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2007年9月

2007年9月30日 (日)

「養老天命反転地」というアート

 「養老天命反転地」というヘンなところがあると知ったのは、2004年の第43回日本SF大会G−conの時だった。岐阜の長良川国際会議場で行われたので、配布物の中に、ご当地観光案内が入っていたのだ。なんとかというアーティストの創った、全部斜面で出来ていて平衡感覚が狂う、ヘンな空間……らしい。が、関西から岐阜県養老町は日帰りで行くにはちょっとキツい、でも1泊するにはもう一つなにかつけないともったいないというビミョ〜な距離で、ずっと行きそびれていた。
 今回3年越しの想いが遂げられた。交代で休むので飛び石の休日も多いし、みんなといっしょにとれる2連休(次の日も休みでないと、ちょっと体力的に自身がない)で、且つ何も用事が入っていなくて、天候の条件がいい(今回はこれも重要)というと、なかなかなかなかないのだ。
 さて、前置きが長くなったが、「養老天命反転地」というのは、アーティスト荒川修作と詩人マドリン・ギンズの構想を基に創られたアート作品で、1995年にオープンした。養老公園の中にあり、近くには、古来から有名な「養老の滝」、子ども向きアスレチック公園「岐阜県子どもの国」、ゴルフ場、テニスコート、敷地は広いが閑散としている(ようにみえる)遊園地「養老ランド」など、地元の人たちの休日スポットがそろっている。
 「養老天命反転地」の中にはメインパビリオン「極限で似るものの家」や楕円のすり鉢状の敷地の中にも「もののあはれの変容器」や「宿命の家」などそそられるタイトルをもったモニュメントが散らばる。詳しくはHPがあるので、こちらをどうぞ。
 いちおう、HPなどで予習をしておいたので、スラックス・運動靴・両手が使えるリュックという身軽な装備で大正解! 身体で感じるアート空間なのだ。他に類をみない魅力的な場所だ。
 が、同時に感じたのは、「芸術はバリアフリーじゃない」ということだった。どうも、来ている人たちをみていたら、ヘンなアスレチックコースと勘違いしてるんじゃないか、と思われる人たちもいる。気がついていない人もいるかもしれないが、ここは決して「公園」とは名乗っていない。あくまで、広大な芸術作品なのだ。私たちは芸術作品の中に入って鑑賞しているのだ。だから、斜面でも手すりも安全ネットもないし、通路は車いすが通れる幅をとるなんてこともムシしている。
管理者側も、運動靴や子ども用ヘルメットの無料貸出や、悪天候の場合は閉鎖するなどの対策はしているが、作品自体に手を加える気はないとの姿勢だ。そこらへんは鑑賞する側の分別で、的外れなクレームをつけないようにしたい。
 スーベニールでガイドブックを購入したが、ガイドブックの写真は造成途中とかできあがったばかりの頃のようで、とてもきれい。樹も育ってなくて、すっきりしている。実際行ってみると、モニュメントの傷み具合や雑草のはびこり具合に12年の時の変容が感じられる。永遠に一定の姿をとどめる作品ではないのだ。
 行きは、がんばって朝8時台のJRの特急を使ったので、大垣で近鉄(10月1日から養老線は近鉄でなく、養老鉄道の経営になるのだが)に乗り換えても1時間半ぐらいでついた。お昼過ぎまで過ごして、そのあと近くの芝生公園でおにぎりをたべて、歩いて片道30分という表示があるので、「養老の滝」まで行ってみることにした。日差しはきつくないが、蒸し暑い日で、上りばかりの行程はけっこうきつかった。帰りはゆるゆると降りて、時間にも余裕があったので、時間はかかっても安くあげようと、JRの快速と新快速を乗り継いで帰ってきた。

2007年9月29日 (土)

