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2006年5月18日 (木)

『空の中』と『海の底』

 4月28日付けブログで『図書館戦争』絶賛した有川 浩(ありかわ ひろ)の2作目と3作目。
どちらもメディアワークス刊。どちらも400Pを越すハードカバーの大作だ。
『空の中』は高度二万メートルに潜む未知(空飛ぶクラゲのような)と行き会った大人と子どもを、『海の底』では横須賀を襲った巨大甲殻類(ザリガニのような)と行き会った大人と子どもを描いている。と書くと「パニック小説か!?」と思われてしまうかもしれないが、若干その気あり。
 私は通勤電車しか本を読まない(それ以外読む時間がない)が、思わず寸暇を惜しんで読んでしまった。ハードカバーを電車の立ち読みするのはちとつらいものがあるが、やめられない、とまらない。涙ぐむところもあって、なかなかつらい。『海の底』のあとがきに、作者自身が「最近自分の作風は『真面目くさってホラを吹く』という感じかなと思い始めました」と書いてあったが、まさにそのとおりかも。文章のテンポがよく、ホラがなかなかリアリティがある。
 ただ、『図書館戦争』も含め、作品に雰囲気が似ていて、同じような印象を受けてしまう。自衛隊や機動隊や図書館防衛隊やらの戦う集団がでてくるし、ヒーローやヒロインの気質がなんとなく似ている。(『塩の街』の真奈はおとなしすぎるが) 
 次回はどういうアイディアで、どこまでホラを吹いてくれるかが楽しみだ。

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