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2007年12月17日 (月)

今年の収穫アニメ —『電脳コイル』と『MOONLIGHT MILE』—

 『鋼の錬金術師』を観たとき、「ああ、アニメ観るのやめなくてよかったなあ」と思ったけど、今年もおもしろいアニメがあった。本当にアニメやめなくてよかった。(しみじみ)

『電脳コイル』 (NHK教育で、2007年5月〜12月に放映)
『MOONLIGHT MILE』 (WOWWOWで、1stシーズン2007年3月〜5月に放映、
                  2ndシーズン2007年9月-12月に放映)

 どちらも、内容については公式HPなどで紹介があるので、詳しくは書かない。
どちらもそれぞれちがった味のSFテイストが満載で、オリジナリティーがある。ただ、私は父ちゃんがエアチェックしたビデオを、観られるときにブツ切りで観ているので、またゆっくりまとめて鑑賞したいなあと常々思っている。ああ、そんな時間をとれるのはいつ!?

 『電脳コイル』は、「サイバーパンクを好んで読んだ世代が、アニメを創るようになったんだなあ」と直感的に思ったんだが、別に確認したわけではない。
サイバーパンクは、80年代に注目をあびたSFのジャンルで、ウイリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』あたりがはしりになる。私も読んだが、かなりしんどかった。グレッグ・ベアの『ブラッド・ミュージック』もイマイチ。ブルース・スターリングは、「ああ、私にはサイバーパンクはあわないわ」と思って、もう読まなかった。
だが、あの電脳世界に惚れ込んで、自分流にイマジネーションを拡げることができたら、こんなおもしろい作品が出来るのかなあ。日本のオタクってすごい! といっても、監督の磯光雄(いそ みつお)さんは、それほど若くない。サイバーパンク流行のあたりで20代初め?、影響をうけたのかどうかよくわからない。
電脳メガネというウェアラブル・コンピュータを使って、現実世界と電脳世界が重なって存在する世界。メタタグ、キラバグ、イリーガル等々、いろいろそそられる設定がいっぱい。そして、なんといっても、ストーリーをきちんと完結させている。キャラクターは全体的に地味だけど、作品自体にそれを上回る魅力がある。

 『MOONLIGHT MILE(ムーンライト マイル)』は、映画の『ライト・スタッフ』を連想した。あの映画、好きだったのよ。イエーガーさんがカッコよくて。マジメな作品だけど、クスリと笑えるシーンも多くて、7人の宇宙飛行士たちもそれぞれが個性的で。その頃は宇宙もののSFを描きたくって、立花隆のドキュメンタリー映画『宇宙からの帰還』のビデオでロケットの発射シーンを何度もみたり、野田昌弘訳の『スペースシャトル搭乗員ハンドブック』を参考にしたり、『宇宙はジョークでいっぱい』を読んで笑ったりしていた。(ああ、なんかなつかしい)
このアニメは、太田垣康男作のマンガ(「ビッグコミックスペリオール」掲載)が原作であるのだけど、私はマンガの方は読んでいない。だから全く予備知識もなく、アニメとマンガを比べることもできない。
このアニメも作品としては地味で、クソマジメにとても本当のことのように宇宙開発を描いている。主人公はあまりハンサムとはいえないヒゲづらのいかつい兄ちゃんだし、登場人物はみんな筋肉質だし、チャラチャラしたキャラは一人を除いて(でも、その女の子もそれなりに根性がある)出てこない。政治的なかけひきや大人同士のイミシンな会話もヤング向きとはいえない。でも、劇画調の絵でも、笑えるシーンも多い。
めずらしく歌詞のないオープニングにくりひろげられるシーンは、おそらく本編よりすこし先に場面だ。いつになったらオープニングシーンに行き着くか。約1クールを1シーズンとして、しっかりストーリーを構成しているようだ。

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