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2009年6月 1日 (月)

追悼:J.G.バラード

 これの初稿を書いている2日前、栗本薫の訃報を聞いた。ずっと読み続けている『グイン・サーガ』はどうなる?と、こっちの衝撃も大きかったが、栗本薫のことを書くなら、4月に亡くなったバラードのことを先に書いとかねばと思った。バラードの方がつきあいが長いし、実は私は、三大巨匠よりバラードが好き。洋のバラード、和の光瀬龍が、10代の私のイチオシだった。
 「え?まだ生きてたの?」と思う人も多いかもしれないが、彼より年上のブラッドベリだってまだ健在である。それなりに名の知れたSF作家だから、訃報があったら新聞に載るだろうし、「SFマガジン」にだって記事になるだろうから、見逃すことはないと思っていた。
 我家がとっている新聞の4月20日の夕刊の訃報欄に、写真もなく、わりとひっそりと載っていた。
記事を見つけたとき、「ああ、ついに……」と思ってしまった。その記事に載っていた小説のタイトルは、最初の長編の『強風世界』と、映画化された『太陽の帝国』『クラッシュ』……う〜ん、ちがうなあ、私にとっては、早川書房の焦げ茶色の「世界SF全集」で読んだ『結晶世界』と、創元推理文庫の『時の声』『時間の墓標』『時間都市』あたり短編集がやっぱりいい。早川文庫でまとまった『ヴァーミリオン・サンズ』も好きだなあ。叙情的でない、静かな乾いた終末観……、静かすぎてキャラもたってないし今ではウケないだろうが、あの世界は大好きだ。
 謹んでご冥福をお祈りします。

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