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2009年10月31日 (土)

小説『三匹のおっさん』

『三匹のおっさん』有川 浩著(文藝春秋)
 還暦を迎えた幼なじみの三匹のおっさん(キヨさん、シゲさん、ノリさん)が、自主自警団をつくって、数々の町内の事件を解決する連作小説。……といいながら、ちゃんとキヨさんの孫とノリさんの娘(ふたりとも高二)の青春小説にもなっているところが有川さんらしい! 
 有川さんの小説はどれを読んでも、サブキャラまで丁寧に描かれている。この作品は特にあらゆる年齢層のキャラに目配りがきいていて、キャラがたっていても、「主人公だけがカッコよければいい」というようなものではない。クチのききかたもしらないチャラチャラした若造のように登場するキヨさんの孫の祐希も、脅しに負けてカツアゲを見逃してしまっている店長でさえ、後になればじわじわといい味をだしている。それぞれの夫婦や家族間の関係も理想的ではなく現実的に描いている。それでいて、亀の甲より年の功でおっさんたちがカッコいい!
 ……というわけで、今回も調子よく堪能できた。

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