ふたたび「ナスカ展」

 8月4日から9月24日まで、京都文化博物館で開催されていた「世界遺産 ナスカ展 —地上絵の創造者たち—に行ってきた。……はい、もう終わってしまってますね。だって、最終日に行ってきたんだもん。
 実は、「ナスカ展」は2006年のゴールデンウィークに東京の国立科学博物館で一度観ている。
が、その時はとても人出が多かったので、関西に来るなら平日のすいている時にもういちどゆっくり観たいものだと思っていた。そこで、「当たればいいな」と念をかけて、招待券プレゼントに応募してみたら、運良く当選した。が、おたがい月曜日が休みだし、なかなか平日の休日に行く機会がとれず、最終日の祝日になってしまった。館外で並ぶようなことはなかったが、やっぱり中は混んでいた。……野望は達成できず、残念だ。
 それでも前に観てから1年以上あいているので、あらためて展示物を鑑賞できてよかった。今回は、文化博物館の本館4階の特別展示室だけではなく、3階の常設展部分まで使っていた。3階では13分のCG映像のシアターも設置されている。そしてスーベニールも充実。
 終わって、1階に降りると、別館部分が改装されて内部がきれいになっていた。しばらく来ていなかったせいで、気がつかなかった。別館は、旧日本銀行京都支店の建物で、重要文化財。銀行の受付窓口がそのまま残っているし、レトロな感じで、とても雰囲気がいい。シルバーグレイのステキなおじさまのウエイターがいる珈琲サロンの前には、板張りのベランダが出来ていて、本館と別館をつないで、通りやすくなっていた。別館の中に新しく店舗がいくつか入っている。本館の1階にも常設スーベニールが出来ていた。

2007年9月28日 (金)

ブラスチックゴミの分別収集がはじまる

 遅まきながら、京都市でも10月からプラスチックゴミの分別収集が始まる。
そこで、我が家でも9月半ばから分別をはじめ、10月初めには分別分を出せるように溜めている。
京都市は、ゴミ袋が有料で、一般ゴミの袋と資源ゴミの袋に別れている。30リットルで一般ゴミの袋は30円、資源ゴミの袋は15円というように、2倍の価格差がある。分別するプラゴミは資源ゴミの袋に入れることになっているので、今まで一般ゴミとして捨てていた分、「分別するほうが金もうけだ」(別に儲かるわけではないが)と思って、せっせと家族に分別を指導してる。発砲スチロールなど少しかさばるプラも倉庫に隠して待機させている。
 私はすでに職場のほうで分別収集をしているので、少しは要領がわかっているが、家では職場以上にプラゴミが多いことがわかった。食品関係の消費が多いせいか。お茶漬けのりの袋のように、紙かと思っていても、プラマークのついているものも多い。
 プラ用のゴミ箱をリビング兼ダイニングの部屋にひとつ増やそうと思ってスーパーに物色しに行ったが、昔あったちょっと細長い円筒形のゴミ箱ってなくなっているのね! 居間用はおしゃれに小さい。それか台所用の蓋付きの大きいやつしかない。キッチンにはもうゴミ箱を置く余裕がないし、プラゴミは基本的にぬれてない・汚れていないはずなので、家にあった籐のかごにビニール袋を敷いて代用することにした。
 あとは、分別したプラゴミは有効に再利用してほしいと願っている。

2007年9月27日 (木)

雑誌『小松左京マガジン 第27巻』

 これも定期購読が届いたのは7月だったなあ。しかし、これも夏の繁忙のドタバタで読むのが9月になってしまった。
 ワールドコンの前に読んでおけば良かった! ……と、下村健寿さんの「さよならジュピターのミステリー 誌上公開・幻の「さよならジュピター・特別編」」を読んでしみじみ思った。ワールドコンで行われた企画『「さよならジュピター」リメイク推進委員会』は、この記事のような内容をパネルディスカッションでやりたかったんだな。それなら、あのパネルは内容の3分の1ぐらいしか進まなかったんじゃないかなあと、推察される。「これは私の個人的に収集したものですが……」と前置きして写っていた資料はほんの一部分で、用意されていたのに陽の目を観られなかった映像がパソコンの中にたくさんあったのか……と思うと残念だ。でもこれをあの調子で全部やろうとしたら5時間ぐらいかかりそう……
 表紙は、映画『日本沈没』の樋口監督の絵コンテのカット。監督、絵が上手い!(失礼な言い方?) ユーモアもあるし、表紙でまず笑えた。編集長インタヴューでは、作家の大原まりこさん。ひさしぶりにお顔を拝見したが、あんまり変わっていない気がする。若いなあ〜
 大学修士課程の留学生、サンチェーズ・トニーさんのコラム「あるフランス人と『日本沈没』」。文中で「日本に来てから数年間研究を続けていますが……」と書かれていたが、数年間でこんなに上手な日本語を書けるなんてすごい!(その前にフランスの大学で日本語を学んでいたようだが) 1996年にフランス語版の『日本沈没』があったのか! それは喜ばしいことだが、ダイジェスト版(あらすじ)というのが「10年前で日本のSFはそんな扱いかよ」と残念に思うし、表紙が相撲の力士というのも情けなくて笑えてしまう。トニーさんが将来、日本のSFを完訳でフランスに紹介してくれることを望みたい。

