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2016年8月12日 (金)

【告知】8月14日コミックマーケット90に参加します

 オリンピックや高校野球の宴たけなわですが、東京ビッグサイトでは今日からいよいよ「コミックマーケット90」が始まります。私は12日、13日が仕事日なので、13日に勤務先から直行して、3日目の14日にサークル参加します。スペースは西ホール「き−05b」です。創作エリアで、比較的まったりしているかと思いますので、ぜひお立ち寄りください。
 なかなか時間が確保できず、新刊がないのは大変申し訳ないのですが、来年のSF大会を申し込んでしまったのでそれを目標にここ1年以内になんとかしたいと思っています。今回は7月のSF大会いせしまこんとペーパーをいっしょにしたのですが、大きく紹介していた「水のいきもの」テーマの切り絵しおりのいくつかの在庫がなくなってしまったので、それをつくり足していました。オオサンショウウオとカンブリア生物のオパビニア+ウィワクシアはできました。あとは最後のリボンつけだけ残っているのですが、新幹線の中かホテルで仕上げようと思っています。あと3種のカンブリア生物は、ちょっと間に合わないかも。夏はイベントに出歩くことも多くて、子どもが家にいると雑用も増えて、家でじっと創作している時間が少なくなる…… なかなか悩ましいです。出歩いたネタはたまっているのですが、ブログ記事を書く時間もありません。ああ、1日40時間ほど欲しい!
 日本列島熱帯化で、ことのほか暑くなりそうなコミケ。みなさん、熱中症に気をつけて参戦してください。

 今回のおまけは、千葉県立博物館の「驚異の深海生物」、池袋ジュンク堂の吉野朔実原画展、神奈川県立近代美術館・葉山館の「クエイ兄弟ーファントム・ミュージアム」あたりを狙っています。

2016年6月27日 (月)

映画「火の山のマリア」

「火の山のマリア」 2015年 ヴァテマラ/フランス 93分
 ミニシアター券があと1枚あったので、現在上映している中から、「これ」と思うものをカンで選んだ。京都シネマで上映していた火山のふもとの高地に住むマヤ民族の少女を主人公にしたヴァテマラの映画。ヴァテマラといえば中米の小さな国で、以前読んだ旅行記にアンティグアという町に「禅」という安宿があったなあ……と連想するくらいで、あまり予備知識なく観たのだけど、これはとても良かった! 舞台はアンティグアのような町ではなく、火山の麓の田舎だ。淡々と描かれるマヤの貧しい日常の暮らし。あまり表情のない娘マリアとよくしゃべる母親。マリアの妊娠が発覚し、出産直前に毒蛇にかまれ、都会の病院に行く。地元の言葉カルチケル語しか話さない先住民と周囲で交わされるスペイン語の会話。そこに社会のひずみが押しつけがましくなく描かれる。
 パンフレットを買ったら、岩波ホールのエキプ・ド・シネマのパンフだった。解説が詳しく、勉強になる。

2016年6月26日 (日)

映画「地獄の黙示録」

「地獄の黙示録」劇場公開版〈デジタルリマスター版〉 1979年 アメリカ 147分
 春に、インド映画を京都と大阪で何作品か上映されるので、関西のミニシアターを共通で使える割引券を買っていた。しかし、年度末年度初めの繁忙で結局1回も行けずじまいで有効期限が近づいてきた。そこで、『ディエンビエンフー』つながりでベトナムにちょっと入れ込んでいるので、京都みなみ会館でデジタルリマスター版が上映されていた「地獄の黙示録」を観てきた。
 これは超ユーメイな作品なのだが、ちゃんと映画館で観た記憶がない。TV放映を観たかもしれないのだが、あまりよく覚えていない。改めて観ると、やっぱりなかなかド迫力な映画だった。『ディエンビエンフー』のパラレルワールドの狂気に負けず劣らす、「地獄の黙示録」ではベトナム戦争でのアメリカ軍の狂気が強烈に描かれている。サーフィンしたいがために攻撃をしかけるか? あの、奥地のキャンプでの狂乱はなに? 躁状態でないとやってられないのか。でも、コッポラは別にベトナムでなくても戦場ならどこでも良かったんだ。戦争の狂気を描くのに、ちょうどアメリカが敗戦したベトナム戦争がハマっていたわけか。原作となった『闇の奥』の舞台はアフリカだったようだし、ロケはほとんどフィリピンでされていたようだ。カーツ大佐が王国を築くカンボジアの先住民の描写もヘン。ベトナムとカンボジアであんなに文明の差はないだろう。ずいぶん呪術的におどろおどろしく未開人っぽく描かれている。やっぱりこれはアメリカの映画なんだなあ。ごめん、ちょっと見方が偏っている。

