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2007年12月

2007年12月25日 (火)

マンガ『グ印関西濃口めぐり』

 グレゴリ青山さんと知ったのは、雑誌「旅行人」で、初単行本『旅のグ』(1996年刊)がでた時、ふと読んでしまったので、もう10年ぐらい前になる。はっきりいって、ヘタウマの絵ってあまり私好みじゃない。(根が少女マンガなんで、きれいで細かい絵が好きなのだ) けど、何となく単行本になっているのは全部読んじゃっているのだ。それどころか、ガイドブック(るるぶの『関西おもしろ遊び場ガイド』)の挿絵イラストを描いていたり、民博の展示に解説イラストがあったり、雑誌「フラワーズ」に連載が始まったりと絵をみるとすぐ気がついてしまう。不思議だ。それだけ個性がキョーレツなんだな。
 絵は好みじゃなくても、なんか嗜好性が似ているようなのだ。バックパッカーで、インドが好きで、インド映画にもやたらくわしい。ヒンディー語でマサラムービーの歌を歌えるようだ。すごい。現在京都に住んでいるようだし(京都市内ではないようだが、出身は京都の街中らしくとてもくわしい)、 和歌山(私の出身県)にも住んでいたし、本屋さんも好きなようだし、本名の下の名前が同じだ。でもって、旅ネタ・インドネタも、マサラムービーネタも、関西ネタも、すごく身近に「うんうん」とうなずきながら読んでいる。
 今回の『グ印関西濃口めぐり』は、雑誌「関西ウォーカー」に載ったエッセイマンガを中心に集めてある。
梅田や太秦や伏見や府立植物園や民博やらの私もよく知っているところや、大正区や大衆お風呂やさんや元町の船関係やら近くても行ったこともないが、それほど突出した観光スポットでもないのであまりほかでは紹介されてないネタなどが満載である。
 この本が特におもしろいというわけではないが、なんとなく私にとってなんか読むのが習慣性になってしまったハマッたマンガ家さんだ。

2007年12月24日 (月)

マンガ『きのう何食べた?』

 オモテ稼業でバテ気味なので、逃避行動で、しばらくマンガネタが続きます。

『きのう何食べた?』 よしながふみ著 (講談社 モーニングKC)
 よしながふみが青年雑誌「モーニング」に進出! 
弁護士と美容師のホモカップルの夕ご飯とおりまぜて、ストーリーが1話完結のシリーズとして進んでいく。
主人公の40代ふたりがいい味だしている。よしながさんは、日常くさい、ステレオタイプにならないフクザツな心情をおりまぜたホモマンガを描いたら、なかなか他の人にはマネができないおもしろさがある。
それに、夕食のおいしいそうなこと!!! ワンプレートか一汁一菜が多い我が家では、なかなかマネできない。『愛がなくても喰っていけます』で紹介されたお店にオタクなお客増えたらしいが、こっちはご家庭料理にいそしむオタクが増えるかなあ。

ところで、私はこのマンガで、「タチ」と「ネコ」と「爆弾処理班」という言葉を覚えました。

2007年12月17日 (月)

今年の収穫アニメ —『電脳コイル』と『MOONLIGHT MILE』—

 『鋼の錬金術師』を観たとき、「ああ、アニメ観るのやめなくてよかったなあ」と思ったけど、今年もおもしろいアニメがあった。本当にアニメやめなくてよかった。(しみじみ)

『電脳コイル』 (NHK教育で、2007年5月〜12月に放映)
『MOONLIGHT MILE』 (WOWWOWで、1stシーズン2007年3月〜5月に放映、
                  2ndシーズン2007年9月-12月に放映)

 どちらも、内容については公式HPなどで紹介があるので、詳しくは書かない。
どちらもそれぞれちがった味のSFテイストが満載で、オリジナリティーがある。ただ、私は父ちゃんがエアチェックしたビデオを、観られるときにブツ切りで観ているので、またゆっくりまとめて鑑賞したいなあと常々思っている。ああ、そんな時間をとれるのはいつ!?

