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2009年5月

2009年5月30日 (土)

三たび飛鳥へ —白虎と青龍に出逢う—

 ここ3年ほど年1回奈良の飛鳥に行っている。飛鳥資料館でキトラ古墳の特別展示があるからだ。2007年の玄武の壁画公開の時はブログに書いた。昨年2008年は「春の狂乱」に取り紛れ、書きそこねてしまったが、十二支の壁画の公開だった。そして、今年は青龍だが、青龍は汚破損が激しく、素人目にみると、向かって右側の顔と前足あたりのちょっとした部分しか見えない。アピール度が低いと思ったのか、2006年の第1回に公開した白虎とセットで今回公開された。第1回公開の時は開催を知らずに行けなかったので、私的にはうれしい。さて、来年はいよいよ朱雀か。
 今年の公開は5月8日(金)〜24日(日)。土日出勤の関係で、選択の余地なく9日(土)に行くことにした。昨年までは、土日は1時間待ち・2時間待ちがザラだったので、覚悟していったのだが、おっと、びっくり! 待ち時間10分!! 昨年は時間指定の整理券を配っていたが、それもなかった。入ってみると、キトラの壁画がある特別展示室の中で、少し列になっている程度で、それもよどみなく流れていっている。う〜ん、どうした? そろそろブームに陰りがでてきたのか。
 この二年間で飛鳥の奇石はほぼ回ったが、ちょっと遠くの祝戸地区にある「マラ石」と橘寺の中にある「二面石」をまだ見ていなかったので、そこを訪れた。これでコンプリート!と思ったら、「益田の岩船」を忘れていた。駅の西側にあるので、飛鳥資料館とは反対側になるのだ。来年のおたのしみにとっておこう。

2009年5月28日 (木)

旅行記『無敵のインド』

『無敵のインド』 まのとのま著 (アスペクト刊)
 同人出身の旅行系イラストエッセイユニットのまのとのまさんの無敵シリーズが、ついにインドに上陸! 写真は一切使わず、すべて手描きと手書きの情熱のこもったシリーズだ。私は申し訳ないけど、全部持っているわけではなく、好きな地域だけ購入している。
 インドは広いので、今回まのとのまさんがいったところは、デリー・アグラ・リシケシ・ハリドワール。(北の方ね) リシケシ・ハリドワールというところは珍しい。単に観光地紹介ではなく、レストランやお土産や、街散歩の地図や屋台の様子など庶民的なところも盛りだくさんで楽しい。今度は南インドもぜひ行ってもらいたい。(私も行きたいよ〜)

2009年5月27日 (水)

マンガ『鋼の錬金術師』22巻

 『鋼の錬金術師』22巻 荒川 弘著(スクウェア・エニックス刊)
 4月のアニメ放映開始にあてこんだように、新刊が出た。
いよいよストーリーが「約束の日」に向かって突き進んでいる。ずいぶんお久しぶりなキャラ(複数)もしっかり自分の立ち位置を踏んで再登場した。脇のおじさんたちも大活躍。やっぱり主人公たちだけでなく、大人がしっかりしてないといけないねえ。毎回、本編もおまけ4コマもカバー裏もくまなく楽しめる。
 アニメの方は、絵の方も前作同様のレベルが高く、ストーリーは今回ほぼ原作に沿って進行している。若干テンポが早いが、前作と重なるエピソードはさらりと流しているようだ。1年で原作の最終章まで行くのだろうか。こちらも楽しみだ。

2009年5月25日 (月)

