2008年5月14日 (水)

映画3連敗

3月・4月はオモテ稼業が忙しいからといって、休日に何もしないのもむなしいし、たまたま観たい映画がいくつかあったので、平日のレディースデイの時や、年間会員になって回数券を先に購入してる映画館にかかっている時に観に行った。
『ダージリン急行』(京都シネマ)
『ジプシー・キャラバン』(みなみ会館)
『非現実の王国で —ヘンリー・ダーガーの謎—』(みなみ会館)
…………全て悪くない映画なんだが、疲れている時に観る映画ではなかった。すべて、途中に寝てしまったのよ! 体調を考えてチョイスすべきだったと反省。ロードムービーやドキュメンタリーは危険だ。

 『ダージリン急行』は、ちょっとエキセントリックな3兄弟がインドの大地を列車で旅行するアメリカ映画。インドが舞台ってことで、観にいったんだが、3人の性格がフツーじゃなくて、展開も凝っているのだが、それほど大事件!やクライマックス!がないので、つい油断して意識不明に。
 『ジプシー・キャラバン』は、インド・マケドニア・ルーマニア・スペインのジプシーが集まって、アメリカ国内の公演キャラバンをうつ。それをドキュメンタリーで追いながら、彼らが自分たちの生活や生き方を語るのを、祖国の映像を交えながら描くドキュメンタリー。ジプシー(彼らは自分たちのことを「ロマ」という)は、私が10代の頃、インドにハマる前からイメージ的に好きだった。そんなに深く考えてなかったから、なんかあの絵になる雰囲気が好きだったんだろう。その後、ロマの発祥の地がインドのラジャスターンだと知って、5年前にはそこに旅行もできたし、なんやかやとやっぱり興味は続いている。この映画の中では、マケドニアの歌姫(といっても貫禄あるおばさん)・エスマがいちばん存在感がある。ポルトガルのファドにも似た歌声が印象的。
 『非現実の王国で』のヘンリー・ダーガーのことを知ったのは、つい最近のことだ。よしながふみの対談集『あのひととここだけのおしゃべり』(太田出版)の中に出てきて、世の中にはへんな人がいるのだと知って、『ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で』(作品社)という本が出版されているとわかったのだが、あまりに高いので(6825円)、とりあえず図書館で品定めをして、良ければ買おうと思ったが、なぜか予約が並んでいて、本を見る前に映画が公開され(だから予約があったのか)、先に映画を観たという次第。あの絵を、ペープサートのように動かして。やっぱりワケワカメななんともいえない映画だった。

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2008年5月13日 (火)

演劇:維新派「聖・家族」

 もう15年以上ご贔屓にしている大阪の演劇集団の維新派の公演に行ってきた。今回は、秋に琵琶湖でやるらしい野外劇のプレビュー公演で、大阪で3日間・滋賀で2日間しか日程がない。大阪は、精華小劇場で、金曜日が19時開演、土日が13時と18時開演で、土日は出勤に当たってしまったら完全に間に合わない。チケットをとったのはまだ人事異動前だったので、金曜日に遅番になりませんようにと願をかけて4月を待った。かくして、強運で早番になったが、なかなか職場を出られず、ギリギリ開演5分前に駆け込んだ。
 今回は、旧作半分・新作半分のオムニバスのようなプログラムだ。維新派独特のラップ調の音楽、言葉遊びのような台詞、舞台いっぱいに散らばるようでまとまった動き、いつものコスチュームで、どっぷり世界に浸れる。新作は、秋の公演の中にも組み入れられるんだろうか。
 室内公演で、あまり会場も広くなく、インターネットで維新派のサイトから申し込んだ席は、前から3列目で、役者さんと目が合いそうなくらい近くて、ちょっとドキドキした。
 秋の「琵琶湖水上舞台」は、どんな野外劇場を組み立てるんだろうか。楽しみだ。

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2008年5月12日 (月)