2007年9月26日 (水)

雑誌『旅行人 2007年夏号』

 う〜ん、定期購読が届いたのは、たしか7月だったはず。
 今回の特集は「ビルマ東西南北」。折しも、今ミャンマーでは、お坊さんがデモ行動を起こすなど大変な事態になっているようだ。はやくみんなが暮らしやすいようになって、平和が訪れることを祈りたい。でも、今回は特集記事のことはおいといて……
 季刊だったこの雑誌が、次回より年2回刊になる。ご挨拶文が添えられていて、理由は、体力的な限界、編集長の高齢化(といっても編集長の蔵前仁一さんは50代ぐらいだと思うが)とのことだ。
 雑誌は星の数ほどあって、刊行頻度がかわったり、ロゴがかわったり、もっと言えばタイトルがかわったり、誌面がイメチェンしたら、すぐ休刊(という名の廃刊)になることもよくある。3号雑誌(3号で休刊)どころか創刊号で最終号というのもある。星のまたたきより短い。
 その中で『旅行人』は独自のスタンスで19年続いてきた。個人誌『遊星通信』で4年(残念ながらこの時代を私は知らない)、出版社をたちあげて『旅行人』と改称して月刊で12年(私が知ったのはその初期の頃)、季刊で3年。来年は創刊20周年らしい。すばらしい!
これは、編集長がやりたいと思うことだけを、やれる範囲でやってきたからここまで続けられたのだと思う。決して蔵前さんの野心は、出版社を大きくしたいとか、儲けたいとかいう方向には向いていない。自分の発行したい雑誌を発行できる条件を維持できる範囲というのを見極めているのだろう。だから、私は年2回になって残念とか苦情をいうつもりはない。こういう雑誌があってもいいじゃん。私がつきあいたいと思うだけで。
 『旅行人』は蔵前仁一の一世一代の雑誌だろう。蔵前さんが編集長をやめるときが、最終刊のような気がする。もし、だれかが引き継いでも、それはまた別の雑誌になるのだろう。雑誌編集長には定年はないので、続けたいだけ続けてほしいと願っている。

2007年9月25日 (火)

マンガ『鋼の錬金術師 17巻』、『獣神演武 1巻』

 夏の繁忙で、2ヶ月ほど、本ネタの記事が書けなかった。しばらくはマンガさえツン読状態になってしまい、「なんてこったい!」という状況だった。図書館から借りた本は、期間内で読むか、あきらめて予約を取り消して後にまわした。読んでしまったが、感想を書く前に返してしまって、機を逸してしまったのもある。その間に仕事で読まねばならない本も入ってくる。
……そんなわけで、少し遅いネタもあるが、お許しいただきたい。

 で、まず、『鋼の錬金術師 17巻』、『獣神演武 1巻』 荒川 弘著(スクウェア・エニックス)
この2冊は同時発売で、8月11日の発売日にすかさず買ったのに、書くのが今になってしまった。
ハガレンは北部編の2巻目で、アームストロング将軍がますますカッコイイ! スロウスや紅蓮の錬金術師・キンブリーが目立っている。謎は少しずつ解明されていくが、ストーリーがどう動くか予想がつかない。それが魅力だ。
 『獣神演武 1巻』の方は、ハガレンの横に並んでいたので、どんな話か知らないで勢いで買ってしまった。(しまった、同時発売はそれがねらいだったのか!?) 荒川さんはもともと三国志フリークだったようで、中国武侠ものの素養は十分だったようだ。あとがきマンガにあるように、わざわざ資料をあつめなくても、個人の手持ちで中国関係資料がいっぱいあるようだし、それでも細部がわからないアシスタントたちのために、中国取材旅行を決行! ……好きなのね。ただストーリーの方は、予想を超えないというか、武侠ものの王道というか、ハガレンほどの意表を突く展開が今のところは感じ取れない。

2007年9月24日 (月)