 『電脳コイル』は、「サイバーパンクを好んで読んだ世代が、アニメを創るようになったんだなあ」と直感的に思ったんだが、別に確認したわけではない。
サイバーパンクは、80年代に注目をあびたSFのジャンルで、ウイリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』あたりがはしりになる。私も読んだが、かなりしんどかった。グレッグ・ベアの『ブラッド・ミュージック』もイマイチ。ブルース・スターリングは、「ああ、私にはサイバーパンクはあわないわ」と思って、もう読まなかった。
だが、あの電脳世界に惚れ込んで、自分流にイマジネーションを拡げることができたら、こんなおもしろい作品が出来るのかなあ。日本のオタクってすごい! といっても、監督の磯光雄(いそ みつお)さんは、それほど若くない。サイバーパンク流行のあたりで20代初め?、影響をうけたのかどうかよくわからない。
電脳メガネというウェアラブル・コンピュータを使って、現実世界と電脳世界が重なって存在する世界。メタタグ、キラバグ、イリーガル等々、いろいろそそられる設定がいっぱい。そして、なんといっても、ストーリーをきちんと完結させている。キャラクターは全体的に地味だけど、作品自体にそれを上回る魅力がある。

 『MOONLIGHT MILE(ムーンライト マイル)』は、映画の『ライト・スタッフ』を連想した。あの映画、好きだったのよ。イエーガーさんがカッコよくて。マジメな作品だけど、クスリと笑えるシーンも多くて、7人の宇宙飛行士たちもそれぞれが個性的で。その頃は宇宙もののSFを描きたくって、立花隆のドキュメンタリー映画『宇宙からの帰還』のビデオでロケットの発射シーンを何度もみたり、野田昌弘訳の『スペースシャトル搭乗員ハンドブック』を参考にしたり、『宇宙はジョークでいっぱい』を読んで笑ったりしていた。(ああ、なんかなつかしい)
このアニメは、太田垣康男作のマンガ(「ビッグコミックスペリオール」掲載)が原作であるのだけど、私はマンガの方は読んでいない。だから全く予備知識もなく、アニメとマンガを比べることもできない。
このアニメも作品としては地味で、クソマジメにとても本当のことのように宇宙開発を描いている。主人公はあまりハンサムとはいえないヒゲづらのいかつい兄ちゃんだし、登場人物はみんな筋肉質だし、チャラチャラしたキャラは一人を除いて(でも、その女の子もそれなりに根性がある)出てこない。政治的なかけひきや大人同士のイミシンな会話もヤング向きとはいえない。でも、劇画調の絵でも、笑えるシーンも多い。
めずらしく歌詞のないオープニングにくりひろげられるシーンは、おそらく本編よりすこし先に場面だ。いつになったらオープニングシーンに行き着くか。約1クールを1シーズンとして、しっかりストーリーを構成しているようだ。

2007年12月15日 (土)

毎年恒例、年賀状をつくる

 幸いここしばらく喪中になることもなく、毎年年賀状をつくっている。
 今は、2年前の戌年から、切り絵風の絵柄にしている。「風」とつくのは、純粋の切り絵作品じゃなくて、ほしい色の紙がなければカラートーンを部分的に使ったり、周囲にスパッタリングをしたり、バックに和紙をちぎって貼ったりしているからだ。う〜ん、切り絵をしている人からみたら、邪道だろうなあ。まあ、はじめたきっかけが100均の色画用紙セットが家にあったからなんで、なんていうか……いいかげん。しかし、それまでの12年間が、サトルが生まれて以来の子どもネタだったが、仕事関係の一般人に出すことも多くなったので(あ、そういう経費はないので、自腹です)、兼用できるフツーに見える絵柄に切り替えたのだ。
 子どもネタの時は、はじめはプリントゴッコだったが、しばらくしてスキャナで線画を取り込んで、パソコン上で彩色をする方法でつくっていた。今は、出来た作品をスキャナで取り込んで、文字だけパソコンで入れるようにしているので、アナログな作業に逆戻りしてしまった。でも、実はパソコンで彩色するより、切り絵のほうがずっと早くできる。今年も原画自体は1時間余りで完成。その前2〜3日に、アイディアを練って、材料をそろえる作業があるが。しかし、そのあと、原画をスキャナで取り込んで、文字入れ・印刷をすると、縦横の比率が少しずれていたことが判明。余白をどこまで妥協するかで、試し刷りを何回もして、そっちのほうが時間を食ってしまった。
 年賀の絵柄を決めるのは、毎年楽しみなので、原画をつくることには苦労はないが、さらに、そのあとの宛名書き・一言書きにけっこう時間がかかる。早く、パソコンに住所録を入力すれば、宛名書きも数倍の速度ですませられるが、住所録を入力する時間があれば、他にやることがたくさんある。……そうして、今年も筆ペンで1枚1枚書いている。

2007年12月14日 (金)

