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2007年5月30日 (水)

「小松左京マガジン 第26巻」

 今年の花粉症は、それほどひどい症状の時期は少なかったが、5月になってもすっきり治まらず、やっと電車の中で活字がよめるようになった。年々花粉症の期間が長くなってきているような気がする。薬が効かなくなってきたのか…… ユウウツだなあ。
 恒例の「小松左京マガジン」だが、寄稿者の方々が多種多芸(失礼?!)だなあと思っていたら、あとがきにも同じようなことが書いてあった。
 社内弁護士という現在数少ない職種についている村瀬拓男さんが『わたしの「SF」的遍歴』と題してコラムを寄せている。東大の工学部を出て、橋をつくって、新潮社に入社して、メディア商品に関わって、会社にいながら司法試験合格して、組織内弁護士になったSFファンなのだ。う〜ん、すごいね。
 また、小松先生の『眠りと旅と夢』の英訳『Sleeping,Traveling and Dreaming』が掲載されていた。翻訳したのが、田中顕生さんという方で、発生遺伝子学の専門家の大学の先生で、翻訳を職業にしているわけではないらしい。私のご贔屓の下村健寿さんといい、理系の研究者の人のシュミって深いなあ。すみません、感心するばかりで、私、英語読むのを放棄してしまいました。
 さて、ディープな医学博士の下村健寿さんは今号も登場して、『「さよならジュピター」のミステリー -1984「スター・ウォーズ」に潰された映画−』という原稿をよせていた。今回も読みごたえがあったが、横道にそれて申し訳ないけれど「さよならジュピター」より「デューン・砂の惑星」のエピソードがおもしろかった。アメリカでは「デューン」は児童文学の扱いなのらしい。矢野徹さんが早々とSFとして日本にひろめてくれてたけど、それがなかったら、「ハリ・ポタ」以後雨後の筍のようにわいてでてきた分厚い児童文学ファンタジーの中に入ってしまったんだろうか。そうならなかったのは幸運なことだ。そして、その映画化の段、ここで私の10代にヒーロー(?)のひとり、ダリが出てくるとは思わなかった。ダリって、あの画家のダリですよ。「デューン」に出演し損じていたなんて!
思わず、サントリー・ミュージアムの「ダリ展」の図録を見返してしまったが、略歴のところにそのことはふれられていなかった。ダリの奇行でポシャった事項なんていっぱいあるから載せられないんだろうか。しかし、下村さんはどこからこんな情報を仕入れてくるんだろう。ナゾだ。
 いよいよ世紀のイベントも近づいてきたし、次回27巻がワールドコン直前本になるわけだ。次回の発行も楽しみにしていよう。

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