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2009年1月 4日 (日)

犬島アートプロジェクト

 春頃ラジオのKBS京都で、「犬島アートプロジェクト」の話題が流れていた。いつもなら、布団の中で聞き流すところだったが、「犬島」という言葉がひっかかった。
 というのは、犬島は瀬戸内海に浮かぶ岡山県の小島なのだが、以前その島の精錬所跡で、大阪の劇団「維新派」の舞台が行われたのを観に行ったからだ。維新派のHPで確認してみると、2002年上演で、演目は『カンカラ』だった。もうそんな昔になるのか。その精錬所跡がなかなかいい雰囲気で、「よくこんな絵になる背景を探し出してきたなあ」と思ったものだった。その時は夕方から夜にかけてだったし、劇を観に行くのがメインだったから、島についてはほとんど知らなかった。
 が、そういうプロジェクトをやっているのなら、ぜひ再訪したい。と思って、ネットでさがしてみたら、HPがあった。
このHPはアートすぎて、画面遷移がちょっとわかりにくい)
精錬所の見学には予約が必要なのだが、基本的に金・土・日・祝しか開いていない。1日5回の見学時間が決められているが、JRとバス(1回乗り換えをして約1時間半)と船(所要5分くらいだが便が少ない)の時間を組み合わせると、いちばん早めやいちばん遅めの時間帯は無理。それに思った以上に定員になるのが早い。海水浴場やキャンプ場があるせいか、夏休みもけっこうはやく満員になっていた。それに家族全員で行こうとすると、なかなか予定があわない。なんやかやのびのびになって、やっと12月13日(土)に予約をとった。
 私は精錬所跡をもう一度みたいというのがいちばんだったのだが、「アートプロジェクト」と銘打っている理由が、行ってみて、「なるほど、こういうことか」と思った。
精錬所跡の建物を利用した現代アートが展示されているのだ。三分一(さぶいち)博志さんと柳 幸典さんという二人のアーティストが、その建物や光・風・木材・石などを使ったり、三島由紀夫をテーマに作品を展開している。
 私たちの見学枠は15人ぐらいで、途中アート見学の時に2グループに分かれた。客層としては、美術・建築を勉強しているのかなという学生たち、一人で来た男性、地元のカップル、オタクな家族連れ(私たちのことです)だった。案内係は一人がアートプロジェクトのスタッフらしき若い女性で、私たちのグループは島生まれ島育ちの年配のおばちゃんでアートの説明はほどほどだったが、精錬所が動いていたころの暮らしや様子をくわしくお話してくれて、とてもおもしろかった。煙害で緑の木が1本のなく、人があふれていた時代があり、おばちゃんたちはここを遊び場にして走り回っていたそうだ。今は、住民は200〜300人くらいで、ほとんどが老人らしい。
 少し時間の早い船にのって、見学時間まで、島の集落を散策したが、廃屋がいくつもあった。途中、もとは学校だったんだろうなあという造りの「自然の家」があった。海水浴場やキャンプ場は冬期休業していた。ごくたまに住民の方とすれ違ったが、「こんにちは」と挨拶を交わしてくれる。
 精錬所跡は、平成19年に「近代化産業遺跡」に指定されたとのことで、6年前より整備されてきれいになっていた。「ああ、ここに維新派の舞台があって、ここらへんに簡易トイレがならんでいたなあ」と懐かしく感じた。「近代化産業遺跡」の部分は写真可だが、アート部分は撮影不可である。
 野外の見学がメインなので、もう少し温かい時期の方がベターかもしれない。

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