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2008年2月

2008年2月27日 (水)

映画『スウィーニー・トッド —フリート街の悪魔の理髪師—』

 午前中に休日出勤して、せっかく外にでたので、レディースディでもあったし、帰りがけに『スウィーニー・トッド —フリート街の悪魔の理髪師—』を観てきた。
 ティム・バートン監督、ジョニー・ディップ主演で話題の映画で、今さら説明もいらないとは思うが、う〜ん、これって観た人バラバラな感想が出そうと思ってしまった。
 まず、これR−15指定で、けっこう血みどろ。で、もとがミュージカルなので、映画も歌が続くミュージカルなのだ。前売りの頃から映画館でも大きな看板があって、ずいぶん積極的に宣伝していたが、なんていうか、世間の人がフツウに観るフツウの映画じゃないのに、一般人をダマしちゃいけないなあ、なんて漠然と思ってしまった。これって、創る側のことではなく興業する側の問題だと思うが。前の『チョコレート工場の秘密』がいやにメジャーなつくりになっていたのだが、どっちかいうとほとんど同時に劇場にかかっていた『コープス・ブライド』あたりのティム・バートンをイメージしていたらそれほどギャップはないだろう。それとも、ティム・バートンのシュミに凝りまくる凝り性は、ひろく一般に支持されるようになったのかなあ。
 しかし、ジョニー・ディップは、とことん役にハマる人なんだなあと感じてしまった。おまけに年齢不詳。昔、『シザーハンズ』を観たときは名前を知らなかったが、それから20年はたってるはず。でも、ウィリー・ウォンカはおじさんに見えない。そして、知らない人がみたら、ウォンカとトッドは同一人物とはちょっと思えないだろうなあ。見事だ。いや、観るまでしらなかったが、ハリポタのピーター・ペティグリューとルシウス・マルフォイが出ている〜と思ってしまったもので、つい。
 今回は、歌もすべて自分で歌っていて、それはヘレナ・ボナム=カーターをはじめ、主な俳優さん方も同様のようで、凝り性の監督には多才で器用な人たちが集まるのか。

※さわやか革命さんよりご指摘がありました。ルシウス・マルフォイではなくて、スネイプ先生ですね。何を勘違いしてたんだか!

2008年2月25日 (月)

「阿含の星まつり」初体験

 長年どんなものか気になっていて、去年は日にちを1日間違えてあえなく挫折した「阿含(あごん)の星まつり」に、今年初めて行ってみた。
 京都にいると、TVでも「阿含の星まつりに行って、世界平和を祈ろう」(だっけ? 以前は「ハッピーになろう」というフレーズもあったような気もする)というCMが流れてきて、信者でなくても、「いったいなに?」と気になる代物だった。旧暦のトシの初めに護摩を焚いて、世界平和を祈るという行事のようである。
 京都駅からシャトルバス(有料)がでていて、会場に向かった。なかなかすごい人出で、全国各地から信者さんがバスツアーを組んでやってくるようだ。世話役の地元の信者さんが来る人たちを「お帰りなさい」と迎え、参拝が終わって帰る人を「いってらっしゃい」と言って見送っている。
だいたいコースが決まっていて、あちこちで護摩札やお守り札を売っていて、「結界」と呼ばれる大きな「両界護摩壇」で炊きあげられている。なかなかの迫力。
本殿はすごくきれいで新しめだった。前に神楽舞台があった。
 ただ、私等のようなカメラをもった冷やかしや観光客は、ほとんど見かけなくて、みんなマジメな信者さんのようで、なんか申し訳がなかった。すみません、もうオジャマしないようにします。
 このように人が集まるようになったのは、最近なのだろうか? けっこう山の中で、折しも2,3日前雪が降って、ぬかるみができて泥はねがするような足下の悪さだったが、みなさんわりと軽装で、この時期にハイヒールやおしゃれな街着の人も見かけた。また、会場の担当者もあまり大人数の参加者に処理に慣れていないのか、列の並ばせ方や、車が狭い参道を通過するときの歩行者の捌き方がおぼつかなかった。コミケのスタッフの手際を見慣れていると、ちょっとじれったさがあった。

2008年2月24日 (日)

雪の萬福寺

2月が例年より1日長く29日まであるとはいえ、あっという間に25日になってしまったので、細々と近場を何カ所か歩いてきたのを急いで書き記しておこうと思う。

 京都の私学受験日だった某日、いちおう念のため受験地まで兄ちゃんを見届けに行って、せっかく朝早くに外出したので、帰りがけに宇治の黄檗山(おうばくざん)萬福寺(まんぷくじ)に立ち寄った。
 萬福寺は、遙か昔の大学生の頃に一度いったことがあるが、よく写真にでているサカナ型の開版(本当は「版」ではなく、「木へんに邦」と書くようだ)以外あまりちゃんと憶えていなかったのだ。
あらためて行ってみると、たいへん見どころの多いお寺だということがわかった。
開山はあのインゲン豆の(失礼?)隠元禅師、現在は60代。初めの頃は隠元禅師をはじめ、中国のお坊さんが多かったせいか、建物や調度は中国っぽいところが多い。仏像もなかなか楽しく、弥勒菩薩の布袋さんも恰幅がよく、四天王立像はカッコよく、十八羅漢像(思わず絵はがきセットを買ってしまった)はユニークである。また、隠元禅師の他、書の達人も多かったようで、仏殿の額や掛け軸なども見どころの一つのようだ。
 中国風の精進料理である「普茶(ふちゃ)料理」も味わえるようだが、1週間前までに4人以上で予約が必要なようだ。なかなか計画的にしないと味わえない。
 ところで、2月に雪が積もった日が何回かあったが、この日はめずらしく昼前から雪が降り出して、昼間のうちに白く雪景色になった珍しい日だった。朝9時過ぎに入ったが、境内の中は土曜日にもかかわらず2〜3人、あとで4〜5人ぐらいになって、すっかり貸し切りのようだった。おかげでゆっくり見れたが、シンシンと冷えてくる。唯一、庫裡(くり)の売店に暖房がはいっていたので、ガイドブックをゆっくり見尽くして暖をとった。