2016年6月25日 (土)

マンガ『ディエンビエンフー』12巻(未完)

『ディエンビエンフー』 西島大介著 (小学館)
 前日の記事『WOMES』とは、戦争つながりか、「IKKI COMIX」つながりか? でも、そうでなくても、11巻までイッキ読みして以降、待望の新刊! 待ってました! え? ええぇ〜! 12巻が最終刊! そして未完! 本屋で見つけた時にボーゼンとしてしまった。
 この物語の終わりは、1巻のプロローグに描かれている。1973年3月米軍完全撤退。あの爆発はなに? 12巻でまだ1970年、寓話的な胡志明杯(ホー・チ・ミン・カップ)のステージで、米軍、ベトコン、北ベトナム、カンボジア、ラオス、フランス、中国、オーストラリア、ソ連などが入り乱れ、血で血を洗う。そして、ふたりはまだお互いを知らない…… この狂気をはらんだ危険な物語はまだ終わらない…… いつかどこかで再開して、1巻のプロローグまで連れていってほしい。

2016年6月24日 (金)

マンガ『WOMES』第5巻(完結)

 『WOMES』 白井弓子著 (小学館)
 第4巻が2013年7月、その時には第5巻は2014年夏頃刊行予定だったが、実際は2016年2月に、ほとんど書き下ろしで完結した。最終巻は約350ページの大増ページだが、それでも、ずいぶんギュウギュウに詰め込んだ感がある。碧王星の現地生物(ニーバス)の謎や転送器官の謎は、3回読み直して、やっぱりわからない部分もある。できれば、もう少しわかりやすく導いてほしかったなあ。そして、戦争は解決したようにみえたが、第1移民(ファースト)と現地生物(ニーバス)は共存し歴史は続いている。SFのステージは決して人間本位には進まない。
 また、雑誌「IKKI」で2009年から連載が始まったが、その後2010年12月号をもってコミックスの書き下ろしに以降したあと、雑誌にコラム的なページを連載していた。それを白井さんが同人誌にまとめている。『WOMBS REMNANT(ウームズ レムナンツ)』2016年1月刊(自費出版)がそれだ。私はコミティアで手に入れたが、Kindleでも出ているらしい。内容は、「転送隊レポート Peronal Story」(それぞれのキャラの独り言のようなもの)、「碧王星博物誌」、「転送隊4コママンガ」等だ。こっちは肩の力を抜いて楽しみたい。

2016年6月22日 (水)

追悼 吉野朔実

 吉野朔実さんの訃報が流れたのは、5月2日。忘れもしない、自分の誕生日だったから。仕事の帰りの電車でTwitterを見たときは、愕然とした。亡くなったのは4月20日。享年57歳。「病気のため」としか書かれていなかったので詳細はわからないが、本当に急なことだったんだろう。4月28日発行の雑誌「月刊flowers(フラワーズ)」の6月号には読み切り新作の『いつか緑の花束に』が掲載されていて、創刊15周年記念インタビューでは、最後の方に「これから描いてみたい話などはありますか?」という問いに対して、長短含めて心の中にいつもネタがあり、中には「10年もの」のようなネタもあるといったような内容を答えている。ああ、そのネタもいっしょに本人が天国に持って行ってしまった。もう、私たちがその作品を読むことは出来ない。
 昔、雑誌の「ぶ〜け」を読んでいたので、吉野朔実さんはリアルタイムで知っている。実は、デビュー作の『ウツよりソウがよろしいの』を雑誌で読んだ記憶はないのだが、そのあとの『グルービー・ナイト』のような1930年代のアメリカのかっこよさ、その後の『月下の一群』のフツーの大学生活マンガのようでちょっと外れた思考回路のキャラが印象的でその後ずっとコミックスはチェックしていた。私の持っている最古のコミックスは、1982年刊のぶ〜けコミックス『グルービィナイト』。その頃の絵は現在よりも少女マンガちっくだが、1990年代くらいから、現在の絵に近くなってくる。細い線が印象的な綺麗な絵で、作品のテーマは重い。人間の思考回路に「普通」というものはないのだと、これでもかと突きつけてくる。登場人物の一点を通すような視線で。最後の連載となった『period(ピリオド)』は、ずっと心に痛みを感じる作品だった。長編も多いけど、短編も秀逸なものが多い。「月刊flowers(フラワーズ)」掲載の作品も多かったのでリアルタイムで読んでいたものもある。
 他にも、「本の雑誌」に掲載されていた『吉野朔実劇場』も面白くて、ストーリーマンガとまた違った吉野朔実さんがみえた。持っていない本は文庫本化の分と、映画エッセイと大和書房の絵本を挿絵だけ提供している本ぐらいかなあ。あ、春日武彦さんとの本も2冊しか持っていない。それでも、コンスタントにお仕事されていたので、けっこう冊数が多い。30年分、しばらく読み返していなかったので、時間があれば再読したい。(退職したら?)
 ご冥福をお祈りします。合掌。

