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2009年9月

2009年9月10日 (木)

2009夏コミの収穫

去る8月16日に夏のコミックマーケットに参加してきた。今回は(も?)一人参加だったのだが、ふだんから創作系のお買い物はコミティアあたりの方が並ばずに買えるので、コミケではあまり時間をかけない。今回も創作系ととなりの評論系のエリアをザザッとまわってきただけだった。なので、いつもの作者さん以外、新規開拓をしていないのがちょっと反省点。

 『竜宮』7章 時枝理子著 (TIMES)
 理子さんのファンタジーマンガも第7章、次回で完結らしい。子育てしながら、庭仕事しながら、いろいろ忙しそうだが、創作ペースがおちない驚異の人だ。これからもがんばってほしい。

 『SYLVAN』、『WALK WITE DRAGONS』 荻原征弥著(FUKURO・KOUJI)
 長いおつきあい(一方的な)ですが、最近ミニ絵本が多い荻原さん。手塗りのカラーイラストは美しく、手作りの装丁の妙はバツグンなんだけど、ストーリーマンガも読みたいな〜 

 『画本 般若湯』 佐藤美絵著 (花喰舎)
 なかなか最近はコミケ以外にはお目にかかれなくなったけど、りんさんの切り絵イラストはすごく美しいし、装丁も凝っている。あれ、ペンネームが「りん」じゃない? と思ったら、この本では、「画 佐藤美絵、文 りん」になっていた。使い分けしているのかな?

 『belneのComic Work Shop 総集編』(新潟コミティア実行委員会)
belne(ベルネ)さんは、プロデビューもしているし、大学のマンガの先生もしているし、同人もしているし、忙しい人なんだが、ずっと新潟コミティアでワークショップもしていた。その総集編。(東京のティアズマガジン掲載分も収録) すみません、実はまだ全部よんでない。新潟は2000年から。(まだ続いている?) 東京の方も含め、初出年月日、実施年月日をもう少しはっきり書いておいてくれた方が、こういう感想をかくときありがたいなあ。文章が多くて、読むのに時間がかかるかもしれないが、私らのような年寄りではなく、若い人たちにぜひ読んでほしいと思う。

 『僕らを育てたSFのすごい人』(アンド・ナウの会)
 SF大会に行ってればディーラーズルームで買っただろうけど、不参加だったので、コミケで出会えて1年待たずにすんでよかった。作家・山本弘さんによる『宇宙塵』の柴野拓美さんへのインタビューの本だ。いちばんの有名どころなので「宇宙塵の」と頭にそえたけれど、柴野さんはそればかりではなく、表紙には柴野拓美(日本空飛ぶ円盤研究会、『宇宙塵』主宰、第1回日本SF大会主催、『ガッチャマン』SF考証、翻訳家)とあるように、いろいろな分野で活躍している。それに山本さんも、ある程度下調べもしたかもしれないが、こっちも詳しい。私も知らなかった昔のSFうら話をいろいろ読めて、楽しかった。

2009年9月 9日 (水)

映画『アラビアのロレンス 完全版』

 先日のレディースディに、京都のみなみ会館で、『アラビアのロレンス 完全版』を観てきた。昼の1時半ごろから始まって、10分間の休憩を挟んで、終わったのが夕方の5時半ごろだった。いつも空いているみなみ会館にしては観客が多く、レディースディなのに男性が以外に多かった。また、年配の人が多かったのも印象的だった。きっと年配の人は、公開時に映画館で観たことがあるんだろうなあ。
 私は、おそらく大学の頃名画座かどこかで観た。以来、私も好きな映画のオールタイムベスト10のひとつだ。ン十年前に観たにしては、断片的でもよく覚えている。正直、最近のハリポタよりもよく覚えているぞ。名シーンがいくつもあるし、大好きな砂漠・ベドウィン・駱駝なんかがふんだんに出てきてうっとりしてしまうし、それになんといってもストーリーの妙にうなった。
 久しぶりに観たら、やっぱりしみじみよかった。なんたってハリト族のアリがと〜ってもかっこいいんだけど、なかなか脇をかためるじいちゃんやおっちゃんたちが食わせ者で味があってさらにいい。このしたたかな大人達がいるから、ロレンスやアリの純粋さというか、思うようにならない現実の前でもがく姿が際立つんだろうなあ。
 オタク的にみると、ガンダムの世界構造はこのパターンだな。アムロとシャアの対決をストーリーのメインに据えていても、宇宙戦争はもっとちがうところで駆け引きをされているのだ。それに、ベドウィンのアリ、私は栗本薫の「グインサーガ」に登場する草原の国アルゴスの黒太子スカールは、ずっとアリのイメージで読んでいた。今となっては聞けないが、栗本さんも『アラビアのロレンス』は好きだったんじゃないかな〜 やおいっぽい面もあるし(^_^;)
 パンフレットは、昭和38年発行のものの復刻版がでていた。詳しい解説も多く、とても充実したパンフレットだった。