2008年2月19日 (火)

マンガ『アジアのハッピーな歩き方』

 『アジアのハッピーな歩き方』 堀田あきお&かよ著 (キョーハン・ブックス)
 さいとう夫婦とならぶ旅行エッセイコミックの夫婦ユニットの新刊。
「G−DIARY」という雑誌に連載したものをまとめたものだ。旧刊の『インドまで行ってきた!』とか『ネパールまで行ってみた!』はその国でまとまっているが、これは東南アジア各国やインド、ネパール、オーストラリア、北海道の夕張(あきおさんの出身地)と356ページの分厚い1冊い盛りだくさんに収められている。間にゲストさん(残念ながら、あまり私の知っている人がいない)が見開きのコラムを寄せている。
 盛りだくさんなのはいいことだが、1回4ページの作品を雑誌の掲載順に並べていて、日にちや場所がとびとびでわかりにくい。月刊の雑誌なんで、雑誌掲載時では他のマンガや記事と交えてその1編だけで読んでしまえるので、気にならないのだが、単行本になってまとめて読むと、読みにくいのだ。
同じぐらいの厚さがあるさいとう夫婦の『バックパッカー・パラダイス』は1冊で2年半のひとつの長い旅だったので、あちこちの地域を巡ってもその旅を後追いするようにたどっていくことができた。
できれば、地域別か、年月を入れて旅の順に再編成してほしかったなあ。
 堀田あきお&かよさんは、以前観峰美術館で手に入れたディジュリドゥのパンフにもマンガを描いていたので、「あ、好きなんだ」と気がついていたけれど、インドではシタールも買ってたし、楽器をみるとつい買ってしまう性癖があるようだ。重くて持って帰るのたいへんだけどね。
 また、後半にある7回分小連載の「オーストラリア激走2500キロ!」は、もう、とってもうらやましい!。最初と最後のエアーズロックとダーウィン・カカドゥは行ったことあるが、それを線でつなぐとこんなかんじなのだなあ。いっしょにこんな旅の出来る仲間がいていいなあ。

2008年2月 9日 (土)

マンガ『ネタも休み休みに言え! −闘うグラフィックデザインの現場−』

 『ネタも休み休みに言え! −闘うグラフィックデザインの現場−』 くつきかずや著 (新書館)
雑誌『ぱふ』に紹介されていて、「おもしろそうかな?」と思ったので購入。
『暴れん坊本屋さん』も載っていたエッセイコミック雑誌『ウンポコ』に連載されていた。(今も続いている?)
 マンガ家兼グラフィックデザイナーの著者が、専門学校時代から研修、就職、デザイナーの仕事でのネタを披露している。デザイナー残酷物語のようなご苦労なネタがいいのだが、なんとなく「感覚が若いなあ」と思ってしまう。「なるにはBOOKS」(ぺりかん社から刊行されているヤング向き仕事紹介本のシリーズ)のマンガ版のようだ。あ、「なるには」ならこんなネガティヴなエピソードは載せないか。でも、「なるには」を読むような世代に読んでもらいたい本だ。
私の周囲にもグラフィックデザインをやってる人がいるが、もうみんなそこそこのトシなので、独立していたり、SOHOしていたりするので、「若い頃はこんな苦労をしていたのかなあ」と思ってしまった。
 グラフィックデザイナーでもあるので、自分の本のカバーデザインも自分でやったようだ。これって、収入2倍? それとも経費節減?

2008年2月 8日 (金)

マンガ『大奥』2,3巻

 また、オモテ稼業の繁忙に追われて沈没してました。年度末まで続くかなあ……、と思ったら4月からの方がもっとハードかもしれない。……ちょっと将来が不安です。
で、また、現実逃避でマンガネタが続きます。

 『大奥』 よしながふみ著 (白泉社)
 赤面疱瘡というナゾの病が流行し、男の人口が激減したパラレルワールド江戸時代。第1巻から時代をさかのぼり、男女逆転大奥の黎明期の物語が2〜3巻で語られる。
よしながふみにしては、あまりサラリと読めない。全編を通して、緊張感あふれる展開だ。1巻目での後の世が描かれているのに、これからどうなるのか、予想がつかなくてハラハラドキドキしてしまう。納得できるような要素をちりばめて、ジワリジワリと世界が変貌していく。1巻目の将軍吉宗さまもカッコよかったけど、幼い少女だった千恵が、3巻目では権謀術数を画策する家光にかわっていく様子が痛々しく切なくてキョーレツ。
私は雑誌連載を読んでいないので、1年に1回の単行本が待ち遠しい。

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