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2008年10月

2008年10月26日 (日)

見つからない『インド式のススメ 流水家の食卓』

 10月の初めに、別件のインド関係の本を探していて、ジュンク堂書店の検索機の一覧からこの本を発見した。
 『インド式のススメ 流水家の食卓』 流水りんこ著 (秋田トップコミックスW)
9月の発行らしいが、ええ? そんなのでてたっけ!? 月2回ぐらいは本屋の新刊はチェックしているのに。最近「ぱふ」もマジメに読んでいないから、新刊リストのところでも気がつかなかったのか!
しかし、本屋の検索機には、「こちらの書籍につきましては、カウンターまたは店員にお問い合わせください」となっている。通常店内に在庫があれば、書架の場所が表示されるので、この場合はないのか。念のため、置いていそうな棚を確認するがやっぱりない。その日は他の本も探していたので、他にも本屋を2軒ほど回ったが、見つからない。
 また後日、別の本屋を3軒ほどまわったがやっぱり見つからない。おかしい、発売1ヶ月かそこらなのに、全然実物がないなんて!!!

 そこで、ネットの方を調べてみる。アマゾンをはじめ、ネット書店の方も軒並み「この商品は現在ご注文いただけません」。う〜ん、いったいなんなの? と思ったが、りんこさんの公式HPをみて、事情がわかった。BBSに書いてあったのだが、コンビニ専用の廉価版コミックスだったのだ! 本屋の検索機でヒットして、ISBNもついていたから、てっきり本屋さんにもあるもんだと思っていたのだが、コンビニ本だったのか!
そうなるとちょっとやっかいだ。注文もできないし、こまめにコンビニを回って、グーゼンを期待するしかない。しかし、コンビニなんて、全国にいったいどれくらいあるんだ!? 1軒に1冊配布できるほども印刷していないだろう? それに回転が速いからいつまで置いているかもあやうい。

 秋田書店のバカ〜! かくなる上は、コンビニも探すが、復刊ドットコムに投稿して、秋田書店に書店売りのコミックスとして復刊してもらえるよう働きかけるべきか。

2008年10月22日 (水)

ふたつのデビュー物語

 『美大デビュー』 小林裕美子著 (ポプラ社)
 『明日ひらめけ! 〜マンガ家デビュー物語〜』 藤野美奈子著 (メディアファクトリー)

 どちらもマンガである。私が時々のぞいている漫棚通信さんの「漫棚通信ブログ版」で記事になっていたのだ。漫棚通信さんの読書の範囲はとても広く、知識や分析も深く、私の知らない作品も多いので、いつも楽しみに読んでいる。でも、だからといって、後追いで購入したりはあまりしないのだが、これは私の好きなエッセイマンガなんで、後日本屋で探してみた。
 今までに買ったことのない作者の場合、絵の好き嫌いでまず決めてしまう。(決して上手下手ではない) それで、以前も『あなたの町の生きているか死んでいるかわからない店探訪します』を買うまでに4回も迷った例もあるように、あまり好きでない絵のものはかなり迷う。実は、この2冊も中身をのぞいてみると(ビニ本だが、輪っかにくるんであるだけなので、のぞける)、『美大デビュー』はちょっとボーダー。『明日ひらめけ!』はさらにボーダー…………。でも、ちょっと見たコマ割がフツウじゃなさそうだったから、思い切って2冊とも購入した。

 いや〜、2冊とも素朴に思ったのは、「若いっていいなあ」(最近よくトシをかんじてるなあ)
2冊とも鬱屈している若者に読んでほしいぞ!

 『美大デビュー』を読んで、私自身シュミでマンガ描いているだけで大学での専門の美術教育って受けたことがなかったが、やっぱり美大にいく人って、入学時点からフツウじゃないんだと再認識した。まあ、若干誇張はあるのかもしれないが、元ネタは実話じゃないかと踏んでいるのだが、どうだろう? 「キャンパスには見渡す限り 山、山、山……」とあるので、思わず作者の出身大学の場所を確認してしまった。納得。大学の裏手で鳥とかを飼ってる(日本画のモデル)というウワサを京都の某大学でも聞いたことがあるので、「やっぱり……」とまた納得。
 『明日ひらめけ! 〜マンガ家デビュー物語〜』は、反対にほとんどフィクションで、ストーリーもキャラ設定もすごく良くできている。こういう絵が苦手な人も(私は苦手です)、めげずに読んでほしい。主人公格の3人だけでなく、早熟のマンガ家も、そのライバルのマンガ家も、編集者の人たちも、引きこもりのもと同級生とその母親も、キャラが立っていて印象的。話がそうそううまく転ばないところもいい。