定額小為替 つづきの話

 ここ数日ブログのカウンターがよく回っているなあと思ったので、ココログのアクセス解析を開いてみた。マイナーでのんびりしたブログなので、いつもの2〜3倍のアクセスがあるとすぐわかる。
アクセス解析の生ログ(解析されていないもともとのデータ)を見たら、検索ワードに「定額小為替」「値上げ」「手数料」「小為替」「郵便局」関連のいろいろな組み合わせが多くみられた。これが、アクセスの増えた原因か。
 まねて、同じような単語でググってみた。ああ、ほんとだ、いろいろひっかかる。全体の印象として、やっぱり同人誌関連の人たちのブログやコメントが多い。だが、私も気がつかなかった定額小為替の使用用途に、郵送による遠隔地からの戸籍抄本などの証明書類の取り寄せというのがあった。その取り寄せの代行を仕事にしている人もいる。しかし、何人か申し込む側の「こまった」という書き込みはあったが、受ける側の自治体が、どういう対応をするかについては何も情報がない。もう実施まで1週間きってるぞ! 役所はこのまま「ゆうちょ銀行のいうとおりに払ってくれ」という姿勢でいくのだろうか。せめて、自治体のほうからも「値上がりします」というお知らせを載せておいてあげたら、9月中に取り寄せしようという防御策も何割かの人たちはとれるんじゃないか。(やってる自治体もあるのかな?) 他にも、定額小為替は、雑誌の全員プレゼントにも使われている。全員プレゼントも消滅か? そういや、ガンダムのプラモデルの部品が壊れたとき、部品の購入に使ったことがある。1個20円とか50円とかなので、いくつかためて申し込んだ。(長男の代理として)
 今回の事態に印象として、使う人たちが限られているサービスは、あんまり周知しないでこっそり条件を悪く変更しようと考えているような気配が感じ取れる。ハガキや封書の値段が10倍にあがったらそれこそブーイングの嵐だろうが、定額小為替の手数料が10倍になっても「あ、そう? でも私関係ないし〜」という人が多いからあまり大きな逆風にならないだろうと踏んでいるんじゃないか。
10倍の値上がりというのも憮然とするが、それよりもマイナーでも使っている人がいるサービスを、条件を悪くする変更だからといって、明らかな周知不足のまま押し切ってしまおうというような姿勢に失望した。せめて、各戸配布の冊子に載せておいたら?!
 私は10代の頃から、電話より手紙の方が好きだったし、記念切手もよく買っていたし、郵便局はけっこう大好きだった。投稿とか同人とかやっていたら、郵便関係はけっこう詳しくなる。いちおう一般的に、子どもにお年玉を貯金させたり、学資保険とかもやっている。……けどねぇ、なんとなく最近は「大好き」って言えなくなっているところが哀しい。

2007年9月18日 (火)

定額小為替の手数料が10倍に!

 日本郵政公社が、10月1日に民営・分社化される。わざわざ自宅までもうすぐ民営化のPRパンフがもれなく送られてきたが、そこに書かれていない変更を別ルートから聞いて驚いた。

 同人界では、イベントの申込みや同人誌の通販でよく使われている定額小為替の手数料が1枚10円から100円になる!!! ええ!10倍に上がるの!!!!!

……と驚愕し、困惑しているのは同人だけか? (私がその情報を知ったのは、知ってる同人サークルのブログと同人誌即売会の通信からだった。)