2016年6月21日 (火)

写真集『Tannery』とトークイベント「写真集『Tannery』ができるまで」

 雨がしとしとふる月曜日、土日働いた分、月曜が休日なので雑用のあと、丸善ジュンクと誠光社を2軒回るつもりで河原町に出かけた。平日のうえ天気が悪くて、あちこちが空いていて楽々だ。誠光社も以前行ったときと違って、初めのうちは貸し切り状態だったので、カバンを床に置いて端から端まで順繰りに棚を見ていく。奥の小さなギャラリーまで行くと、「あれ? なんかインドらしい写真がある」と思って覗くと、「どうぞ、バングラデシュの皮なめし工場の写真展です」と声をかけてくれたのが、作者の写真家の吉田亮人(あきひと)さんだった。(パソコン打ってたからので、お店の人かと思っていた) はじめはタイトルの読み方(「タナリー」と読む)も、工場のあるハザリバーグという地名もわからなかったが、いろいろお話していただいて、つい、その皮なめし工場で作った皮のカバーがついている特装版を予約した。たまたま写真展は今日から始まっていて、ネット予約はあったけど、書店では初めてということで、有り難くも書店予約第1号の栄誉にあずかった。

 その時にいただいたDMに、5月30日(月)にトークイベント「写真集『Tannery』ができるまで」が開催されることが載っていた。誠光社にて、吉田亮人さんと、今回の写真集の装丁をした矢萩多聞さんとのトークイベントだ。多聞さんは以前Tarabooksのお話を一乗寺恵文社で聞いたことがある。これはまた、ラッキーなことに月曜日なので、後日電話で申し込んだ。当日は18時でいったん閉店して、18時30分から受付、イベントは19時開始という。あの狭い店内のどこでやるのかな?と思ったら、真ん中の両面書架にキャスターがついていて端に移動され、イスが並んで20人ばかりの会場ができていた。数日前に予約確保の電話もいただいていたので、開始前に購入。吉田さんと矢萩さんの息の合った掛け合い漫才……もといトークで、吉田さんは小学校の先生をしていて、奥さんに「写真をしたら?」といわれるまで、写真をやったことなかったこと、パリの展覧会に出展したときのドタバタ?や皮なめし工場にどうやってアプローチしたかなど、次々と話がわいてでてきて2時間があっという間だった。終了後「Tannery」にサインもいただいた。
 
 その写真集『Tannery』だが、これは自費出版になる。レザーケース付きの特装版は100部、「コルドバ」という皮のような特殊紙を揉んで伸ばして折って手作りしたカバー付きの普及版400部。ページは180度に開くコデックス装で、表紙がない。多聞さんが「ケースから内蔵が出てくるかんじで」という表現を使っていたのがうなずける。まさに、この写真集の皮は本当にぬめっとした生臭い皮だ。それが、特装版に整えられた赤いケースの皮と本当に同一なのかと疑いたくなる。職人はほとんど装備なく皮をなめす劇薬を使う。蒸し暑く、ものすごい臭いが充満しているらしい。なかなかすさまじい情景だ。思えば、原始に動物の皮は、織物よりも先に人類が身にまとった衣服だ。昨日の記事に書いた『エイラ−地上の旅人』には何度も、狩りをして、動物を解体して、皮をはいで、なめして……という作業が描写されている。その頃は硫酸やクロムといった薬品はなかったはず。たしか、皮を白くするのに、おしっこをためて……という説明があったなあ。クロマニヨン人もやっていた皮なめしが、どうしてこうも薬品漬けになったのか。文化の数奇な歩みを考えさせられる。

