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2007年1月17日 (水)

映画『パプリカ』

 夢も中に入り込み、治療を行う美少女パプリカ。それは、精神医療研究所の研究員・千葉敦子が極秘のセラピーを行う時のコードネーム。そして、他人の夢を共有できるようになるという開発中の治療マシン「DCミニ」が盗まれるという事件が発生する。
 京都のみなみ会館の会員になったので、月曜日に会員価格で、今敏監督・筒井康隆原作の『パプリカ』を観てきた。以前、予告を観たときおもしろそうかなと思ったのと、意外とロングランでかかっていたし、竹熊健太郎さんのブログでホメていたので……
 原作は筒井康隆で、原作は読んでいないが、それらしいストーリーで、映画としてもまとまっている。なによりもすごいといわれているのは、映像表現の妙だ。凝り性だね。脇役で監督と原作者がペアで声をアテているようなお遊びも忘れていない。評価が高いのも、まあわかる。
 ここで、絶賛できなのは、もう好みの問題というしかない。映像はすごく凝っているので、「ああ、すごいね」とは思うが、「いいね」とは思えないのは、美しさが感じられないせいか。人物像のむさくるしさや不細工さも含めて、実写に近い「リアル」と評価するなら、もう少しリアルでなくていいから、美しいほうがいいなあ。パプリカは美少女にはちがいないかもしれないが、あまり色気が感じられない。つまり、あまり惹かれるキャラクターがないのだ。
 人物の作画としては現実的でリアルだけれども、夢をテーマにしているので、画像としてはシュールで幻想的なイメージであふれている。ここらへんは、たしかにとっても「すごい」のだが、こればかりが突出してウリになってるような気がして、作品として「すごい、よかった」と思えなくなる。。
 それと、この監督の作品は今回初めてみたけれど、映像的に大友克洋の影響を感じた。パンフレットをみたら、けっこう関係が深かったのねと納得した。『ワールド・アパートメント・ホラー』(大友克洋の監督作品の映画)の漫画化、『老人Z』(大友克洋原作のアニメ)の美術設定を手がけている。パンフには書いていなかったが、七福神や人形のパレードは、『AKIRA』のグロテスクな子ども部屋でオモチャが動き出す場面をホーフツさせた。他の作品を観ていないので、決めつけるのもよくないが。

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