告知:冬コミに参加します

 この冬も、おかげさまで無事スペースがとれた。12月30日(日)西地区“ぬ”12aだ。
最近、スペースは順調にとれているが、新刊は順調に遅れている。(^_^;) なんか、新刊ができたら、スペース落選になるんじゃないかと不安になってしまう。
 今回も昨年と同じく、29日〜31日の3日開催だが、「創作少女」のジャンルは3日目から2日目に移動した。参加者の中でも、とりわけ平均年齢が高い創作系、それも女性が多いと、子持ち・所帯持ちも多くて、大晦日の配置というのは、なかなか世間のしがらみがあってきびしいよな〜と前回思っていた。(私も東京から帰るその足で、帰省した) そう思った人が多かったのか、配置の方も今回は大晦日を避けてくれた。大変ありがたいことだ。
 しかし、今年はサトル(中3)がいちおう受験生である。小学6年生でコミケデビューして以来、誘えばついてくるとは思うが、そんな逃避行動をとらせてはならない。タクヤ(小2)はまだちょっとコミケに連れて行くのは不安がある。なので、一人参加で行くことにした。幸い30日なら夏コミでよくやる職場から直行という事態にはならないが、あまり長く家をあけられない。また、当落通知がきてからホテルを探したら、シングルの定宿にしているところがもうすでに満室だったので、今回はじめて夜行バスで行ってみることにした。
 夜行バスは、若い頃何度か乗ったことあるが、以前より環境がよくなって、ずいぶんリクライニングができるようになって、1席ずつはなれているし、トイレもついているらしい。京都駅から浜松町バスターミナルまでのコースがあるので、これでそのままビッグサイト行きのバスに乗り換えられる。最近はコンビニの機械で申込みができるようなので、発売開始の日に、朝少し早めに出て、通勤途中のコンビニで無事GET!
 帰りは新幹線で帰ることにした。なんといっても、次の31日に帰省しなきゃならんから。
新幹線はエクスプレス予約のポイントがたまっていたので、グリーン車にUPして予約、ちょっとゼイタク。願わくは、有明を順調に脱出して、予約の新幹線にのれますように。(余裕はみているのだが)
 先日、アニメイトに行って、カタログを買ってきた。あいかわらずズシ〜っと重い。まだ、宅配便を送ったり、ペーパーをつくったりする作業が残っている。
最近ちょっとスランプで原稿が進んでいないんだが、間に合わないにしても、原稿もちょっとは描いておかないといけないなあ。

2007年12月13日 (木)

「オセアニア大航海展」

 9月13日〜12月11日に国立民族学博物館で開催されていた「オセアニア大航海展」に、ギリギリですべり込んで観てきた。……もう、終わってしまいましたね。最近、イベントやら映画上映やらのネタが、後手後手にまわってしまって申し訳ない。
 私は行くまで、ちょっと勘違いしていた。オセアニアの先住民といえば、大地のアボリジニ(オーストラリア)と海のマオリ(ニュージーランド)というイメージがあったので、今回はマオリ文化の展示だと思っていたのだ。
 実際は、ポリネシア・ミクロネシア・メラネシアの南太平洋の島々の民俗の展示だった。だが、そのネタの数々は、充分妖しいのが多いので、決して失望したわけではない。
むしろ、この広い地域をよくこれだけフィールドワークして、系統だてて、まとめられたものだ。う〜ん、さすが大学!
 1階展示場には1ヶ月の航海をゲーム化したソフトが展示してあり、子どもも楽しめる。が、けっこう難しくて、なかなか終われなかった。(後で考えてみたらスキップすればよかったのか)
  
 レストランも、特別展にあわせて、子羊のローストのランチや、ニュージーランド銘柄のビールがあった。
 あとで、常設展にまわったが、今回は割とあちこち展示替えをしていた。開館30周年記念企画展「植物のビーズ」や、テーマ展示「極北のイヌイット・アート」「セネガルの街角」など、いろいろコーナーつくっていて、思ったより時間をかけてまわってしまった。
 ところで、ビデオテークを観ていると、どうも眠くなってしまうのは……なぜ?