GWは、コミティアと猿島&軍港めぐり再び

 昨年からオモテ稼業が祝日開館になったので、ゴールデン・ウィーク近辺は2週間ほど定休日なしになった。なので、二人でかわりばんこに出勤しなければならない。以前なら、「5月の3〜5日は確実に休める」と踏んで、2泊3日の予定が立てられたが、もう無理なので、昨年も今年も相方と話し合って「せめて2連休は取ろう」ということにした。
 その2連休で、昨年も今年もコミティアと猿島&軍港巡りに行ってきた。昨年は例の「春の狂乱」でブログにUPし損ねてしまったが、タクヤとふたりで行ってきた。今年は、4人でいっしょの休みがとれたので、去年行った感じでサトルも父ちゃんも気に入るだろうと同じコースを企画した。違ったことは天候。昨年は両日とも快晴だったが、今年は天気が悪かった。でも、どちらも午後の後半で荒天したので、ほぼ予定通りのコースがこなせた。
 初日は、6時台の新幹線で品川へ向かった。新幹線は6時台には日祝日でも早朝割引があることを昨年知ったので、少しでも経費をうかせるために早起きを決行した。品川からそのまま乗り継いで、有明ビッグサイトのコミティアに参加した。おなじみの子連れスペースで年に1回お会いするサークルさんに再会。タクヤはさっそく他のサークルの子とDSで交流。お互い覚えているとは思えないのだが、5分とかからずに友だちになれる。何人かお知り合いの同人の方とご挨拶したが、今回も新刊がなくてなさけない。売り上げはさっぱりだったが、チラシ置き場に無料配布の本を置いたら、約30冊が閉場までに全部なくなっていた。サトルは友だちにメイドクッキーを買っていた。(ホントは萌えボトルを探していたようだが、あれはコミケ限定のようだ) この日はほとんどビッグサイト内にいたので、天候は関係なかったが、ちょうど終了して帰る頃に雨が降り出してきた。けっこう強く降ったので、紙製品をみんな持ち歩くし、ちょっと大変だっただろうなあ。
 次の日は、雨がいちおうやんで何とか曇りになっていて、予約していた軍港めぐりからも中止の連絡がないので、京急に乗って横須賀に向かった。軍港めぐりは、横須賀港に展開する米軍施設と海上自衛隊施設を船で見学する。昨年と発着点がかわっていたので、コースも少し変更されていた。また、天候によっても若干かわるらしい。その時寄港している軍艦もちがうので、まったく同じということがない。中には昨年引退した南極観測船「しらせ」もあった。横須賀と海事といえば、はい、有川浩さんの『海の底』を連想する人! ……同志です。ここですよ〜、ザリガニのお化けが這い上がってきて、主人公たちが潜水艦に閉じ込められて、海事と警察と米軍が緊迫した事態になるのは! ……まあ、それはおいといて、この軍港めぐりの解説する人がとても詳しいので感嘆する。船の側面の番号をみながら、滔々としゃべってくれる。この会社の人はシュミと実益があわさったオタクが多いんだろうか。船は椅子にすわって窓越しに見学する1階と椅子はないが直接見られる2階デッキがある。船が出る頃に小雨が降り出してきたので、半分以上が1階にいたが、デッキに上がることにした。天候が悪かったせいで、デッキにいる人が少なく、360度ゆったり見回すことができた。天気がいいとこっちのほうがギュー詰めになるんだろうなあ。
 船から降りてから、猿島航路は動いているか聞いたところ、今は運行しているようなのでとりあえずそっちに向かうことにした。昨年までは同じ波止場から出向していたが、今年から軍港めぐりの発着点がかわったので、15分ほど歩いたところにあるのだ。猿島航路は、1時間に1本出ているが、10分ぐらいで着く。猿島は東京湾にある唯一の自然島で、一般には夏休みには海水浴や浜でバーベキューなどのレクリエーションで賑わうが、一部では仮面ライダーのショッカーの秘密基地があったことで有名らしい。この島には、幕末から明治初期・昭和に砲台が築かれ、要塞跡が残っている。これがなかなか雰囲気があって、カッコイイの! 煉瓦積みの建物跡を見ながら、トンネルをくぐって散策するとなかなかいい。今は歩きやすいように板敷きの遊歩道がついていて、整備されている。「ここで、藤岡弘、がオートバイで走った」とか「ここで仮面ライダー1号がコブラ怪人と戦った」とかという解説はどこにも書いていないが、知っている人は知っている。途中トンネルで、コスプレの女の子とカメラ小僧(というにはトシをくっていたが)が数人いた。一人はハリポタのコスプレをしていた。たしかにホグワーツの雰囲気ではあるが、こんなところでもオタクの営みがあるのか。
 行きの船もけっこう揺れたが、だんだん天気が荒天してきて、私達が乗った船の次の便から行きの船は欠航になった。1本早くなって、3時45分が帰りの最終便ということだったが、途中の島内の放送で2時45分に繰り上がった。天候はイマイチだったが、行程はほぼ予定通りにこなせたので、贅沢はいわない。充実した2日間だった。ふう……。

