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2006年8月29日 (火)

人間がなんといおうと、星はそこにある

 近頃太陽系が騒がしい。というか、いっきに騒がしくなって、あっという間に終結した。
「国際天文学連合(IAU)」の総会で、惑星を12個にする新提案がでて、そのあと冥王星をはずして8個にして新カテゴリーを設定する修正案がでて、それが8月24日に決まった。この間1週間ぐらいか?
 全国紙の第1面のトップに珍しく天文学関係の記事が載るほどの大改訂らしいのに、ずいぶん簡単に決まるもんなのね。私はSFの基礎知識として、科学ビジュアル誌の『Newton』を毎月とってるけど、最新の10月号まで、そんな話はニュースレーダーにもゼンゼン出てこなかったと思う。(流し読みなのでちょっと自信はない) それどころか、9月号で「惑星科学の最前線」なんていう特集をしちゃってるよ。ちゃんと冥王星付き。「こういう検討をしてます」ってあまり一般誌には出ないもんなのかなあ。『Newton』はハレー彗星が来た頃からずっと購読しているけど、どれほど特集ネタが次々新しく出てくるわけではないので、太陽系ネタや惑星ネタも、何回となく手を変え品を変え、とりあげられてきた。今回も近々特集を組むんじゃないかなと楽しみにしている。
 しかし、TVなんかみていると、にわかに冥王星が注目されて、「冥王星がなくなる」「冥王星が消える」という言葉がとびかっているが、それはちがうよなあ。別に、ヤマトの波動砲でこなごなになるわけでも(ああ、このギャグわかる年代って……)、超新星になって吹っ飛ぶわけでも(注・超新星になれるのは恒星です)なくて、星はそこにあることには変わらない。人間がなんといおうと。
 カテゴリーが、「惑星(プラネット)」じゃなくて新しく設定された「ドワーフ・プラネット」になるってことらしい。「ドワーフ」ってファンタジー読みには聞き慣れた言葉だけど、天文学用語でなんて訳すつもりだろう。白雪姫では「小人」だが、一般ではもうこの単語は使われないし、「矮」という字もあまり印象がよくないし、一般的ではないような……。恒星で「白色矮星」とか「黒色矮星」ってのはあるけどね。なら、やっぱり「矮惑星」に落ち着くか? でも、「冥王星」って名前はかっこいいのでなくならならないでほしい。衛星(二重星だという説もあるが)が「カロン」(地獄の河の渡し守)ってのもなかなかいいネーミングだと思うし。
 今のところ、私のような素人目にもわかりやすく詳しく書かれているのは、インターネット上のフリー百科事典「ウィキペディア」(http://ja.wikipedia.org/wiki/メインページ)だ。ここは25日になった真夜中には既に更新されていた。早い! みんなでよってたかって書き込んでつくる百科事典なので100%信頼ってわけではないが、いろいろ事項の確認には重宝している。

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コメント

消えません消えません。
人間がどう言おうと考えようと、冥王星はそこにある。
それだけで良いじゃないですか。

Newton、懐かしいなぁ。ってまだある雑誌でしたね(^_^;)
高校時代にそういった一連の科学系雑誌は目を通したというか
貪り読んだ記憶はありますが、今では中身の記憶まるでなしですw

みく内で一騒ぎしたので(笑)この件、自分の中ではおさまりましたよ。
しのさんもいろいろありがとうございました!

季遊さん、コメントありがとう。
『Newton』は去年だか、25周年でしたよ。って、四半世紀か!
創刊したあと、同じようなビジュアル科学雑誌がいくつか出ましたが、結局生き残ったのはこれだけだった。前編集長の故・竹内均さんの尽力によるのか。
みんなこれだけ注目するなんて、やっぱり冥王星ってロマンがあるのかなあ。

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