2007年12月11日 (火)

『小松左京マガジン 第28巻』

 届いたのは10月の終わりなのに、読み終わるのに1ヶ月以上かかってしまった。
 今号は、ワールドコンネタ満載。ワールドコンは規模が大きすぎて、100人いれば100とおりのレポートを読むことができる。それでも、ゲスト・オブ・オナー(GOH)であり小松先生を取り巻くネタは、ことのほか濃い。5日間の長丁場でもあり、行く先々で人に取り囲まれ、GOHとしての出番も多く、疲れがたまらないか思わず心配したが、ちゃんとタバコも吸って、お酒も飲んで、楽しまれたようだ。いろいろな方々との写真が満載で楽しい。
終わって、どっと疲れがきているかもしれないが、来年のダイコン7もメインゲストだし、末永く息災であってほしい。

2007年12月 3日 (月)

「安彦良和原画展」

 11月はオモテ稼業のローテーションの関係で、連休がない。最近はますます、不定休の様相を呈してきて、カタギの人間と休みを合わせるのも至難の業だ。といっても、今年はいちおう受験生がいるので、あまり遊びの計画も立てられないので、3月までは泊まりなしで近場で細々と休みの予定をこなすことにした。(コミケと正月の帰省をのぞく)
 んで、ひさしぶりに家族みんなで行ってきたのが、「安彦良和原画展」。
11月15日〜12月2日まで、京都駅伊勢丹の中の美術館「えき」KYOTOで開催された。(すみません。UPする前に終わってしまいましたね)
 安彦さんは、紹介するまでもなく、ガンダムのキャラクターデザインの人。アニメ畑の仕事は数多くこなしているけれど、他にも、『アリオン』や『ヴィナス戦記』といったストーリーマンガも描いているし、『クラッシャー・ジョウ』や『ダーティー・ペア』の小説の挿絵等も描いている。
 安彦さんは、アニメ関係の原画・ポスター・イラストボードからストーリーマンガまであふれるほど描いているけれが、やっぱり絵はすご〜〜〜〜っく、うまい! で、やっぱり根がアニメーターなんだなあ、と感じてしまう。動きをとらえるのが上手で、構図がバッチリきまっている。じっと静止している絵がなく、どの絵にもストーリーや情念を感じてしまう。
 カラーの描き方は、線画を描いて淡彩で着色する方法と、不透明水彩やガッシュのように塗り込んでしまう方法と描き分けている。マンガ家のカラーはどちらかというと前者が多いのだけど、後者のように線ではなく面で塗り込んでいく手法を使う人は少ないように思う。ほかにもチマチマっとした絵もかわいくてうまい。つくづく器用な人なんだなあと感じた。
 その分、ストーリーマンガを描くと、動きを全部表現してしまうので、ページがいくらあっても足りやしない。見ればわかる部分が多い分わかりやすいし、見ごたえはあるのだけど、なんていうかストーリーはフツウ……

 しかし、なかなかこのようなアニメーターやマンガ家の原画をゆっくり観る機会が少ないので、ぜひ関西でもより多くの開催を望みたい。
 私のリクエストは、山田章博さんと男鹿和雄さんです。

2007年12月 1日 (土)

「東寺と密教の伝承」

 前回のブログに書いたみなみ会館と同じ日の事なのに、UPするのに間が空いてしまった。
オモテ稼業のハードスケジュールの最中に、お腹ピーになって、ここ2日ほど死んでいた。
ああ、やっぱり健康だいいちね。体調を崩すと、何もかも予定どおりいかなくて、ろくなことがない。。

 さて、そのみなみ会館と東寺(教王護国寺)は歩いてすぐの距離である。
せっかくだから、駅のポスターで見て気にかかっていた宝物館での「東寺と密教の伝承」にも行ってきた。
 京都のお寺は有名どころが多くて、ここもその一つ。折しも、あちこちで秋の特別公開をやっている。だが、幸い平日であり、紅葉のピークにも少し早かったので、人出もほどほどだった。
 宝物館は定期的に収蔵品の展示をしていて、以前も2回ほど行ったことがあるが、ずいぶん前なのでどんな内容だったか忘れてしまった。だが、そんなにテーマ的に差はないような気がする。どれだけのものが倉庫に眠っているのかわからないが、時々こうやって日の目をみせてくれるのがうれしい。
 なんといっても密教は、仏教の中でもいっとうに妖しくて、絵になるので好みである。(ちょっと見方がまちがっているような気もするが)
 「弘法大師行状絵巻」は、ゆっくり一コマずつ観るのもおもしろいが、展示は部分的なので残念と思っていたら、スーベニールに図録が置いてあった。値段もいいが、なかなかのボリュームだった。
ここの図録は展示会ごとではなく、テーマ別なので、以前買ったような気がする図録も並んでいて、しばらく記憶を掘り起こさねばならなかった。おそらく買ってないと踏んで、先の『弘法大師行状絵巻の世界』と『東寺の十二神将』(これがなかなかカッコイイんだ!)を購入、計4000円なり! ああ、散財してしまった。

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