 吉田亮人さんのホームページはこちら 

2016年6月20日 (月)

小説『エイラ−地上の旅人』全6部全16巻

 ジーン・アウル著、ホーム社発行『エイラ 地上の旅人』全6部全16巻を約3年かけて読んだ。5歳(推定)の頃、地震によって家族・一族を失ったクロマニヨン人の子どもエイラが、ネアンデルタール人の氏族にひろわれ、そこで成長し、その後そこを出て、同族(異人)と出会い、在るべき場所にたどり着くまでの壮大な旅の物語だ。
 発行は読み始めるまでよりずっと以前なのだが、完結してからにしようと思っていたので、最終巻が出たことを確認して読み始めた。実はそれ以前に、この小説は児童文学として評論社から第4部まで発行され、未完に終わっている。そっちの方も読んだ。併せて発行順に並べてみると、以下のようになる。

シリーズ「始原への旅立ち」(評論社版)
『大地の子エイラ』(上・中・下巻)1983年刊
『恋をするエイラ』(上・中・下巻)1985年刊
『狩りをするエイラ』(上・中・下巻)1987年刊
『大陸をかけるエイラ』(上・中・下巻)1993年刊

シリーズ「エイラ−地上の旅人」(ホーム社版)
『ケーブ・ベアの一族』(上・下巻)2004年刊
『野生馬の谷』(上・下巻)2004年刊
『マンモスハンター』(上・中・下巻)2005年刊
『平原への旅』(上・中・下巻)2005年刊
『故郷の岩屋』(上・中・下巻)2005年刊
『聖なる洞窟の地』(上・中・下巻)2013年刊

 いちばん最初に評論社版の第1部を読んだ。それがめっちゃ面白くて、数々のふりかかる危機にエイラが立ち向かい、乗り越えていく様子がハラハラドキドキの連続で、分厚い全3巻を一気に読み切った。終巻まで読んだ今でも、第1部がいちばん面白かったなあと思う。しかし、エイラが成長して行くにつれて、どうしてもセックスが官能的に絡んでくるし、大人同志のかけひきが多くなってくるし、人がいろいろ死んだり、ちょっと残酷なシーンもある。児童文学としてはしんどいかなあ……と思っていたら、評論社版が出なくなった。あとで、ホーム社版をみたら、著者は大人向きに書いた小説であり、全訳版が出たことがうれしいといったようなメッセージが書いてあった。評論社版は抄訳だったのか。(といっても、ボリュームをみると、削られたのはわずかだろうと思う)だいぶ前に読んで、読み返していないけど、第1部なら最後の方に、カニバリズムを思わせる箇所があったので、そこらへんかなあ。ただ、それだけではなくて、原書の発行ペースも後半落ちている。第1部から第4部までは、1980〜1990年でコンスタントに発行されているが、第5部が2002年、第6部が2011年と、ずいぶん間があいている。そして、第5部が出て以降、ホーム社が版権を買い取って、訳も新たに第1部から発行しなおしたようだ。
 読み切るのに3年もかかったのは、そればかり読んでいたわけではなく、並行してや巻の合間に別の本を読んでいたりしたからだ。なんせ、分厚いハードカバーなので、通勤に持ち歩くのをときどきやめたくなる。また、ストーリーの中に、大自然の描写や薬草や狩りや暮らしの様子が詳しく調べられて語られる。もし現代社会が崩壊して原始にもどっても、エイラたちの知恵があれば生き残れるかもと、思わせられるほど詳しい。詳しいが、ちょっとかったるくなる。休憩したい。
 でも、読み切れたのは、やっぱり面白かったからだ。人の思考や簇(むら)の慣習は現代とは異なり、なじまないかもしれない。でも、何もないところから知識を獲得し、新しいことを始めていく行程は、読んでいてぞくぞくする。生きることは進化であり、こうして人類は今まで歩んできたんだと時空を超える思いを抱いてしまう長い旅だった。