2009年9月 5日 (土)

映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』

 前売り券を買っていたにかかわらず、ずっと行き損ねていた映画の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』に、8月末にやっと行ってきた。
 ほとんど年1回の同窓会の様相を呈しているハリポタ。1年ぶりに見るたびに、「大きくなったねえ、みんな」と思わずつぶやいてしまう。背は高くなってるわ、声変わりはしてるわ、すっかりレディになってるわ、いやはや…… あのおもちゃ箱のような世界が様変わりするわけだ。
 キャラについていえば、ドラコ・マルフォイはびっくりの美青年になった。ジニーやルーナ、ウィーズリーの双子も大きくなった。それに、キャラが多くて、ほとんど説明がないので、原作を読んでいない人には、1年前の映像を覚えていて、誰が誰か全部わかるか? 原作読んでても、「あれは誰だっけ〜?」とずっと名前がでてこないキャラも何人かいる。でもやっぱりスネイプ先生はステキ。あいかわらずおいしい役だ。
 しかし、この作品はますます暗い。話も暗いし、画面の色合いも暗い。まあ、ここまできて初めて観る人はいないと思うけど、だんだん脱落していく人もいるだろうなあ。特にお子様にはちょっとしんどい内容だ。というか、退屈。それほど話にヤマがあるわけではなく、淡々とすすみ、それほどアクションがおもしろいわけではない。舞台のボグワーツも、監督によってずいぶん舞台のイメージがかわる。クィディッチもずいぶん攻撃的な肉弾戦のようなスポーツになっている。金にスニッチはどこ? 
 それでも、次作『死の秘宝』2部作をもって、完結するメドがついた。ここまで、順当に創り続けられたことは評価したい。途中で途切れた作品が過去にいくつあることか…… ただ、原作にあるけれど、映像的に苦しいいろいろな伏線や設定を省略してるので、どう納得させるラストにもっていくか注目だ。

2009年9月 2日 (水)

昼ガンダム夜ガンダム朝ガンダム

 夏コミにあわせて、話題のお台場1分の1ガンダムをみてきた。夏コミは3日目の日曜日の参加であり、職場から一人で特攻したのだが、次の月曜日に首都圏外郭放水路の親子見学会が当たったので日曜日の夕方にお台場で父ちゃんとタクヤ(小4)と合流することにしたのだ。(兄ちゃんはキャンプに行った) 宿もこの日だけ、大井町のビジネスホテルのシングルからお台場の日航ホテルのトリプルに変更した。狙いはドンピシャ! 部屋から潮風公園のガンダムがみえる。それに、ここんところ安くて古いビジネスホテルで宿代を浮かしていたので、ひさしぶりのまっとうなシティホテルで、ゆったりとしみじみ過ごせた。
 二人は、昼過ぎにお台場に到着して、まず昼ガンダムを鑑賞したようだ。ようだ、というのは、コミケ会場は電話は通じないし、留守電も聞けないし、メールも届きにくいし遅い。コミケが終わると人が増えると予想したので、さきにGOODSを確保しようとしたが、それでもスーベニールにはすごい人出で入れなかったようだ。でも、カタログと限定プラモだけ別の売り場が設けてあったので、そこでゲットしたらしい。プラモは一人1個の数量制限有り。あまりに暑いので、しばらくみて、ホテルに避難したらしい。こっちは、4時にコミケが終了して、お台場に向かって歩いた。ご同類はいるようだが、暑いせいかそんなに人は多くない。2キロ・30分ぐらいかと思ったが、暑いし、荷物は重いし、けっこう疲れた。ホテルに入る前に、位置確認に行ってみたが、公園に入ってもまた歩くし、すわるところもない。早々にホテルに退散した。
 しばし、ホテルで休憩して、夜ガンダム見物に赴く。ついでに、ガンダム周囲の屋台で夕食をすます。1時間に1回、頭が動き、目が光り、関節から蒸気を出すが、夜はライトアップされて、さらにカッコイイ。しかし、人が多い。夜になっても人がひかない。隣のフジテレビの「お台場合衆国」からも人が流れてくるし、もちろんコミケからも流れてくるし、ウジャウジャウジャ〜 8時になったら終了らしく、ライトも落ちた。
 そして、朝ガンダム。オープンな公園なので、ホテルの部屋から見ていても、朝からチラホラ人が公園に入っていく。朝食処(結局ホテルのレストランは高いので使わない)と郵便局(もちろん冬コミの振込のため)をさがしがてら、まず朝ガンダムを観にいく。さすがに人が少なく、屋台やスーベニールも閉まっているし、ガンダムタッチはできないが、かぶりつきでみれる。ちゃんと警備員さんが立っている。おつかれさまです。昨日は気がつかなかったが、地面に足跡がついているんだ。よく見ると、立ち位置、腕や手の握り具合も、ランドセルのバーニアの向きも左右対称ではない。いちばんカッコイイ立ち姿? 創り手のこだわりがみえるなあ。
 しかし、公園にガンダム一機立っているだけで、これだけワラワラと人が集まってくるなんて、すごい経済効果だ。比較的人件費もいらないし。9月に入って、解体も始まっているらしいが、このあとどうするんだろうなあ。

