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2008年10月22日 (水)

ふたつのデビュー物語

 『美大デビュー』 小林裕美子著 (ポプラ社)
 『明日ひらめけ! 〜マンガ家デビュー物語〜』 藤野美奈子著 (メディアファクトリー)

 どちらもマンガである。私が時々のぞいている漫棚通信さんの「漫棚通信ブログ版」で記事になっていたのだ。漫棚通信さんの読書の範囲はとても広く、知識や分析も深く、私の知らない作品も多いので、いつも楽しみに読んでいる。でも、だからといって、後追いで購入したりはあまりしないのだが、これは私の好きなエッセイマンガなんで、後日本屋で探してみた。
 今までに買ったことのない作者の場合、絵の好き嫌いでまず決めてしまう。(決して上手下手ではない) それで、以前も『あなたの町の生きているか死んでいるかわからない店探訪します』を買うまでに4回も迷った例もあるように、あまり好きでない絵のものはかなり迷う。実は、この2冊も中身をのぞいてみると(ビニ本だが、輪っかにくるんであるだけなので、のぞける)、『美大デビュー』はちょっとボーダー。『明日ひらめけ!』はさらにボーダー…………。でも、ちょっと見たコマ割がフツウじゃなさそうだったから、思い切って2冊とも購入した。

 いや〜、2冊とも素朴に思ったのは、「若いっていいなあ」(最近よくトシをかんじてるなあ)
2冊とも鬱屈している若者に読んでほしいぞ!

 『美大デビュー』を読んで、私自身シュミでマンガ描いているだけで大学での専門の美術教育って受けたことがなかったが、やっぱり美大にいく人って、入学時点からフツウじゃないんだと再認識した。まあ、若干誇張はあるのかもしれないが、元ネタは実話じゃないかと踏んでいるのだが、どうだろう? 「キャンパスには見渡す限り 山、山、山……」とあるので、思わず作者の出身大学の場所を確認してしまった。納得。大学の裏手で鳥とかを飼ってる(日本画のモデル)というウワサを京都の某大学でも聞いたことがあるので、「やっぱり……」とまた納得。
 『明日ひらめけ! 〜マンガ家デビュー物語〜』は、反対にほとんどフィクションで、ストーリーもキャラ設定もすごく良くできている。こういう絵が苦手な人も(私は苦手です)、めげずに読んでほしい。主人公格の3人だけでなく、早熟のマンガ家も、そのライバルのマンガ家も、編集者の人たちも、引きこもりのもと同級生とその母親も、キャラが立っていて印象的。話がそうそううまく転ばないところもいい。

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