2008年10月20日 (月)

ハリー・ポッター読了

 ここ2ヶ月ほど、ハリポタの『謎のプリンス』と『死の秘宝』を通勤の友にしていた。計4冊!
ああ、重かった。なぜ、今ごろシリーズ6作目を読んでる?と思われる方もいるかもしれないが、予約で買ったのに、1年以上もツン読していたのだ。さすがに4冊重なると、「そろそろ読まなきゃなあ」と思ったわけである。と、いうように、実はこれだけ大枚はたいて買っているのに、「とても好き」ってわけじゃないのだ。おいおい。ポニョの時も思ったけど、世間で「とてもおもしろい」と評価の高いヤツに、すなおにうなずけないのって、やっぱり性格がゆがんでいる?
 でも、これは読みきってよかった。ちゃんと数々の伏線が収束して、ストーリーも意外性があり、なおかつきちんと完結している。私が、はじめからおいしい役だなあと目を付けていたスネイプ先生は、期待にはずれず、最後までおいしい役だった。
 ただ、主役の3人、ハリー、ロン、ハーマイオニーがそろって情緒不安定で、すぐイライラしたり、怒りや憎しみをあらわにしたり、泣いたりして、読んでて疲れる。『炎のゴブレット』あたりから、ずっとイライラ度が多いなと思っていたのだが、思春期ってそういうもんなのか。
また、シリーズを通じて、魔法アイテムや登場人物の多さで、おもちゃ箱をひっくり返したようなゴチャゴチャ感があったのも、苦手なところだった。
些末なことだが、ヴォルデモートが自分のことを「俺様」というのも、なんかガキ大将みたいで最後までなじめなかった。
 でも、原作は破綻せず無事完結した。いままで原作の伏線をいろいろすっとばかしていた映画の方は、完結にむけてどう処理をする気だろう。また、ちがった楽しみである。

2008年10月19日 (日)