PTAもチョー繁忙

 3月・4月と、オモテ稼業がチョー繁忙で、ブログがチョー鈍足になってしまい、2ヶ月越しのネタが溜まっている。ちょっと旧いネタも入るがお許し願いたい。

 さて、去る3月半ばのこと。オモテ稼業は狂乱状態だし、兄ちゃんは高校受験だし、家の中もひっくり返っている中、遅番の仕事から帰ってくると、「電話があって、○○委員長になったらしいよ」
 …………おいおいおいおいおい、「また」かよ。
 うちの地域の小学校のPTAの委員は、○○委員というのがいくつかある。昨今子どもの数が減って、タクヤの3年生なんかは16人だ。全校で120人足らずで、○○委員というのは、6年間で2〜3回は回ってくる。今年は、そのうちの2つにあたったんだが、それぞれ委員長と副委員長を決める会議がある。しかし、だいたいは、5〜6年の高学年のPTAがやることが多いので、今年は大丈夫だろうと、選管委員に「欠席します」と届けを出していたのだ。
 「また」かよ、と思ったのは、今を去ること4年前、サトルが6年生だった頃、同じように選出の会議に欠席して、帰ってきたら「委員長になりました」という電話があったのだ。
欠席の場合は選管に一任ということになるが、それが2回続いて、2回とも委員長だといわれると、いいかげん「選出って、欠席裁判か?!」と思ってしまう。

 しかし、まあ。それで断るのも大人げないし、4年前は全く何をやるかわからなかったが、そんなにかわっていないだろうから、今回は前よりも先手をうって要領よくできるだろう。オモテ稼業も4年前より融通が利かなくなっているので、悪いがこっちの都合にあわせて会議も設定させてもらおう。最近はメールで連絡が出来るので、携帯の同報メールグループを作って、出られない動員などは副委員長にかわってもらおう。
 ……と思ったら、昨年の資料がまったくない! 引き継いだ資料は、すべて2年前の資料なのだ!どうも、昨年は○○委員長が十全に機能しなかったらしい。いったい昨年度はなにがあったの!?
連絡をとっても、イマイチ詳細がわからない。あきらめて2年前の資料で進めることにした。一昨年の委員長さんは記録がカンペキだわ!と、感心していたら、どうも、一昨年も委員長が機能せずに、副委員長の一人が有能だったらしい。
 う〜ん、PTAも狂乱スレスレかも!?

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2008年4月29日 (火)

コミティア84に参加します

 気がつけば、早4月も終わりぬ…… 今月は更新が3回という最低最悪の月になってしまった。
 それというのも、オモテ稼業の狂乱と、さらに子どものPTA仕事がふってわいてきたのだ。役員選出の日を仕事で欠席して、帰宅したら「委員長になりました」という電話がかかっていたのだった。……4年前もそんなことがあったな。だいたい長になるのは、5〜6年のPTAだと思っていたのに(うちは3年生)……っち!油断した。というわけで、休みは半分以上それに費やされ、月曜ごとに小学校に出没している。

 で、新刊の原稿はこの2ヶ月ほど全く手が着けられていない。それでも、5月のコミティアは行きたいなあと思って、人事異動前にとりあえず見切り発車で申込みをすませた。今年度から祝日開館が始まったので、5月1日から11日まではオール開館状態なので、その中で出勤を調節しなければならない。人事異動後、同僚とハナシをつけて、5月5,6日の休みを確保した。その時点で、すでに1ヶ月をきってしまっていて、どうしても4日の夜のホテルのツイン部屋がとれない。それに、4日の夜行くと、仕事から直行だし、先に男3人行かせても煮詰まってしまうようなので、今回はタクヤと二人で行くことにした。ただし、5日の朝6時台の新幹線。(7時過ぎでも間に合うと思うのだが、6時台だと割引があるのだ。エクスプレス予約の日帰り出張のサラリーマン向けの割引だが、日祝日もやってるらしい。知らなかったぞ。) 9時頃品川着、そのまま有明へ。次の日はどうしようかと思ったが、以前ガイドブックで候補に挙げていた、横須賀の軍港めぐりに予約を入れた。もし、時間があれば、同じ桟橋から出る「猿島」(東京湾唯一の自然の無人島)にも行ってみたい。……と言ったら、父ちゃんが「猿島は仮面ライダーの聖地で有名だ」と、ちょっと悔しそうにしていた。(1号ライダーの頃、ここでよく撮影をしていたらしい。そして、藤岡弘、がケガをしたとか) 朝早いのはいやだとか、次の日仕事だから遅くなるのはしんどいとか言ってたのに。

