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2007年6月14日 (木)

小説『日本沈没』(小学館文庫版)

 『日本沈没』(上・下) 小松左京著 (小学館文庫)2006年1月刊
 昨年8月26日付けのブログで書いたように、すでにカッパノベルズ版(1973年刊)で読んだのだが、本筋以外で気になるところがあったので、映画化に乗じて発行された小学館版を、旧版と比較しながら流し読みしてみた。
 小学館文庫版は、活字も大きくなり、ルビも少し増えて、挿入されている図版もきれいにリメイクされて読みやすくなっている。下巻最後の「第1部(完)」という表記はそのままだ。下巻には堀晃が解説を寄せている。
あと、文字の横の傍点の箇所が少し変わっている。(どちらかというと減っている)
 さて、旧版で気になっていた放送禁止(自制?)用語の類、「気×××学者」「気×××じみた」とかが(田所博士を指していることが多いのだが)、「び××」、「土×」(原住民を指す)という言葉がどうなっているのだろうか。
原住民を指す「土×」は、「カナカ」という部族名に改められていた。「び××」は「片足をひきずりながら」になっていた。まあ、妥当なところだろう。
旧版で、「気×××学者」と書いて「マッド・サイエンティスト」とルビをふっていた箇所は、カタカナで「マッド・サイエンティスト」と書かれていた。この30年間でいろいろな「マッド・サイエンティスト」なキャラが出てきて、メジャーな言葉になってきたわけか。めでたいことである。
「気×××あつかい」は「変人あつかい」になっていたが、何カ所かの「気×××じみた」という言葉は、そのまま使われていた。「じみた」がつくと、規制がゆるくなるのかなあ。
ここらへんは出版社の校正がチェックして、作者とすりあわせるのだと思う。(作者に黙っては変えないよな) が、小学館文庫版には、小説の中の文言を変更したというような注釈は書かれていなかった。

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