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2009年6月 2日 (火)

栗本薫はナリスさまのもとに旅立った

 先のバラードとは違って、栗本薫の訃報は顔写真入りで大きく記事になっていた。そりゃ、バリバリの現役で、継続中の小説もあるし、まだ56歳だし、こっちの方が知名度が大きい。しかし、新聞には「栗本薫」より「中島梓」の方が大きく載っている。世間的にはそうなのか? 著書はだんぜん栗本薫名義の方が多いのに。
 なんたって、「『グイン・サーガ』はどうなるのよう?!」とだれもが(でもないか)思ったことだろう。『グイン・サーガ』は、外伝は読んでいないのも何冊かあるが、本編はずっと読んでいる。もう20年以上のつきあいだ。最終巻のタイトルは、『豹頭王の花嫁』と最初から作者が決めていた。しかし、はじめの構想では全100巻だったはずが、現在126巻で、まだ外伝の1巻目(『7人の魔導師』)まで行き着いていない。全部で300巻ぐらいなるんじゃないかと思っていた。
 最近の後書きでは、明るく書いてはいるが、手術後の生活はちょっとたいへんそうだなあと思っていた。なので、心の隅には「ああ、やっぱり」という思いはあったが、まだまだ書きたいものがいっぱいあっただろうにと思うと夭折が残念でならない。『グイン・サーガ』はここんところは順調に2ヶ月に1回の頻度で刊行されていて、2〜3冊書き溜めをしているようなので、もう少し物語を楽しめるだろう。……が、その歩みが停まってしまうことを覚悟しながら読むのはつらい。
 謹んでご冥福をお祈りします。

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