 というわけで……(ここから「ですます調」)
5月5日の東京ビッグサイトでの「コミティア84」に参加します。
スペースは「あ04b」です。ここらへんが子連れスペースになります。
申し訳ありませんが、新刊はありません。(せめてSF大会までに作りたいと思うんですが) 
東京のコミティアは、いろいろ会場内企画があって、行くだけでも楽しいのですが、今回は西原理恵子の原画展や「カフェ・サイファイティーク」があります。去年のワールドコンの時も行き損ねた「カフェ・サイファイティーク」が、コミティアにやってくる! すご〜く魅力的ですが、タクヤと二人じゃ、今回も外からながめるだけになってしまいそうです。入っても、科学者の先生と何を話していいかわからないしなあ。
スペースでも原画展示をしていたり、ディスプレイに凝ってるサークルさんも多いので、眺めるだけでも楽しいと思いますので、ぜひみなさん、おいでください。

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2008年4月24日 (木)

『小松左京マガジン 第29号』

 これが届いたのは1月だった。読み終わったのは3月だった。もう4月になっている! うかうかしてると次の号が来てしまうじゃないか! ……といいながら、2週間以上この原稿を寝かせてしまった。だめじゃん(>_<)

 今回は、発行日の1月28日に、小松先生が77歳になるというので、「喜寿祝賀特別号」らしい。同人や会員の方からのたくさんのお祝いメッセージが載っている。先日アーサー・C・クラークが亡くなったばかりなので、日本のSFの巨匠にはぜひ長生きしていただきたい。
 今号の表紙は生頼範義さんのすごくリアルな肖像画。いや〜、すごい。やっぱりうまいなあ。
 ワールドコンで生を聞いた「「さよならジュピター」リメイク推進委員会」のレポートも載っていた。もっといろいろ雑談が入っていて、司会進行の下村健寿さんがもっとしゃべっていたし、乙部さんのつっこみももっとあった気がするのだが、簡潔にまとめられている。

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2008年4月 7日 (月)

春の狂乱

 このブログでは、オモテ稼業のことはスケジュールの関係などでふれる以外、わざと出していない。
しかし、ここんところ、ネタ出しにも困窮し、原稿描きの時間もないし気力も萎えてしまい、家庭崩壊の危機をかんじるくらい、オモテ稼業が繁忙状態になって、ちょっといいわけしておこうかという気になった。
 まったく、ここ1ヶ月ほど、仕事のある日に家で夕食をとったことがない。休みの日以外、ずっと父子家庭状態だった。遅くなったついでに、同僚といっしょに食事をしたこともあるが、近くのコンビニのパンか、帰りの電車でカロリーメイトのようなのをかじることも多い。そのあと、帰って12時近くにお茶漬けやら食べてしまうと、不健康に太る原因なんだろうなあと反省。残業はしても、休日サービス出勤はしないぞ!と思っていたのに、とうとう3月にやってしまった。
 というのも、本務職員3名の少人数職場なのに、2・3月の2ヶ月間1名欠員。その状態で、4月から本務職員2名に減り、嘱託職員は引き上げ、窓口委託がはじまった。2月は、そのための業務マニュアルの作成、3月は委託業者の研修がはいり、4月からは窓口委託になった。しかし、引き継ぎ期間でしかたないとはいうもののとても目がはなせない状態で、研修が入ってからの今までの3週間ほどは、自分の仕事が閉館後しかできない。責任者は司書資格があるが、スタッフは資格のないアルバイトに近い。資格云々の問題ではないが、それで2週間程度の研修で、同じ人数(一人の就業時間が短いので、考えようによっては今より少ない)で仕事が回せると思っていたのかと思うと、なめられたもんだわとゲンナリする。
 本気で「いつでも辞めてやる〜」と思ったが、急に辞めては、あとが欠員になって現場が迷惑するので思いとどまった。辞めるときは、8月までに申請しとかなければ。
しかし、本来は好きな仕事ではあるので、仕事をやめてご隠居できるならまだしも、他の職種に転職するつもりはない。家のローンや子どもの教育費を考えると悩ましいところである。
 
