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2008年8月

2008年8月31日 (日)

日本SF大会「DAICON7」(これもちょっと長文)

 8月24日は全国でいろいろイベントがあった。東京では「COMITIA」があり、大阪では「COMIC CITY」があり、京都の東映太秦映画村では「世界妖怪会議」があり、うちのご近所では地蔵盆だった。
数々の誘惑を振り切ったわけではないが、初志貫徹して、私が行ったのは、8月23−24日の大阪の岸和田での第47回日本SF大会「DAICON7」。
 15年ぶりの大阪でのSF大会だ。15年前は、夕陽丘の国際交流センター。初の子連れ参加であり、ディーラーズルームにも初めてブースをとった。いや〜、なつかしいなあ。あのころ7ヶ月だったサトルは高校1年になり、SF大会をふりきって、九州のバックパックキャンプに行ってしまった。流れる年月の長さを感じても、SF者はなかなか引退しない。毎年参加はできないけれど、なんとなくお顔覚えのある方々が増えてくる。そんなんで安心してていいのか?!
 今回は大阪といえど、南の端(失礼)。岸和田は、帰省するときに通過するが、降りたことがなかった。宿をとったりんくうタウンも未踏の地だった。近くでも旅行した気分になった。会場の浪切ホールは、比較的駅からも近く、横にはショッピングモールがあるし、なかなかベストな立地条件だ。今回の大会は地元との連携も効いていて、オープニングには市長が挨拶するし、ディーラーズルームには「岸和田自然博物館」の友の会もブースをとっているし、博物館のバックヤードツアーもあるし、会場近くの書店では書籍の販売やサイン会もあった。聞くところによると岸和田市立図書館にもDAICON7のポスターが貼ってあったらしい。
 タクヤ(小3)は、DS仲間を作って、ほとんどキッズコンに入り浸りになったので、私はほとんどディーラーズルームとキッズコンを行ったり来たりしていた。それでもSF大会へ行って、DSしかしなかったというのはなさけないので、「フリーダム」(カップヌードルのCMのアニメ)の上映会と岸和田自然博物館のバックヤードツアーと「手作りプラネタリウム」をいっしょに行ってきた。あ、テルミンの演奏も30分ほど聞けた。キッズコンで山本弘さんが超能力や心霊番組の暴露話をしていたが、聞いているのは大きいお友だちばかりで、小さなお友だちはDSやプラバンやおもちゃに没頭していた。父ちゃんは「おぼろげ絵画教室」や氷室竜介さんのパネルや「SF軍事解説」などのパネルに行ってしまってあまり帰ってこなかった。
 大阪なので、お知り合いがスタッフをしていて、当日何かお手伝いができればと受付に聞いてみたが、初日の受付ラッシュの後だったので「もう、大丈夫です」と言っていた。お役に立てずにすみません。前年の横浜でやったときのスタッフさんもいたし、SFファングループ連合会バックアップもあったようだ。
 今回は、ディーラーズルームをはじめ、エントランスのホビーロボットのデモや、JAXAのタウンミーティング(事前予約制)などの、本登録しなくてもいい公開イベントもたくさんあり、フラリと立ち寄った地元民らしき人も見かけた。パンピーでなくても、本登録するほどディープでないオタクの人も当日参加で来ていたようだ。(企画まで見れる当日の本登録は事前登録より割高になるが) 広く世間にSF大会をアピールするのには有効だったように思う。ただ、どこまでが予備登録で参加できて、どこまでが本登録でないと参加できないか、実際会場を行き来する人間が多すぎてわからなくなってしまったようだと思うのは、私だけか。
 ひとつ心配だったのは、メインゲストの小松左京さんがおいでになれなかったことだ。いつもお目にかかる柴野拓美さんも来られていなかった。おトシのこともあるし、無理は禁物だが、お元気であってほしい。
 また、SF大会レポートを「工房しのわずりぃ」のHPにUPしたいが、昨年のワールドコンも書いていないので、さていつになることやら……

2008年8月19日 (火)

「広島国際アニメフェスティバル」に行ってきました(ちょっと長文)