 日本郵政公社は、「郵便事業株式会社」「株式会社ゆうちょ銀行」「株式会社かんぽ生命保険」の3つに分割され、その事業を郵便局で窓口業務委託される「郵便局株式会社」とあわせて、4つの会社になり、その持ち株会社が「日本郵政グループ(日本郵政株式会社)」となる。(ややこしいね)
為替関係はその「株式会社ゆうちょ銀行」の業務にはいる。
 真偽を確かめようと、最寄りの特定郵便局に行ってみたが、どこにも掲示がないし、それらしいパンフレットもない。(以前の為替の変更のときもそうだった) そこで、窓口で聞いてみたら、中からA4判2つ折りの「株式会社ゆうちょ銀行が提供する商品・サービス、料金等について」というリーフレットを出してきてくれた。そこに、「送金・決済サービスの料金は、次のとおり料金区分の簡素化等をさせていただきます」という項目があって、記載されていた。しかし……、この表現最適ではありません。値上げ等という方が実態に近い。手数料変更は定額小為替だけではなかったのだ!
 同人の送金は少額が多いので1万円以下で例にとってみると、普通為替は1万円以下100円だったのが、3万円未満で420円になる。振込は1万円まで窓口100円・ATM60円だったのが、3万円未満で窓口120円・ATM80円になる。
 定額小為替は以前の変更で、思いっきり種類が減って、1001円以上の高額小為替や600円から900円の100円きざみのもなくなった。4000円の即売会の参加費を送るのに400円、頒価700円の同人誌の通販に200円の手数料がかかる。即売会の受付は、以前から振替口座の利用に変わったり、併用されているので、その方向に傾くだろう。大手のサークルでは、HPでネットショップを開いているところもある。
 あとは、うちも含め、小さなサークルがチョボチョボとたまに通販するようなときにどうするか。それぞれの考え方もあるだろうが、私はとても「頒価700円の同人誌の通販に200円の手数料払ってください」とは言えない。それでなくても、郵送料も払って申し込んでくれているのだ。もっと安くあがる方法があれば、それを探したい。
 サークルの振替口座をつくることも一案。これは、20年ほど前は本局しかつくれなかったが、今は近くの特定郵便局でもつくれるらしい。ただし、1年間利用がなければ自動的に閉鎖される。が、振替口座開設についても、10月以降変更があるかもしれないが、案内がまだ現場に届いていないという。「10月になったら出来ているのなら、取りに来ます」といったが、10月初めに出来ているかどうかわからないらしい。郵便局に固執しないで、他の方法を探した方がいいのかもしれない。
 定額小為替は、種類が減った時期にあわせて、購入する時に申込書を書かねばならなくなった。手間がかかり、使いづらくなったので、「廃止する動きがあるのですか?」と聞いたら、窓口の人が「なくなりはしません」と言っていた。が、こうなると、利用はガタ落ちになり、「利用が減ったので廃止します」という方向が濃厚だ。長年使ってきたものだけに残念である。民営化の時にもっと反対しておけばよかった。

 ※「工房しのわずりぃ」のHPの方にも近く告知する予定です。

11月3日の追記
 ココログのアクセス解析をみていると、ここしばらく検索エンジンから「定額小為替」関係のキーワードで訪れる方が多くいるようだ。やっぱり、それだけ波乱をよんでいるのよ、ゆうちょ銀行! しかし、こっちでもググってみて気がついたのだが、なぜかこの「定額小為替の手数料が10倍に!」だけが、割と高い順位でヒットして、あとの続編記事はなかなか当たらないので、ここにリンクをはっておくことにする。
初めておいでの方は、以下の記事もごいっしょにおたのしみください。
9月24日 「定額小為替 つづきの話」
11月1日 「定額小為替その後・振替口座への長い道 その1」
11月2日 「定額小為替その後・振替口座への長い道 その2」
11月3日 「定額小為替その後・振替口座への長い道 その3」

2007年9月17日 (月)

映画『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』(吹替版)

 映画を観たのは7月下旬だったんだが、公開してすぐにイチャモンつけるのもどうかと思うし、原作があるからネタバレもなにもないと思うが、感想を書くとやっぱり話のスジにふれてしまうのでしばらくねかせておくことにした。
 さて、そろそろよかろうと思ったが、もう細かいところが忘れかけている。最近ボケがすすんでいかんなあ。というか、あんまり記憶に残らない映画なのか。私は原作を読んでいる派だが、読んだのは1年以上前で、これももう細かいところが忘れかけている。が、上巻でハリーがず〜っとイライラしていて読むのがとてもしんどかった印象がある。映画では、そのイライラ度が少なかった。なぜ? と思って、原作を再度流し読みしてみた。ロンとハーマイオニーが監督生になっておいてきぼりにされた気分や、OWL(普通魔法使いレベル試験)のウツウツな試験勉強のこと、「日刊予言者新聞」の悪意ある記事のことなど、ネガティヴなネタをとばしているか、すごくあっさりと流している。別に原作に忠実にとはいわない。がんばって2時間18分のエンターテイメント映画にしたんだなあと、その苦労がしのばれる。それは『炎のゴブレット』でも感じたが、残念ながら4作目よりまとまりがない。
 ロンもハーマイオニーも今回はあまり活躍の場がなかった。不死鳥の騎士団の面々もマルフォイもネビルもチョウもひととおりサービスで登場はしているけれど、別に短い時間でムリしてオールキャストにしなくてもと思ってしまって、消化不良になりそう。また、ハーマイオニーの推奨するSPEW(しもべ妖精福祉振興協会)やダーズリー家(というよりパチューニアおばさん)がどうしてハリーを追い出さないのかというような、本筋ではないが伏線の部分はすっとばかしている。単品エンターテイメントにしようとしている部分もあるし、シリーズとしてひっぱろうとしている部分もあるし…… 完結まであと2作、なかなかこういう連作ってむつかしいね。
 今回光っていたのは、アンブリッジ先生とルーナ・ラブグッドだった。

