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2005年11月27日 (日)

『奇談』

 ディープなファンが多い諸星大二郎の名作短編マンガ『生命の木』の映画化。(しかし、なんでこんなタイトルになるんだ?!)
 実はこれ、諸星ファンのダンナが前売り券を買ってまで楽しみにしていたのだ。が、公開日以降の土日が2週続けて私の方が出勤になって、子守り当番になるため、打ち切りになる前に観れるかとジリジリしてアセっていた。なんせシネコンで初日から1日2回しか上映がなく、観客の入りによっては2週間ぐらいで切られても誰もあまり驚かないさ、というような状況だったのだ。んでもって、数少ないみんなそろっての休みの23日(祝)、はじめはダンナが一人で観に行くつもりだったけど、たまたまレディースディだったのと、チビどももどこかに行きたがっていたので、衝動的にみんなで観に行くことになった。だが、決してファミリー映画ではないので、誤解のないように。
 私も原作は読んだことはあるが、だいぶ昔だったので、細かいところはうろ憶えなのだが、『生命の木』のストーリー部分はずいぶん原作に忠実だ。でも、子どもが神隠しに遭うのが、生命の木とどんな関係があるんだ?と観ててよくわからなかった。どうやら、諸星の他のマンガ(『天神さま』)をアレンジしてくっつけたようだ。『生命の木』のストーリーには神隠し云々はない。これだけじゃ、時間的にもたなかったのか、女っ気がなくてさみしかったのか。(しかし、パンフレットにもなにもそのことはふれられていない) でも、付け足した部分がどうもギクシャクしている。
 そういや、以前の塚本晋也(この監督も私は好きだ)の『ヒルコ』(だが、この映画はイマイチだった)でも、原作の『黒い探求者』に『赤い唇』が混じっていて、学園ものにアレンジされていた。
 映画はかならずしも原作に忠実でなくてもいいけれど、「原作もいいけど映画は映画としておもしろい」といわせる作品をつくるのはむつかしいなあと感じた。

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コメント

あっ、見に行ったんですねー。私はどうしようかと迷ってる最中。早く行かんと終わっちゃいそうだし。むむむ……。
今度は作中で、稗田は学生から「先生、阿部寛に似てますねー」と言われるんでしょか。

おおー! 『生命の木』映画化ですか!! ビックリです。
実は昔、弟に借りて読んだ「妖怪ハンター」の中で、これが一番
気に入ってて、つい最近、どうしても読み直したくて単行本を買って
来たばかりなんですよ。諸事情により当分映画を観に行く機会が
ないのですが、DVD化されたら必ず観ます~(^-^)
…って、稗田役は阿部寛なんですか~∑(・∀・;;)

 さわやか革命さん、りちやさん、コメントありがとうございます〜

さわやか革命さん>
 京都では、12月9日までのようです。やはり、短いいのちだったか。
 今回、稗田さんは前作以上にいてもいなくてもいいナレーター役になってます。そういったギャグシーンはありませ〜ん。

りちやさん>
 そう、稗田さんは、今回阿部寛、ちなみに『ヒルコ』では沢田研二でした。
どちらも、あの陰気さがありません。阿部寛は長髪でもありません。
 原作の『生命の木』では、「はなれ」の人たちの表現が短編集に収録されるたびに二転三転しています。最近出た版では「知的障害者」になってたらしいです。……と、諸星作品を全部買ってるダンナは言っとります。
そういうディープな読み方もあるってか?

1000円で観て来ましただー。阿部寛の眼力がコワかったですだよ。し、しかしヒロインと並んで夕飯食べる場面は?(謎)

|最近出た版では「知的障害者」になってたらしいです。

最初のコミックス版はレア物になっているということで、2chではわざわざその部分がコピペされまくってますね。まあ、そもそもヤバいネタですからなあ。

 さわやか革命さん、どーも〜〜〜
1000円ぐらいがちょうどいいくらいでしょうか?
私も重宝してます。レディースディ。

>し、しかしヒロインと並んで夕飯食べる場面は?(謎)

私も観てて、そのわざとらしさの意味がわかりませんでした。
あとでパンフレットを読むと、「隠れキリシタン料理」だといって、これはなに、これはこれと写真解説付きで載ってました。へえぇええ〜ってかんじ。(トリビアか)


|「隠れキリシタン料理」だといって、これはなに、これはこれと写真解説付きで載ってました。

いらっしゃいませ 当旅館名物の「隠れキリシタン料理」でございます。こちらが「生命の木の実の甘露煮」、こちらは「知恵の木の実のごま和え」です。どうぞお召し上がり下さいませ。
--さあ、どっちを食べるのか。箸の先が思わず震えるぞ。

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