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2007年11月28日 (水)

映画『長江哀歌(エレジー)』

 ちょうど10月が、みなみ会館の年間会員の更新時期になっていた。
たまたまレディースディの水曜日が休日にあたったので、更新がてら、今やってるもので何か見てこようとネットで確認した。みなみ会館はワンスクリーンだが、レイトショーまで含めて日に3〜5本入れ替わり立ち替わりかかっている。
 その中で選んだのがこれ。この作品自体もジャ・ジャンクー監督についてもほとんど何も知らなかった。有名な俳優さんも出ていないようだし。ただ、最近アクションやCGバリバリの中国映画が多くてちょっとウンザリしていたので、これは久しぶりに地味で落ち着いた映画のようだと期待した。私は、中国映画なら『赤いコーリャン』や『紅夢』あたりの頃のチャン・イーモウ監督の映画がお気に入り。
 『長江哀歌(エレジー)』は、三峡ダムのプロジェクトによって、打ち壊され、住民が立ち退かされ、水没する運命にある奉節(フォンジェ)を舞台に庶民の生活を追っている。主人公格は4人。16年前に別れた妻と子を探しに来た男と、その妻。2年間音信不通の夫に会いに来た女と、その夫。その2組の男女は直接の知り合いではないが、話の中で幾度かすれ違う。その周りの人々も少しずつどこかでつながっている。しかし、最後までドラマチックなことはおこらない。住んでる家がとりこわされたり、仕事仲間が死んだり、再会の場で別れの言葉を交わすということはあるけれど、すべてが淡々をすぎていく。本当に淡々としたまま終わってしまったけど、その言葉の裏、映像の描写の裏を考えさせられる映画で、とても良かった。
 しかし、わからないころもいろいろあったので、あとでパンフレットを買って、解説を読んだら、自分が気がつかなかった描写や伏線がいろいろあることに驚いた。周りの奉節(フォンジェ)の住民の人たちの顔って、みんな似ているようで、絡みに気がつかなかった所もある。ロケの様子もなかなか大変だったようで、おもしろい。パンフレットを読み込んで、復習にもう一度観てみたい映画である。

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