2007年9月15日 (土)

11111通過

ON書きです。
今、ブログをみたら、カウンターが11114でした。
本日、11111のぞろ目を踏まれた方がいらっしゃったようです。
何も景品は出ませんが、めずらしいものを踏んで、ラッキー(^。^)と思ってください。

ところで、書きためた原稿がなくなってしまいました。
またせっせと書きためなくては。

2007年9月14日 (金)

日本でワールドコン「Nippon2007」(ちょっと長文)

 8月30日(木)から9月3日(月)まで、パシフィコ横浜で、第65回世界SF大会(ワールドコン)であり、第46回日本SF大会である「Nippon2007」が開催された。
 昨今のブログの隆盛のせいで、すでに早くもレポートがたくさんUPされている。
いつものSF大会以上にあちこちで多次元的に企画が展開されているので、あとでいろいろなブログを読んで「え! そんなことがあったのか!」とか「あ、○○さんと以外と近くに居たんだわ」とか新しい発見がある。(もう終わってしまったんで、くやしい想いをすることもあるが)
今回特にオモテ稼業も繁忙で事前準備がほとんど出来なかったし、公式HPをみてもだれがどの企画に出るのかほとんどわからなかったけれど、それを補完してネットなどで調べる余裕もなかった。
 初日は午前中仕事をして、その足で横浜に向かい、ホテルにチェックインして、会場入り。もう夕方6時を過ぎていたので、受付をしてボランティア登録をしてオープニング参加のみ。
2日目から4日目は、朝9時過ぎにファンジンアレイに出勤して、「さて、今日はどうしよう」と考えていた。この3日間は、企画に行く時間以外にファンジンアレイに駐在する時間とボランティアをする時間をとるようにした。
最終日は10時から12時までファンジンアレイにいてその撤収作業、遅れてクロージングへ。夜は家族や友人と夕食をとったので、ルームパーティーなどには参加しなかった。まあ、自分なりに楽しんで過ごすことができた。
 だがしかし、英語ができたらもっと世界がひろがっただろうなあと、つくづく感じた。やっぱり言葉の壁は大きかった。でも、挨拶ぐらいはできるだけ積極的にはしたんだよ。文章になるとほとんどわからなかったけど。

 また詳しくは、いずれ(いつ?)HPの方でトピックスにUPするつもりだ。ブログだと日付順にどんどん沈んでいくし。できたら、1冊ワールドコンネタの本も創りたいとフラフラ思っているのだが、さて、これもいつになるのやら。

 とりあえず、ここでは自分的ワールドコンの3大出来事。
1.ジョージ・タケイさんとお話して、握手をして、サインをもらった
ジョージ・タケイは、『宇宙大作戦』のミスター・カトウ(ミスター・スールー)を演じていた人だ。私は10代の頃、夜中とか日曜日の昼間とかにテレビで放送されていた。(その頃は、何回も再放送をしていたのだ) その頃は、原題の『スタートレック』を知っている方がオタクだったが、映画になって、『スタートレック・ネクスト・ジェネレーション』(TNG)が放送され始めると『スタートレック』という題の方がメジャーになってしまった。が、やっぱり最初のテレビシリーズ(TOS)は『宇宙大作戦』のほうがしっくりくるし、その作品が原点だ。いちばん好きなのはスポックさんで、2番目はドクター・マッコイ(このふたりの掛け合いがいい)なんだけど、この作品自体のファンでもある。早川文庫のシリーズも読んでたし、TVも何回も観ていたからほとんどの話は憶えている。その頃はずっと吹き替えだったので、ミスター・カトウの声がこんなに低くていい声だとは知らなかった。おまけに英語も日本語もお上手。

2.デビッド・ブリンさんはご本人もエンターテイメントだった
デビッド・ブリンは、今回のゲスト・オブ・オナーの一人。ブリンの作品は好きなんだけど、あまり大きい声でファンだと言えない。なんせ、最近読書量が減って、初めの数冊しか読んでいないので、ファンというには申し訳なくて。でも、初めて読んだ『スタータイド・ライジング』はとてもおもしろかった。『知性化戦争』はもっとぶ暑い上下本だったけど、あっという間に読み切った。『ポストマン』も映画より原作のほうがよかったぞ。どの本もストーリー展開がおもしろくて、ぐいぐい読ませて、エンターテイメントだなあと思っていたら、ご本人もとてもサービス精神旺盛なエンターテイメントな方だった。自称「ヘンなガイジン」とすこ〜しの日本語を交えてお話する。折り紙が好きらしい。奥さんと子ども3人連れて仲良く参加。ジョージタケイのサイン会にも出没してサインする傍らでおしゃべりしていた。最後の日にはファンジンアレイにも「オハヨーゴザイマース」といって、回って来てくれていた。いや、惚れ直しました。