 ところで、首都圏外郭放水路の親子見学会は、その数日前から施設が稼働したので、中止になってしまった。軍艦島といい、この夏は天候運がない。

2009年9月 1日 (火)

軍艦島、上陸ならず

 廃墟マニアの聖地とよばれる通称「軍艦島」は、長崎県の高島町にある「端島(はしま)」という島だ。海底炭鉱を有し、昭和30年代には5300人の人口があったという。昭和49年に閉山し、無人島になり、永らく上陸が禁止されていたが、この4月に見学路が整備されて、上陸できるようなったとTVのニュースにもなった。以降、いろいろ下調べをしていたのだが、なんせ長崎は遠い。ちょいと行ってこれる距離ではない。できれば、2泊3日はほしい。幸か不幸か、この夏SF大会にいけなかったので、決行することにした。端島については、「軍艦島を世界遺産にする会」のHPに詳しい。
ついでに言うなら、予習で買ったのだが、『軍艦島全景』(三才ブックス刊)は、なかなかディープな写真集でおすすめだ。
 しかし、軍艦島上陸には、もう一つ関門がある。天候の関係で3回に1回は上陸できないらしい。旅行代理店が企画している上陸のツアーもあるのだが、それだと上陸できなくても払い戻しがないので、4人分だとけっこうイタい金額なのだ。それに、小学生の参加はお断りというツアーもある。なので、長崎市駅の近くのフェリー乗り場から出ている地元の定期航路の上陸コースをおさえた。これなら予約して欠航になったら、あきらめるだけでお金は払わなくていい。ホテルも乗り場の近くにして、いざとなったら再チャレンジできるように、その他は前後には自由のきかない予定を入れないようにした。
 結論からいえば、予約日も次の予備日も上陸コースは欠航で、上陸できなかった。天候は曇りがちだったがまずまず(予備日に行った吉野ヶ里遺跡ではガンガンに晴れていた)、湾内の内海はおだやかだったのだが、外海は浪高しだったのだ。折悪しく、いつのまにか台風が発生していて、関西以東は大荒れだったようだ。台湾のほうにも熱帯性低気圧か台風がきていた。海はつながっているのだ。上陸できるか否かは、天候の問題ではなく(HPの案内では、雨がふっていたらカッパをきて見学とある。カサは不可)、「風」と「波」。天気予報をみるポイントは、波浪警報・注意報。しかし、上陸コースは大人気で、予約をしないととれない。天気にあわせて休日をとれるわけではないから、見切りで手配をするしかない。なかなか難しいところだ。学生とリタイア向きのコースなのかなあ。
 上陸コースは欠航だったものの、周遊コースは動いていたので、乗船してきた。約2時間で、軍艦島の周囲をゆっくり1周してくれる。写真集ではみていたものの、やっぱり3次元実物大のホンモノはなかなかすごい。島自体は小さめだが、建物ひとつとかではなく、島全体が廃墟なので、迫力がある。1周すると、波の高い側とそれほどでない側がある。高いところでは、建物の3階ぐらいまで打ち寄せる波があがっている。船着き場のある側は、桟橋は高い浪がくると洗われていた。海を甘く見てはいけないということか。
 上陸はできなかったが、ホンモノがみられたので、まあ良しとしよう。外海の波にさらされているので、崩壊が進むのが心配だが、またチャレンジしようと思う。

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