 ……というわけで、最近地味めに本ネタなどが多かったり、更新が途絶えても、気長に見守っていてください。

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2008年3月31日 (月)

泉涌寺・東福寺・石峰寺・伏見稲荷

「兄ちゃんの受験が終わったら、温泉に行きた〜い!」とほざいていた自分だが、オモテ稼業の事情でとても無理な状況で、世間の春休み中に2連休が設定できなかったので、この春は近所で休日を過ごしている。しかし、折しも花粉の季節。温泉よりも「花粉症のない処に行きた〜い!!」と思う今日この頃である。

その花粉症の薬の眠気と連日の残業にはばまれて、またまたUPするのが遅れてしまったが、めずらしくみんなの休みがそろった16日に、泉涌寺・東福寺・石峰寺・伏見稲荷に行ってきた。
3月の14・15・16日に泉涌寺と東福寺に涅槃図が特別公開されていた。家から歩いていけるご近所なのに、私は昔々に一度だけ行っただけだ。ダンナにいたっては、「子どもの頃行ったけど、泉涌寺が有料になって行ったことがない」とのたまっている。
同時期に公開なので、2つの涅槃図を見比べてみるとおもしろい。泉涌寺のほうが色が鮮やかで、東福寺のほうが渋め。大きさは泉涌寺の涅槃図がひときわ大きいらしいが、つり上げても全部は見れずに、床まで引きずっていて、下3分の1ぐらいは巻いたままで見られない。その代わり、全体図も含む涅槃図絵はがきセット(800円)が売っていた。撮影も禁止。
東福寺の方の涅槃図は、本堂で公開されていたが、全体が見れた。拝観料がいらないし、撮影もOK。龍の天井画もなかなかの迫力だった。境内では、甘酒が振る舞われていた。生姜が効いていておいしい。三門も見学したが、楼上の仏像が、なかなかおどろおどろしくてよろしい。(こちらは有料)
 そのまま京阪電車の鳥羽街道駅にでて、深草駅まで乗って、石峰寺に向かう。このお寺は画家の若冲のお墓と五百羅漢が有名だが、それほど大きな寺ではなく、それほどメジャーな観光地ではない。ごくフツーの民家の間に建っている。五百羅漢は私好みのいい雰囲気。「千と千尋の神隠し」か「トンマッコルへようこそ」にでてくる道祖神のイメージの原点はこのあたりか。
 そのあと、伏見稲荷大社まで歩く。正面からでなく脇の方から入って、タクヤが1月に学童保育で初詣に行って、うどんを食べたという茶屋をめざす。……遠い! 遠いぞ!! 朱い鳥居が続く中を奥社から三つ辻を過ぎて、四つ辻のまで登って、やっとその茶屋に着いた。やっぱり石段はきついわ。帰りに、キツネのみそせんべいを買って帰る。
 よく歩いた日だった。

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2008年3月21日 (金)

巨星墜つ −追悼・アーサー・C・クラーク−

 SF界の3大巨匠の最後のひとり、アーサー・C・クラークが3月19日亡くなった。御年90歳。
 しばらく著書がなかったし、「え? まだ生きてたの?」という人もいるかもしれないが、さすがにこのレベルの作家になると、外国人作家とはいえ一般紙にもそれなりに大きく取り上げるだろうし、見逃すことはないだろうと思っていたので、私としては「ああ、ついに」という感じだった。
(次の「SFマガジン」あたりで特集が組まれるだろうな。)

