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2007年10月

2007年10月19日 (金)

同人誌『米澤嘉博に花束を』

 夏コミで出ていたというのは、友人のMLで知っていたが、一人参加では西地区から東地区まで遠征ができなかったので、実物を確認できなかった。その2週間後、ワールドコンに行ったときに展示ホールのコミックマーケットのブースで頒布していたので、ぜんぜん並ばずに購入した。
 コミックマーケット代表でマンガ評論家の米澤嘉博さんが亡くなったのは、昨年2006年10月1日。この本を読んでる最中に一周忌を迎えた。この本の発行は「虎馬書房」(「とらうましょぼう」とよむ)となっているが、米澤夫人のベルさんが「よねやんのダークサイドを書いて」と友人等に原稿依頼をして、編集した読みごたえたっぷりの同人誌だ。
 私はちょっとごっちゃにしていたが、本名は「米澤嘉博」で、マンガ評論家として雑誌に発表したり書籍をだすときは「米沢嘉博」と表記していたようだ。この本のタイトルは本名表記であり、米澤さんのひととなりがたくさんの寄稿文・マンガによって綴られている。
 平均寿命を超えた方や、ここ10〜20年も新刊がでていない作家さんが亡くなったときは、まあなんとなく「天寿を全うしたんだな」と思って、それなりに納得するものだが、年齢に関係なく、本人がまだ「あれもしたい、これもしたい」と思っている人が志半ばで亡くなってしまうのは、とてもつらい。巻末の年表を見ているだけで、泣けてくる。毎年毎年、めいっぱいいろいろなことをしているのに、2006年9月でプツリと糸が切れたように途切れてしまっている年表…… たまらないなあ。手塚治虫が亡くなった時も、同じようなことを思った。
 米澤さん自身は、人間らしく長所短所、困った所も併せ持った人で、全ての人が尊敬するほど高潔で偉大な人物ってわけではないが、他の人には為し得なかった事をして、こんな本ができるほど多く友人に囲まれた幸せな人だった。
 改めて、ご冥福をお祈りしたい。

2007年10月18日 (木)

21日「関西コミティア31」に参加します

 オモテ稼業は繁忙期の夏休みが終わっても、別要素が重なって、繁忙が続いている。夏休みは肉体的なしんどさの割合が多いけど、この9月・10月は神経をつかうことが多くて、こっちの方が精神的に疲れる。今月の残業は今の職場で最高になりそうだ。最近、休日の日以外、あまり家で晩ご飯を食べてないなあ。このまま、年末まで引きずるかもしれない。いや、年度末まで引きずるかな……(×_×)

 と、前置きはこれくらいにして。
 また、告知がギリギリになってしまったが、10月21日(日)の「関西コミティア31」に参加します。
会場は、大阪天満橋のOMMビル2階ABホール。
「工房しのわずりぃ」のスペースは、E−43。ちょうど会場の真ん中あたりです。
すみません、相変わらず新刊はできていません。
それどころか、ペーパーの用意もできていません。ワールドコンのネタも入れて、出しておきたいとは思っているのだけど。あと3日……できるかなあ。
よろしければ、話のネタにお立ち寄りください。

2007年10月15日 (月)

CD『インドカレー屋のBGM』

 私はヴィジュアル人間で、音楽に関してはとんと疎い。が、映画を観に行ったとき、映画館の建物にある本屋さんに同居しているCDショップで、つい衝動買いしてしまった。
それが、『インドカレー屋のBGM』(ビクターエンタテインメント)。
「はやい話が、マサラムービーの映画音楽よね!?」と思ったけど、『ムトゥ 踊るマハラジャ』ぐらいヒットしないと音楽集のCDはお目にかかれない。このCDが出たのはけっこう前で、2005年7月の発行らしい。それも思ったよりよく売れたのか、続編がでている。公式HPがあるので、こちらをどうぞ。(突然音楽がなりだすので、お気をつけて)
 中身はたしかに映画音楽だった。が、ライナーノートには、歌のタイトル・歌手名・音源は書かれているが、その歌についての解説は一切ないし、どの映画の曲だとかも書かれていない。宮沢章夫と大槻ケンヂの対談(だけ)が載っているが、そんなのはいいから、曲の解説をしてくれ。
 パッケージは凝っていて、「1人前/10曲入」「パッケージ写真のカレー、インド人はイメージです。この商品にカレーは含まれていません。」「この商品は音楽CDです。熱湯や電子レンジで温めたり、食べたりしないでください。」となかなかかわいい。

2007年10月 6日 (土)

映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

 期末試験の終わった(2期制なので9月下旬が前期期末になる)サトル(中3)といっしょに、レディースディに『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を観に行った。
 エヴァは、TVも前作の2部作の映画も、絵が間に合わず、ストーリーも破綻しているので作品として評価は低い。ただ、それでもそそられる魅力的な設定や懲り様を持っているのはたしかだ。
 今回の映画は4部作になるらしい。1作目はヤシマ作戦までが描かれているが、絵はさらに懲りまくっている。設定も変えているところがいくつもある。観ていて「うっわ〜、カッコいい〜〜〜」と見とれるシーンが数ある。願わくは、この絵を最後まで維持して、ストーリーも破綻せずに最後まで描ききってほしい。正直、前作映画の後編のような中途半端なものにカネを払いたくない。(パンフレットもひどかった) 次回予告はあったけど、公開期日は出ていなかった気がする。別に急がないから、きっちりと仕上げてくれ。
 観に行った日はレディースディだったが、観客は比較的男性も多かった様な気がする。なんといってもすごかった(という表現が正しいのか?)のは、話が終わってエンドロールが流れても、誰一人立ち上がらないのだ! エンドロールが終わって、次号予告があり、客電がついて明るくなって、みんな立ち上がった。……そういう人種しか観に来てないってことか?