琵琶湖の浜に、維新派の舞台がたつ

 毎回、楽しみにほぼ18年ほどおつきあいしている大阪の劇団・維新派。
4年ぶりの野外は、琵琶湖の湖畔・長浜のさいかち浜に舞台をたてて、昨年からのシリーズ「〈彼〉と旅する20世紀三部作 #2『呼吸機械』」が演じられた。
長浜だと休日を確保してでないと行けないので、世間では3連休の日の出勤を同僚と分かちあって、千秋楽の10月13日に行ってきた。
 せっかくの休日だったので、昼間は長浜の黒壁スクエアに行って、海洋堂のフィギュアミュージアム「黒龍館」なども回ってきた。黒壁スクエアは、そこだけポッカリと観光地になっていいて、けっこうな人出だった。夕方、その長浜駅からひと駅の田村駅の近くに維新派の舞台に向かう。隣駅なのに、そこは、ふだんは無人駅かと思うほどひっそりとしていた。蛍光色のウインドブレーカーを着た関係者が駅に一人いて、「維新派に行かれますか?」と聞いて案内していたが、この時間帯で降りて来る人はほぼ100%そうなんじゃないだろうか。この駅は、ふだん駅前の大学と長浜ドームへ行く以外に降りる人はいないんじゃないかと思ってしまう。
 開場が18時半で、1時間前から屋台村が開く。その時間にあわせて早めについたので、まだ駅からの道にはポツポツとしか人がいない。しかし、公演場所に近づくにつれ、湖畔にてんでバラバラに好き勝手にすわりこんで、琵琶湖に沈む夕陽を眺めている人たちが増えてきた。静かな浪の音、刻々と色が変わっていく夕空。騒いでいる人はだれもいない。いいなあ、この雰囲気。
 屋台村も食べ物、飲み物いろいろあるけれど、今回はタイ風とり丼を食べて、チャイを飲んで開場までゆるゆるした。酒類もあるけれど、アルコールが入ると眠くなってしまうからパス。連れといっしょの人も多いけど、一人でいても居心地は悪くない。18時頃からライブも始まった。開場時間が近づくにつれ、どんどん人が増えて、毎回好評のモンゴルパンなどは長蛇の列になっていた。
 維新派の野外舞台に行くときは、雨対策・寒さ対策をしっかりとしてくのだが、この日は天気も良く、それほど寒くもなく良好だった。もうすぐ満月かと思う月齢の明るさも演出効果かとさえ思ってしまう。開場すると、座席サイズに切った銀マットを渡され、ギシギシいう階段を上る。今回の舞台は琵琶湖をふんだんに活かしている。湖面に張り出した舞台は、奥の方がやや低く水没していて、動く度にライトに水しぶきが輝く。ライトの具合で境目がわからない。遠くで対岸の明かりが光っている。街並み、汽車など大道具の展開も相変わらずほれぼれするほどすばらしい。最後に手前の舞台も水がしみ出してきたのには、意表をつかれた。飛沫は美しいが、役者さんは水びたし。実は、最前列の客席の人にはビニールカッパが支給されていたようだ。
 ストーリーは……というと、まあそれぞれに解釈してくれ……ってあたりか。説明できないので、一度ご覧になることをお勧めする。ただ、今回の「〈彼〉と旅する20世紀三部作」では、20世紀は「戦争」や「死」と切り離すことができないのかと感じる。以前のヂャンヂャンオペラは、もう少し感覚的というか、象徴的だったんだが。今回の生々しさを感じるのは、#1が南米、#2が東欧と、現実につながっているからかなあ。#3はやっぱアジアかな。
 千秋楽なので、最後に主宰の松本雄吉さんが出てくるかなと期待したのだが、現れなかった。終わった後、みんな水が流れているふしぎな舞台に近づいて、のぞき込んだり、写真をとったりしていた。
 野外舞台だと、座席は背もたれもなく、板張りの階段に区割りのテープが貼られているだけなので、2時間身体を保つのが、トシのせいかだんだんしんどくなってきた。今回はひと晩背中がいたかった。いつまで続けられるか……、維新派とつきあうのには体力がいる。

2008年10月18日 (土)

映画「ざくろの色」

 ふしぎな美しい映画を観た。
 9月末でみなみ会館の会員の更新があるのだが、春からこっち全く行けてなかったので、リザーブチケットが1枚残っていた。みなみ会館は、ワンスクリーンシネコン状態なので、短い期間でもどの映画をみるかチョイスできる。その中で選んだのがこれ。
 「ざくろの色」 1971年 ソ連の映画。監督・原案はセルゲイ・パラジャーノフ。18世紀アルメニアの詩人サヤト・ノヴァの生涯にオマージュを捧げた美しい映像詩。云々……と、ネットのみなみ会館の作品紹介には書いてあった。
 たしかに、感想には、「美しい」という言葉を使わずにはいられない、ほんとうに美しい。アルメニアの荒涼とした自然、様式美の凝った修道院、くすんだ白と赤と黒を基調にした色彩、どれをとっても印象的。
 しかし、ストーリーはワケワカメ。というか、台詞がほとんどなくて、映像で淡々とつながっていくのだ。もう想像するしかない。
 しかも、この映画、今回は6日間限定のアンコール上映のせいか、パンフも何もない。チラシさえない。最近は3歩あるけばどんどんものを忘れていってるので、観た記憶がいつまで残るか不安だ。ちょっと真剣にDVDがあったら買おうかとも思ってしまった。

2008年10月17日 (金)

19日の関西コミティアに参加します

 ちょっと油断すると3週間以上沈没していました。
最近体力も気力も思考力も衰えているんでしょうか。いかんなあ。

 でも、ともあれ、イベント。10月19日(日)に大阪・天満橋のOMMビルで「関西コミティア33」が開催されます。「工房しのわずりぃ」も参加します。スペースはG−61。比較的本部や入り口の近くです。今回も新刊はありませんが、どうぞお立ち寄りいただいて、元気をください!!! お待ちしています。
 なお、この日は、天満橋を通っている京阪電車の中之島線の開通日。ちょっといつもと雰囲気がちがうかもしれません。

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