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2009年7月21日 (火)

「やなぎみわ 婆々娘々!(ポーポーニャンニャン)」

 4月からオモテ稼業が延々繁忙状態で、10時まで残業、家に帰るのが日付のかわる寸前ということがしばしばで、寄る年波で疲労が回復しない。昨年度から1時間単位の時間休がとれるようになったので、目をさらのようにしてローテーション表をにらんで、とれそうな枠をさがしている。
 
 んでもって、その時間休をとって、国立国際美術館の「やなぎみわ 婆々娘々!(ポーポーニャンニャン)」(6月20日〜9月23日)に行ってきた。「やなぎみわ」といっても、それほど大メジャーじゃないけれど、今注目の美術作家だ。でも、私が知ったのもそんなに昔ではなく、さわやか革命さんのブログで2005年に東京で行われた美術展の記事を読んだとき、はじめて名前を覚えた。なんかちょっとヘンそう……。それに、その美術展のチラシが、黒いテントをかぶり手足だけ出して立っている女の写真だった。これは印象がキョーレツ! というかモロ好み。しかし、それまで全く知らなかったので、そのために東京まで行くという情熱も持てなかった。
 4年を経て、そのやなぎみわの美術展が、関西で開かれた。が、そのプロフィールをみると、京都市立芸大出身で、京都在住の人だった。なんだ、関西の人だったのか。そして、今年のヴェネチア・ビエンナーレで日本館の代表として出品されているという。ヴェネチア・ビエンナーレというと、2004年にあのコミックマーケットが日本のおたく文化の代表として出品したイベントだ。なかなかユニークなイベントのようだ。(それとも、日本館がヘンなのか)
 さて、開通してもなかなか乗らなかった京阪電車中之島線に初めて乗って、国立国際美術館にいくと、えらく人出が多かった。……といっても、ほとんどが同時開催している「ルーブル美術展」の方のお客のようだった。ルーブルの方が、メイン会場で広くて料金も高い。私は会議の後で、昼食も食べたし、二つも美術展をハシゴしたら寝てしまいそうだったので、やなぎみわの展示だけにしぼった。この2つの展示って食い合わせが悪そうだし。
 展示室は3つに分かれていて、「マイ・グランドマザー」シリーズ、「フェアリーテイル」シリーズ、「ウインドスウェプト・ウィメン」シリーズに分かれている。写真作品が主だが、映像があったり、暗い通路があったり、4M×3Mの写真立てが林立していたりしてフツーじゃない。それに写真といっても、よく想像するような、情景や人物をそのまま撮しているものではない。その写真は創られた世界だ。ストーリーがあって、そのシーンが創られる。異世界に導かれる。齢をふった老婆のしわのある顔や筋張った手が魅力的なこと! 寓話をこれほどグロテスクに解釈できるなんてすばらしい! 巨乳やたれ乳を振り乱して踊る女たちの迫力もすごい! 作品なのにはちょっと私も共感するようなマンガ的な発想があるけれど、これは同じようなマンガ世代ってことかな? ともかく、繁忙にメゲず、「エイヤッ!」と行ってよかった。

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コメント

おお、今そちらでやってるのですね。
東京でも数か月前ぐらいに「クランドマザー」シリーズやってたんですが、行き損なってしまいました。
ヴェネチアでやってるのは、踊り狂ってるヤツだと思います。
しかし、「ルーブル美術展」と一緒というのはなかなかの組合わせですね(^O^) わざとかしらん。

さわやか革命さん>
4年前の記事に感謝しています。
やなぎみわは、先日地元の新聞にも写真入りで取り上げられていました。
これからも注目したいですhappy01

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