかって楽しく?企画したものらしく、脚本も左京さんが書かれている。
 このようなちょっと特殊な経緯のある作品であるが、観た感想・読んだ感想というと、「映画は良くも悪くも小説のダイジェスト版」だった。よく有名な小説が映画化されると「こんなイメージじゃない」と原作とのずれが不評になったり、有名映画のノベライゼーションというと映像の描写を描ききれずあらすじみたいな小説になってしまったりするが、『さよならジュピター』に限りどちらもあてはまらない。まず、小説の方がやたら描写が細かいのだ。もともとSFは「さも本当のようにどれだけ大きなホラをふけるか」がキモだと私は思っているのだが、左京さんの小説はどれもそういったリアリティがある。だから分厚いのだろうが。太陽系開発の前線の汗臭さやほこりっぽさがヒシヒシと伝わってきてステキ。反面、映画の方は、登場人物が整理され、話が端折られているが、小説版のイメージを損なうものではない。が、時間の関係かあまりにも話がすべりすぎ。公開当時、あまり評判がよくなかったのは、まあなんとなく納得した。もう少し役者の演技がうまかったら、もうちょっと救われたかもしれないと思う、ヒロイン役とカルロス役と……主人公。でも、原作にはないちょっといいシーンもあった。太陽系開発機構のウェッブ総裁がふれると光る球を持ちながら、「太陽は地球にくれてやる。(第2の太陽である)木星は私たちのものだ」というような内容をつぶやくシーンなんてビジュアルでいいなあ。それにスタジオぬえのデザインする宇宙船もなかなか重厚でいい。ジュピター・ゴースト(木星の海に沈んで漂流している地球外知的生命体の宇宙船)も好きだ。
 最後になったが、この映画上映に先立ち1時間、下村健寿さんの講演があった。下村さんといっても、あまり一般にメジャーじゃないと思うが、『小松左京マガジン』では有名である。と、思ったらアメリカの日本映画専門誌(そんなのがあったのか!)にも寄稿しているらしい。イギリス在住なのだが、別件で帰国されたついで(というわけではないかもしれないが)の出演らしいが、パソコン持参で資料もバッチリ、ちゃんと参考資料のアメリカの著作者にも了解をとっているという用意周到さ。(英語ができるって、すばらしい) ワールドコンの時とちがって、ネクタイ・背広姿で、学会の講演を聴くようだった。内容は、『さよならジュピター』のウラ話的なことや、オデッセイアやスターウォーズと対比してのお話だったが、1時間じゃ話し足りないようで、けっこうな早口だった。観客が思ったより少なかったのが残念だった。

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