2007年10月 5日 (金)

マンガ同人誌『SF少女エス子ちゃん』

 『今日の早川さん』をとりあげるのなら、本好き・書痴・SF者ネタで同人誌界で一歩先を走っているはしもとさちこさんの『SF少女エス子ちゃん』をとりあげなければ!と思った次第である。とはいうものの、同人誌なのでいつでもだれでも手にはいるわけではない。さらに、あまり頻繁に即売会に出ているわけではないので、確実に手にはいるのはSF大会のディーラーズルームぐらいだ。(ブースにはご本人よりダンナさんがいらっしゃる可能性が高い) 私は2年間SF大会に行けなかったので、2005年刊の『SF少女エス子ちゃん5』を今年の横浜でのワールドコンでようやく手に入れた。コミックマーケットにも出ているのかな? 
 『SF少女エス子ちゃん』は、SF大会の「時刊新聞」(自主企画で、参加者から原稿を募り、1時間に1回以上発行される新聞)掲載なので、手描きでトーンなども使わない、いたってラフな絵柄だ。でも、かわいい。SF大会はハレの場なので、エス子ちゃんもハイテンションだ。
 このブログを書くのに、手持ちのバックナンバーを確認してみた。いちばん古いので1993年刊の『SF少女エフ子ちゃん』…… え? はじめはエフ子ちゃんがタイトルだったのか?(エフ子ちゃんはエス子ちゃんのお友だちで、エス子ちゃんにそそのかされてSFの道に入り込んでしまった初心者)
その後1〜3年に1回発行されて、私の手持ちで7冊。……しまった〜! 『SF少女エス子ちゃん(2001-2004)』(これが4にあたるらしい)がない! 買い漏らしたか? いやいや、おちついて探せば見つかるかも。同人誌は背にタイトルがないものが多いし。二重買いしないように、来年のSF大会までに、もう一度確認しておかなければ。

2007年10月 3日 (水)

マンガ『今日の早川さん』

『今日の早川さん』 COCO著 (早川書房)
 SF者の早川さん、ホラーマニアの帆掛さん、純文学読みの岩波さん、ライトノベルファンの富士見さん、レア本好きの国生さんの本と読書をめぐるフルカラー4コママンガ。(影のナレーション付き)
COCOさんのブログにずっと連載されているマンガだというのを、友人のブログで知ったのは数ヶ月前なので、まだ日が浅い。が、早川さんの初登場は2006年7月らしい。
(すみません、ハテナブログの画面遷移はいまいち苦手なんで、ネット上での通し読みはしていない。)
 SF者だから「早川さん」なんだろうけど、このブログマンガを書籍化したのが早川書房というのがなかなかよろしい。9月下旬に出た『SFマガジン 11月号』にもしっかり宣伝の特集が組んであったぞ。はじめからツルんでいたわけではないようだし、山田英春さんの『巨石』の時のように、早川書房が発掘したのだろうか? それならすごいぞ、早川書房! とってもスカウトのうまい編集さんがいるのかなあ。
 タダの本好きではなくて、SF者というところが、心をくすぐる。ご本人はクトゥルーファンのようだが(私は青心社のハードカバーと、創元推理文庫の途中で挫折した)、このマンガを読んでいる限り、守備範囲は広く、深い。CGの絵もすっきりときれい。
 ところで、私は9月にこの本を書店で求めるとき、「『となりの早川さん』ありませんか〜? 今日発売のはずなんですが」とやってしまった。『暴れん坊本屋さん』や自分の『ライブラリー・シンドローム』のエピソードを地でやってしまって赤面。でも、その書店では、3階の少年マンガ売場から「これではないですか〜?」とちゃんと持ってきてくれた。そして、次行ったときは、2階の少女マンガ売場にも平置きされていた。思わず、その書店をほめたくなった。

2007年10月 1日 (月)

マンガ『パーム30 蜘蛛の紋様Ⅰ』

『パーム30 蜘蛛の紋様Ⅰ』 獸木野生(伸たまき改め)著 (新書館)
 マンガ……のはずだったが、初めの約30ページは小説だった。
『蜘蛛の紋様』は「パーム」シリーズの主人公のひとり、カーター・オーガスの曾祖父からの100年におよぶ一族の物語の構想だったようだが、カーターが生まれるまでをこの30ページに集約してしまっていた。長じて作家になったカーターの妹を語り手に、まるで『百年の孤独』(ガルシア・マルケス)のように、複雑な家系が織り込まれていく。たしかに、これをマンガで書くと、5〜10巻ぐらいになってしまうんじゃないか。おまけにだれがだれやらわからなくなってしまいそうだ。小説でさえ、思わずなんども口絵の家系図を確認してしまう。
 いままでの話では、どうしてもジェームズやアンディや脇役のほうが目立っていて、カーターは幾分年長であることも手伝って見守る役だったり、若いモンに振り回されたりしていたが、カーターも若い頃はいろいろあって、苦労していたのね。(しみじみ)
 ところで、帯に“「『蜘蛛の紋様』が始まったらPALMは終わる」二十年前の予告が今現実に!!”とあるのだけど、そんな予告あったけか? 「Wings」はもうだいぶ前に読むのをやめてしまったし…… だが、獸木野生のHP(ここのWORKS→PALMのページに進んでCONTENTSを見てください)にもあるように、「パーム」シリーズの構成では、『蜘蛛の紋様』のあとに『TASK』という章があるはず。どうなってるんでしょう? だれか教えて!

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