3.ナマの下村健寿さんとお会いした
『小松左京マガジン』によく執筆されているディープな医学博士・下村健寿さんの実物とお会いした。それも、ブログに書いた勝手なご贔屓記事を読んでくれていて、ファンジンアレイのブースに訪ねてきてくれたのだ。オックスフォードの医学博士が挨拶に来てくれるなんて、ありがたくも申し訳ない限りだが、これもSFのもとでは人類みなオタクの平等精神によるものか。明日の予定までチェックしていなかったが、『「さよならジュピター」リメイク推進委員会』のパネルに出られるとのことで、あわてて調整して伺った。パネルでは、小松先生や樋口監督等と並んで、司会進行・パソコン操作・資料提供と大忙し。初めの外国人向けの英語の解説、進行としてパネラーへの話題の振り方、「うまいなあ」と思っていたら、「理系の学者さんは英語で論文かいたり学会に出たりしてるから、きっと慣れてるのよ」と後で友人が言っていた。思わず『動物のお医者さん』で英語に苦しんでいた菱沼さんを思い出してしまう。スクリーンに映る資料を説明するとき、「これは私の個人的に収集したものですが……」と前置きしていたが、その収集量がどれほどのものか、未だ全容が知れない。

2007年9月13日 (木)

国立科学博物館リニューアルと「インカ・マヤ・アステカ展」

 土曜日に休めない分、月曜日に休みがとれるので、夏コミの後もう1泊することにした。しかし、月曜日というのは、美術館・博物館・図書館等の公共の社会教育施設は軒並み休館日なのだ。事前にネットで調べてみたら、上野の国立科学博物館(科博)は夏休み中無休となっていた。う〜ん、独立行政法人、がんばってるなあ。
 科博では、7月14日から9月24日まで特別展示で「インカ・マヤ・アステカ展」が開催されている。これは10月に神戸市立博物館に巡回してくるのだが、京都と神戸はビミョ〜に遠くて行けるかどうか不安なので、行ける時に行っておくことにした。
 月曜日で周りの施設が閉まっているせいか、特別展もすぐ入れて、混み具合もほどほどだった。
いつもは借りたことないのだが、音声ガイドを借りてみた。いくつかのポイントで番号を押すイヤホンから解説が流れてくる。企画によって違うのかもしれないが、今回は一般版とジュニア版にわかれている。解説文が読みにくい人のために、かわりに読んでくれるのかと思っていたのだが、そうではなくて、一般版はミステリーツアー風にその作品について語りがはいる。文字説明がない内容もあっておもしろかった。ゴールデンウィークに観た「ナスカ展」と重なる部分もあるが、やっぱり南米・中米の造形ってヘン。だが、そればかりでなく、生け贄に儀式のことや、ミイラなどの展示もあって、西洋文化が入って来る前の死生観などがきっちり説明されている。
 第1会場と第2会場に別れていて、音声ガイドは第1会場だけだった。さて、第2会場には何が?……と思ったら、それは特別展専用の広いスーベニールだった! (科博のスーベニールは本館のほうに別にある)
 
 特別展のあと常設に回ろうと思ったが、そのあと友人と昼食の約束をしていたし、足もそこそこ疲れていたので、5月に観た「地球館」はパスすることにした。そして、本館のほうに回ろうとしたら……? 何か雰囲気が違う。よくガイドをみると、本館は改装が終わって「日本館」としてリニューアルされていた。(そういや5月には工事中で閉鎖されていた)
常設展は地元の子ども会らしき団体などで非常ににぎわっていた。以前は古色然とした博物館だったが、外観はそのままに、中はとても明るくきれいになっている。あちこちに解説ボランティアらしき年配の方もいらっしゃる。
 それに、「THEATER・360」という360°全方位型の映像施設が出来ていて、8分ぐらいの映像だが順次上映している。私は「恐竜の世界」というプログラムに入ったが、なかなかすごい。これが常設展料金で観れるなんて、とてもお得だ。
 おみやげは特別展の「タコス味せんべい」と本館の休憩ラウンジで売っていた「ハーブせんべい」(監修 国立科学博物館と印刷されている、新館屋上にはハーブガーデンがある関連か)にした。

