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2007年3月28日 (水)

マンガ『BALI島から愛をこめて』

 『BALI島から愛をこめて』 恒吉彩生子(つねよし たみこ)著 (小学館)
 まったく予備知識がなく、今まで買ったことのない知らない作家のマンガを、ビニ本状態のコミックスで店頭で購入するのは勇気がいる。手がかりは表紙・裏表紙・帯のみ! 自分のカンをたよりに決める。なかなかスリリングだ。
 マンガ家デビューの年に、初めてバリ島に旅行して、その6年後はバリのお嫁入りして、出産して、家を建てて……と、この本そこまで(おそらく1988〜1994年あたり)だが、その後2児の母になってバリ暮らしも13年……らしいので、今日や昨日の話じゃない年季がはいっている。
 このエッセイマンガは、「プチコミック増刊号」に2001年あたりから連載されていたものをまとめたもののようだ。が、それ以前のデビュー当時にどんなマンガ描いていたのか、全く知らなかったのでネットで調べてみたが、その当時の純粋少女マンガ(おそらく)の作品はひっかかってこない。単行本もでていないようだ。この作品も、他のマンガ家のエッセイマンガより、絵柄が正統派少女マンガテイストなので、なんとなく想像ができるが。
 そのかわり、2005年にバリ暮らしをネタに、妹さんとの共著『ハッピーの種の育て方』を出していることがわかった。また、同年、創美社から『海からのキス』というマンガコミックスも出版している。ご自身のHPによると、その後も雑誌「Judy」系列でエッセイマンガを描いていたようで、21世紀になってからマンガ家稼業が復活したようだ。
 他の外国人と結婚したマンガ家のエッセイマンガと違うなあと思ったところは、結婚以来終始一貫して現地でくらしていることだ。インド人と結婚した流水りんこさんもトルコ人と結婚した高橋由香利さんも今は日本をベースにしている。現地の慣習にとけ込んで生きるというのは、衛生上やおおざっぱさもだが、信仰心の薄いバチあたりな日本人にとってなかなかたいへんだろうなあと想像した。また、外国での結婚式・出産・育児というのは他でも描かれているけれど、家を建てるときのドタバタはなかなか珍しくて興味深かった。部屋の配置やドアの向きやお社の場所を考えるとき、「元々神様や物の怪の通り道に人が勝手に家を建てるんだよ!? それを無視して幸せしなれると思う!?」このセリフを、年寄りではなく若いダンナが言うのだ。やっぱり日本人にとってはカルチャーショックだよなあ。
 この本の出来事以降も、山あり谷ありで現在に至るようだ。続編の出版を期待したい。

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