2016年6月18日 (土)

「生命大躍進 –脊椎動物のたどった道−」

 4月16日〜6月19日まで大阪市立自然史博物館で、特別展「生命大躍進 –脊椎動物のたどった道−」が開催されている。(ああ、そうこうしているうちにあと2日で終わってしまうよ)あの、アノマロカリスやハルキゲニアなどのカンブリア生物の化石が観られる! 私にとってはとてもうれしい企画だ。しかし、これは昨年の夏に東京の国立科学博物館(科博)で開催されていた展示の巡回らしい。あれ? 科博の展示なら、GWか夏でだいたいおさえているのに、なぜ気がつかなかったんだろう?……と思ったら、昨年の夏はコミケから即、妻有の「大地の芸術祭」に行ってしまっていたんだわ。ともあれ、大阪に来てくれてうれしい。
 展示の宣伝では、やたらカンブリア生物がクローズアップされていたけれど、全体としては先カンブリアから人類が誕生する新生代までの壮大な進化の展示なのだ。なので、カンブリア爆発の生物群が出てくるのは、ほんの最初の方だけ。それもイラストの大きさに比して、実物の化石は小さい。1センチ2センチといったものも多い。アノマロカリスは30センチ〜1メートルのものもあったようだが。なので、イラストではアノマロカリスの方がでかく描かれているが、シルル紀のウミサソリのほうが2メートル以上もあってはるかに大きいのだ。そして中生代の恐竜たちはさらにでかい。本物の化石でその数億年の進化を実感できる、とってもマジメな展示なのだが、いかんせん、化石は地味。要所要所にCGの解説動画があって(NHKの番組の一部か?)、こっちの方が派手なので子どもたちは面白そうに観ている。たしかに動きがあってわかりやすいのだが、これって大きさが実感できない。アノマロカリスもウミサソリも恐竜も同じくらい大きくて凶暴な生物にみえてしまう。
 私が行った日は、土曜日だったので、お子さまも多く、家族連れでとても賑わっていた。土曜日に行ったことを後悔した。平日に来ればもっとゆっくりできたかな。それに館内では、解説動画以外は撮影OKなのは驚いた。所々に復元模型もあり、家族連れはポーズをとって模型といっしょに撮影会状態。念のため、出口の職員さんに、館内の写真はblogやTwitterへのUPはOKなのか聞いてみたら、「著作権があるので、勝手にあげたら訴えられます」と言われた。……そうなのか。けっこう既にネットにあがっているけど。聞いた私が悪かったのか。まあ、そう言われたので、写真は入り口だけにしておくことにする。
 展示の化石は、それぞれ得意分野があるようだ。カンブリア生物群はロイヤル・オンタリオ博物館、三葉虫もたくさんあったが立松某の個人蔵のものらしい。東京の科博の収蔵品も多い。そして、図録は解説がとても詳しく、写真もはっきりしてとてもいい。私がカンブリアしおりを作ったころ参考書にしたイチオシは、雑誌「Newton」の2007年5月号の特集「進化のビッグバン」だった。最近、技術評論社の「生物ミステリーPRO」シリーズの『エディアガラ紀・カンブリア紀の生物』が次点で加わったが、イマイチ絵が粗い。この図録は数少ない貴重な参考になりそうだ。

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2016年6月15日 (水)

瀬戸内国際芸術祭 春の巻(高松・宇野)

 今回は女木島・男木島・豊島がメインだったから、高松と宇野は船に乗る時間調整の間に港の近くをちょっとまわっただけだった。高松港は、リン・シュンロンの木製のほおずきのようなモニュメントが印象的。中にも入れて、銅鑼も鳴らせる。

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 宇野港には、淀川テクニックのチヌがいた。以前より少し黒っぽくリニューアルした? また、JR宇野駅がモノトーンの模様をつけてアートしていたが、無人駅になってしまっていたのにも驚いた。芸術祭の期間だけでも(できれば英語のしゃべれる)駅員さんがいたほうがいいと思うのだが。

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 今回は、天気も素晴らしく良くて、いい島旅ができた。また、夏と秋にもどこかの島に行けたらいいなあ。……と言っていたら、あと1ヶ月ちょっとで夏期が始まってしまうよ。

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