2009年5月24日 (日)

流水りんこさん、エッセイマンガ3連発

 『働く!! インド人』(朝日新聞出版)
 『インド夫婦茶碗』12巻(ぶんか社)
 『昭和の子ども』2巻(ぶんか社)

 この春にりんこさんのエッセイマンガが3冊出た! 人生をネタにして、一生懸命働いてるなあ。
朝日ソノラマ改め朝日新聞出版から出た『働く!! インド人』は、2005年からボツボツと雑誌掲載されたのがやっと単行本になった。りんこさんのダンナのサッシ−さんが練馬で自分のお店「ケララバワン」を開店するまでの顛末記である。ケララ州のホントに自然に近い村で育って、バラナシのホテルで働いて、日本人と結婚して、東京で働いて、自分の店をもつ……この波瀾万丈な人生を自然体で受け入れているインド人は柔軟性があるなあ。それに、りんこさんはとりまく人々のことも丁寧に描いている。楽しいけれど、人生の勉強になる本でもあった。いつか「ケララバワン」に行って、バナナの葉に盛られたミールスを食べてみたいよう!
 『インド夫婦茶碗』、『昭和の子ども』は巻数付なんで、簡単に。
『インド夫婦茶碗』では、今回も家の建て替えや家族でインド旅行など流水家は盛りだくさんだったが、この4月でお兄ちゃんのアシタくんは中学生になる。生まれる頃からマンガで読んでいたので、「まあ、大きくなったねえ」としみじみ感じる。『昭和の子ども』のりんこさんは、あいかわらずのビジュアルな記憶力。読んでみると、このような記憶って、やっぱり地域性があるなあと思った。

2009年5月23日 (土)

マンガ『period(ピリオド)』3巻

 『period(ピリオド)』ⅲ(3巻) 吉野朔実著 (小学館)
 本屋の売り場で、横に『ガラスの仮面』の4年ぶりの新刊が出ていたが、これもⅱが2005年なので
ほぼ4年ぶり。私、待ってました〜
 家庭内暴力父が入院中の間、施設に入った迥(はるか)とヨキの兄弟は、その施設が火事で焼け落ちた後、いとこの家に同居することになる。その後も次々と危機が訪れる。子どもは親を選べない……、誰も代わってやれないそれぞれの危うい立場に生きている子どもたち。主人公の迥(はるか)とヨキの兄弟も、いとこのまいらも。
 その悲惨な状況にかかわらず、同情や哀れみはこの作品には適さない。きっと、それは彼らが自分たちを「かわいそうな」と思っていないからだろう。一生懸命?けなげに? そういう言葉もちょっとちがう。したたかに?図太く? そうかもしれないけど、そればかりじゃない。言葉に言い表せないが、心が痛くなる。今後の展開も想像がつかないが、どこに行き着くのか眼がはなせない。

2009年5月21日 (木)

映画『スラムドッグ$ミリオネア』

 他の記事と順番は前後するが、書きたかったので、先に書くことにする。
 私は原作に出逢うほうが早くて、原作の『ぼくと1ルピーの神様』(ヴィカス・スワラップ著 ランダムハウス講談社刊)はブログにも書いたがとてもおもしろかった。その本の帯にたしかに「映画化決定!」とわりと小さく書いてあったが、「きっと朝日シネマかみなみ会館でやるような単館ロードショーだろう」と思って、アカデミー賞のニュースが出るまですっかり忘れていた。
 アカデミー賞のニュースでは『おくりびと』と『つみきのいえ』に注目が集まり、8部門受賞したにかかわらず、ほとんどタイトルしか紹介されていなかったので、私もはじめ気がつかなかった。が、「ミリオネア」と「インドのスラムを舞台にした」という説明があったので、もしかしたらと思った。そこでネットで調べてみたが、ニュースが出た当初『ぼくと1ルピーの神様』が原作だとはどこにも書いていないので、「まずまちがいないだろう」と思いながら確信が得られなかった。(しばらくして、ブログでポチポチと本と映画をからめた感想がでてきた)
 しかし、この映画はインドが舞台となっているけれど、インド映画ではなくイギリス映画で、監督もイギリス人である。いちおう前売券は買ったけれど、観るまでは正直あまり期待をしていなかった。どうしても、欧米の人がアジアを描くと、そのエキゾチズムというか雰囲気だけの「借りもの」のようにみえてしまうことがよくある。そんなかんじだとイヤだなと思っていたのだ。