2007年9月12日 (水)

コミックマーケット72

 この夏もオタクの祭典・コミックマーケットが、8月17日(金)〜19日(日)東京ビッグサイトで開催された。昨年の夏は、2日目に雷雨で山の手線がとまったり、そのため3日目に東京湾花火大会がずれ込んだり、その翌日湾岸大停電がおこったりで、波瀾万丈だったが、今年はそんな事件も発生することなく無事終了したようだ。(もしかしたら、私の知らないところでなにかおこっていたのか?)
 あいかわらず、土曜日の夕方まで仕事をして、職場から直接上京、翌日のサークル参加の日だけの参加になった。
 いつもよく泊まっているホテルはツインがベースでシングルがないので、大井町にあるシングルオンリーのホテルにしてみた。安かろうのほどほどのホテルなのだが、駅のすぐ近くで、ビッグサイトまでりんかい線で1本でいける。お風呂はないが、階上に大浴場があって、これは気持ちがいい。部屋に冷蔵庫がないのが難点。ホテルの1階にはコンビニとカフェがあり、近くにはイトーヨーカドーのスーパーやスタバ・ミスド・マクド・成城石井などもそろっている。寝るだけなら、これで5500円なら十分だ。こころなしかご同輩がいっぱい。
 今回は新刊がなかったわりには、(我がサークルにとっては)たくさんの皆様においでいただいた。ペーパーも無料配布本もなくなった。ありがたいことである。少し席をはずして、お買い物もできた。今回は創作と旅行ジャンルが同じ日で同じ西ホールだったので、覗くことができてうれしかった。(一人参加だと東と西を往復するのはちょっと考えてしまう) お隣のサークルの方が、2週間のワールドコンにも行かれるとのことで、話がもりあがった。SF大会には初めて参加とのことだが、初めてがワールドコンなんて世紀のラッキーじゃないだろうか。
 たしかに暑かったが、まあこのくらいは覚悟の範囲内だった。月曜日までの連泊にしていたので、ホテルに帰って大浴場に入った。ほとんど貸し切り状態で、ゆったりと気持ちがよかった。しかし、冬コミの申込書の作成をしなければ! 明日中に郵便局に振り込んでおかなければ!!

2007年9月11日 (火)

「ペルシャ文明展」

 7月11日から9月17日まで、大阪歴史博物館にて開催されている。
行ったのが7月25日だから、「まだまだ開催期間があるから、あとでゆっくり書こう」と思っていたら、もうすぐ終わってしまいそうだ。
 副題に「煌めく7000年の至宝」とあって、「中国に張り合ってるのか、どこから7000年やねん?」と思っていたら、あそこらへんもメソポタミア文明の範囲なのね。紀元前5000年分を含むらしい。
ペルシャといえば、アケメネス朝ペルシャとかササン朝ペルシャとかが教科書に出てきたが、これは7000年分にしたらずいぶん後の方。アケメネス朝でBC550-330年、ササン朝でAD226-651年になる。
でも、なんといっても、それ以前の時代の土器のほうがおもしろい。コブウシやヤギやクマやサカナなど動物をかたどった土器はとてもお茶目でかわいい。レリーフは精巧だし、コロコロと転がす円筒形の印章もおもしろい。
 これだけすばらしい文明をもった土地なのだ。早く戦渦がおさまり、平和が来ることを祈りたい。

2007年9月10日 (月)

夏は終わった

 (私にとっては)この夏最大のイベント・ワールドコンが終わって、今年の夏は終了した。といっても、終わったのが9月3日だからもう1週間過ぎてるじゃん。オモテ稼業の方も休み明けに行ったらちょっと大変だったのよ。
 5つ前のブログに「夏の予定が決まらない〜」と書いていたが、終わってしまったら、夏コミとワールドコン以外はいきあたりばったりな夏だった。オモテ稼業は夏が繁忙期であり、ブログもここ2ヶ月ほど滞りがちだったが、休日を1日家に籠もって書きためた。(おいおい^_^;)
 今後1日1テーマで小出しに公開していこうと思っているが、まず、日時があるイベントの報告、その後本などの感想を出していきたいと思っている。

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