 私がSFを読み始めた30数年前(トシがばれるね(^_^;)、アジモフ・クラーク・ハインラインは「基本」だった。
実際に好みだったのはバラードあたりなのだが、この3人を読まずして「SFが好き」とは言えないと思って、代表作を数冊ずつ読んだ。
ハインラインがいちばんエンターテインメントなストーリーテラーでおもしろかった。
アジモフはちょっと堅めで推理小説的な要素がある。
クラークがいちばん空間や時間の広大さを感じさせる作家だった。読んだのは、『地球幼年期の終わり』(早川文庫は『幼年期の終わり』だが、創元推理文庫のほうはこのタイトル)、『都市と星』、『2001年宇宙の旅』、『海底牧場』(これは早川書房の全集で読んだ)……、短編だが『地球の緑の丘』もよかったなあ。
でも、著作リストをみてみると、読んでいない本も多い。『宇宙のランデブー』とか『楽園の泉』とか『2001年宇宙の旅』の2作目以降とか…… それに読んだのはもうずいぶん昔のことで、読み返していないので、ストーリーはほとんど忘れてしまって、印象ばかりが残っている。

 こうして、私が青春の頃に読んでいたSF作家が、ひとりまたひとりと、宇宙に還っていってしまうのは、寂しい限りである。
合掌。

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2008年3月13日 (木)

京都国立博物館「憧れのヨーロッパ陶磁」・「雛まつりとお人形」

 タクヤの授業参観に今年度まったく行けなかったので、最後ぐらいはと多少オモテ稼業に無理を言って休みをとった。(といっても、半日は休日出勤の代休なんだが)
せっかくの休みなのでプラスαをつけようと、参観前に自宅から歩いていける京都国立博物館に行ってきた。

 特別展「あこがれのヨーロッパ陶磁」1月5日〜3月9日まで
すみません、ギリギリにかけこんだうえ、ブログUPが遅かったので、もう終わってますね。
チラシはなにやら華やかそうなのだが、色彩豊かに華やかになってくるのは、19世紀後半から20世紀にはいってから。けっこう渋いものも多かった。絵柄や焼きが日本風・中国風でも製作がヨーロッパだったり、いかにも東洋風の陶磁に西洋の絵柄が施されていたりと、東西の文化の混ざり具合がおもしろかった。
 あまり時間がなかったが、ついでに常設館で開催されている特集陳列「雛まつりとお人形」も観てきた。常設館の1室をこの特集に使っている。うちは二人とも男の子だし、実家にもこの時期帰らないので、お雛さまってしばらくゆっくり観たことがなかったが、古えの趣のあるお雛さまをいろいろ観ることができた。
特に明治の軍装のお雛さまというのは初めてみた。他にもおくどさん(かまど)の飾り物がある雛壇もある。思いの外、堪能できた展示だった。こっちは、3月30日までなので、まだ開催中。

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2008年3月12日 (水)

「旅行人 2008年上期号 157号」

 更新が滞ると、カウンターが進むのがゆっくりになる。う〜ん、なかなか正直な現象だ。オモテ稼業が年末にいそがしいと連呼していたら、年度末はさらに忙しくなった。仕事日には、ほとんど夕食の時間に帰れないし、休日サービス出勤までしてしまった。なんてこったい。
さて、グチはこれくらいにして、本題にすすむことにしよう。

 これが届いたのは昨年だっただろうなあ。読み切るのに2ヶ月以上かかってしまった。せめて懸賞が間に合うころに読み終わりたかったのに。年2回刊になって、気がゆるんだか。といっても、ずっと読んでいたわけではない。図書館から借りた期限付きの本や仕事本にいくつも抜かされていたのだが。
 今回の特集は「グジャラート」。インドの特集は150号の「南インド」以来だ。しかし、やっぱりあまりメジャーな地域を選ばないところはさすが。私もグジャラートといえば、ガンディーの故郷としか思いつかなかった。読んでいくと、「建築家のル・コルビュジェの建物がいっぱいある街って、この州のアーメダバードだったっけ」と想い出した。
 だが、読んでいくと知らなかったおもしろさがいっぱい。先住民の土壁ペインティング(アーディヴァシーと呼ばれる人々のピトラ画)を探しに行く。とっても西の端っこにあるヒンドゥーの四大聖地のひとつドワールカーまでいきつく。カッチ地方の女性の衣装は、刺繍の微妙な量や形態の差異で未婚・既婚・妊娠・出産が見分けられる。
 でも、どこもそんなに大きな観光地じゃないから、地元のバスなどが主な交通手段になる。その場で算段しなきゃならないし、言葉の壁を考えると安易に「行ってみた〜い」とは言えないのがつらいなあ。

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