 アカデミー賞作品だから公開当初は混むだろうと思って、5月半ばに観に行った。
結果……、すみません、と〜〜ってもよかったです! ぜひ、観ましょう!!
マサラムービーに負けないほど、マサラムービーのツボを心得ていて、それでいてスラムの問題を描く社会性もある。さすが、宗主国イギリス!(そういうホメ方はいけないか?)ブレがない。これを観ていると、『サラーム・ボンベイ』などのミーラー・ナイール監督の方がインド人でありながら、西洋的で、社会問題の提起がストレートにオモテにでている。(この人の作品はそれでひとつのスタイルなのでいいんだけど) 
 イギリス人の監督ダニー・ボイルのこの作品の方が、マサラムービーのお楽しみが楽しめる。ちゃんと大御所のラフマーンの音楽を当て、若かりし頃のアミターブ・バッチャンのカットに思わず「キャ〜」と言いそうになった(^_^;)(余談だが、インドでの「ミリオネア」の初代司会者は彼だったらしい) また、アニル・カプールがクイズの司会者役をしているが、『ミスター・インディア』の時は主役といっても、悪役のアムリッシュ・プーリーにくわれていたような気がするが(そう思うのは私だけか?)、貫禄がでてきたのかなあと思ってしまう。控えめながら、ダンスシーンも盛り込んでいる。
 ストーリーのほうはというと、実は原作とはずいぶんかえている。原作のほうがもっと混沌として、いくつものオムニバス・ストーリーが少しずつ複数の伏線でつながっている。登場人物も整理して再配置され、エピソードも選び抜かれ、主人公の名前の意味といったことも省略され、ラストの拝金主義っぽい部分はラブストーリーになっている。でも映画のストーリーとしては、とてもわかりやすくよくできている。これはこれでいい。原作は原作でいい。別物だ。
 パンフレットといっしょに買ってきたラフマーンのサントラCDを聞きながら、これを書いている。

2009年5月20日 (水)

オモテ稼業 春の乱、ウラもスレスレ?

 もう2ヶ月前ぐらいになるが、実はオモテ稼業で異動があった。原稿描きを理由にブログの更新頻度を落とすと宣言したはずなのに、オモテ稼業の繁忙に喰われてしまった。……哀しい。
 実は、異動した先は、本務職員が2人に減って、4月から窓口業者委託がはじまったのだ。はい、振り出しに戻ってもう一度。受託業者は違うが、また1年前の引継をやるんかい〜!!! 実際は、昨年の今頃は、「春の狂乱」だったが、状況はもう少しマシなのでタイトルは「春の乱」としておこう。
 しかし、自分が異動して、今までの自分の縄張りでないところがやっぱり分が悪い。おまけに館が昨年度の職場よりデカくて、もともと本務職員が5人枠が2人に減っているので、館運営だけでも手が足りないのに、委託業者は「夏休みまでに独り立ちしてもらわないとやってられへんわ〜」状態なのだ。4月以降、仕事日はほとんど家で夕食が食べられない。1日2食コンビニのお世話になっている。よくないなあ〜

 おまけに、今年度は何のインボーか我が家が町内会の会計になってしまった。(いちおう選挙だったらしいが、どこかの組織票かとカンぐってしまう) 昨年度のPTAもなかなかだったが、うちの町内会はご長老が多くて「毎日が日曜日」の方々のペースについていくのがなかなかしんどい。引継をうけた作業もとてもレトロ。もう何十年と同じやり方を繰り返してきたんだろうなあと昭和の時代を彷彿してしまう。さすがに文書はパソコン製作だが、連絡や帳簿つけにデジタル化はほど遠い。何より「1週間に1回ぐらいしか銀行に行けない(町内会のお金の出納はATMが使えず、窓口に行かなければならない)」ということを理解してもらえない。突然予告もなく来訪をうけるが、「いつも不在の家」だと思われているだろうなあ。せめて電話してから来てくれ。メールが使えればもっといいのだが。

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