 この夏、コミックマーケットが抽選漏れになったのにあわせて、タクヤも小3になってそろそろアニメフェスのプログラムも観れるようになったかと思って、ひさしぶりに「広島国際アニメフェスティバル」(以下アニメフェス)に行ってきた。
 アニメフェスは、今年は8月7日(木)〜11日(月)までの開催。基本ビエンナーレ(2年に1回の開催)で、今回で12回目になる。第1回は1985年で、なかなか資金面で苦しいようだが、もう23年続いている。すばらしい。過去のパンフレットで確認すると、私が行ったのは第2回(1987年)、第3回(1990年)、第7回(1998年)だった。アニメフェスの目玉は、「コンペティション」という公募作品の公開審査のプログラムなのだが、これは未就学児は入場不可なのだ。それでなくても、TVでやってる商業アニメと毛色がちがうので、子連れになってからは「そろそろ大丈夫」という見極めがつくまで控えていた。(と、思ったら1998年ならサトル5歳だなあ。あれれ?)
 やっぱり初めて行った第2回がいちばん記憶に残っている。なんといっても、手塚治虫が生きて歩いていたのよ! それに、コンペティションで原語で『木を植えた男』を観た。上映前にざっとしたあらすじを紹介されただけでも充分ストーリーがわかって、印象的だった。その後、グランプリを受賞したのは納得したけれど、あんなに有名になるとは思わなかった。ピクサー(その時はその名を知らなかった)の電気スタンドの坊やのCGをはじめて観たのも第2回だったかなあ。
 というわけで、ちゃんと数えてみたら10年ぶり! 今回もとてもフル参加の日程はとれないが、10日・11日の2日間参加することができた。チケットは1プログラム券や1日券などいろいろ種類があるけれど、欲張らないで1日2プログラムを観ることを前提に申し込んだ。今回観たのは「手塚治虫回顧上映(上映とトークショー)」「コンペティション4」「インフォメーションBOX 国際審査委員・国際選考委員の作品」「表彰式・閉会式・受賞作品上映」の4プログラム。
 「手塚治虫回顧上映」は約4時間半のロングプログラムで、後半のトークショーには杉井ギザブロー、出崎統、りんたろう、高橋良輔、富野由悠季(みんな虫プロ出身)という錚錚たるメンツに、手塚眞も加わって、とても豪華だった。監督さんたちは今は大御所だが、みんな出会った頃は20代、手塚治虫は30代という若い時代の先駆者だったのね。
 それに今回はじめて表彰式・授賞式をみることができた。(もうすでに公式HPに受賞作品が紹介されているので、詳細はそちらをご覧ください) アニメーションの技術と表現はいろいろあってどれが最もすばらしいとは決められないけれど、賞に入った作品で、先にコンペで見た作品は、やっぱりすべて印象に残っている。ヒロシマ賞&観客賞をとった『つみきのいえ』もたまたまコンペでみて、「愛と平和」をテーマのこのフェスとたしかにフィーリングが合っているなあと感じていたので、発表の時に「ああ、なるほど」と納得した。グランプリは、山村浩二の『カフカ 田舎医者』だったが、実は私はプログラムをきちんと見ていなかったので、発表までこの作品がコンペに出品されていたと気がつかずに、びっくりした。というのは、別に作品自体が良い悪いという問題ではなく、すでにみなみ会館などで単館ロードショーだが公開されていたので、コンペの対象作品とは思っていなかったのだ。でも、映画館で観逃していたので、ここで観れてラッキー!
 ほかにも、上階の小部屋でいろいろワークショップや自主企画上映があって、もりだくさんだった。
MACで自分でアニメをつくることができる部屋があったり、子ども向きにクルクルアニメやパラパラアニメやクレイアニメをつくることができる部屋があって、タクヤは気に入っていた。
 ひとつ問題があるのは…… かなり目が疲れる! 眼精疲労が2日ほどぬけなかったのは、トシのせいかしら(^_^;) 昔のように朝・昼・晩と3プログラム連チャンとかはもうできません。

2008年8月16日 (土)

マンガ『北京いかがですか?』

 ご無沙汰していました。1ヶ月以上も沈没していました。
 最近、国が「ワーク・ライフ・バランス」なるものを推奨しているらしいが、折悪しくこの3月からの現場の狂乱でバランスがずっと狂いっぱなしである。そのうえ、厚生労働省の「夏は長期休暇を取りましょう」といったようなポスターが、夏がいちばん繁忙期の職場に送られてきて、内心ムカッときてしまう今日この頃。(ポスターそのものは市民向けなんだろうが) ……とまあ、グチはこのくらいにして、夏の暑さと繁忙にメゲずに、なんとかこれからペースをとりもどしたい。

『北京いかがですか?』小田 空著(創美社刊)
 折しも、今オリンピックの真っ最中。そのせいか、この2〜3ヶ月、中国ネタ・北京ネタの本がいろいろ目に付く。この本も発行は6月なので、それをあてこんでの発行かもしれないが、空さんのマンガはやっぱりひと味ちがう。年季が入っている。ふつうの旅行マンガは他にもあるけれど、旅行して、留学して、日本語教師やって、今やもう生活マンガの域に達している。その上中国語もできるから、いっそうおもしろい。電気の量り売り、スーパーマーケット事情、中国の手話、中国語のケータイメールの打ち方、中国の年越し、そして国内のオリンピックチケット事情……なにもかもが「ほ〜〜〜、へぇぇ〜〜」と思うことばかりである。それをマンガでわかりやすく、おもしろく描いている。
 中国は最近、ギョーザ事件などで印象が悪かったり、オリンピックもいろいろドタバタかっこわるいところもあるけど、いいもわるいも批判もなく、「郷に入っては郷に従え」というか、とてもひろい大らかな目でみているところが好きだ。

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